節分やバレンタインデーといったイベントでにぎわう2月、豊橋では天下の奇祭と呼ばれる「鬼祭」や初まつり（梅まつり）が開催されますね。
ここでは豊橋市で起きたできごとのうち、TASUKI記事では紹介しきれなかった注目のトピックや、これからぜひチェックしていただきたい情報をまとめて紹介しています！
国内唯一の快挙！まちなか図書館が国際的デザイン賞で最優秀作品に
まちなか図書館が、IIDA（国際インテリアデザイン協会）・AIA（アメリカ建築家協会）が主催するデザイン賞で最優秀作品に選ばれました。
また、アメリカの老舗インテリアデザイン誌「Interior Design Magazine」のデザイン賞にも入選しています。
まちなか図書館は世界を広げ、まちづくりに繋げる“知と交流の創造拠点”をコンセプトとし、多彩な蔵書だけでなくバリエーション豊かなスペースがあります。ワークショップなども開催され、人とのコミュニケーションも楽しめる図書館です。
久遠チョコレート奮戦の物語が映画化！「チョコレートな人々」全国公開中
豊橋駅前ときわアーケードにある久遠チョコレート。美味しくておしゃれなチョコレートで話題の人気店です。
全国に52の拠点があり、年間売り上げは16億円。全従業員約570人のうち６割は心や体に障がいがあり、最近はシングルペアレントや不登校経験者など生きづらさを抱える多様な人たちが働く職場にもなっています。
そんな久遠チョコレート奮闘の物語が映画化され、2023年1月より全国で順次公開されています。
公式サイト
https://tofoofilms.co.jp/catalog/catalog-1141/
※上映情報など詳しくは、劇場のHPでご確認ください
東海４県で唯一！「とよはし産業人材育成センター」がドローン操縦士の国家資格実地試験会場に選定
産業人材の育成を目的として設立された「とよはし産業人材育成センター」には広大な屋内空間である実習室があり、屋内でドローン飛行が可能な施設としては中部地区最大級の広さを誇ります。
また、国土交通省航空局の飛行許可申請が不要でドローンの飛行操作ができるため、ドローンの操縦や講習等の場として全国各地から注目を集めています。
この度、国土交通省による「ドローン操縦ライセンス国家資格制度」開始にあたり全国で唯一の指定試験機関となった一般財団法人日本海事協会（ClassNK）が実施する「無人航空機操縦士試験」の全国10会場のうち東海４県唯一の実地試験会場としてセンターが選定されました。
コンテスト入賞の農業スタートアップ３社が豊橋市と実証実験へ
全国有数の農業地帯である豊橋市は、スマート農業やアグリテックによる農業の課題解決へ取り組んでいます。その中でアグリテックコンテストを開催し、1月18日に最終審査が行われ実際に地域の農家と手を組んで実証実験を行うスタートアップ3社が選ばれました。
【テラスマイル株式会社】
栽培が盛んなトマトの収穫傾向予測支援の仕組みを構築。データを活用した農業経営の土壌をつくっていきます。
【クオンクロップ株式会社】
地球環境に負荷をかけないようにする消費行動・サステナブル消費への関心の高まりを背景に開発したアプリ「Ｍｙエコものさし」を使用。商品のエコ度などが分かるアプリで、花の分野で温室効果ガスの削減貢献量などを測れるアプリを目指します。
【株式会社TOWING】
人工土壌をつくる技術を活用し、脱炭素・有機転換を両立する「高機能バイオ炭」を開発。果樹の剪定枝や畜糞などのバイオマス資源をバイオ炭化して栽培実証を行い、地域循環型社会の実現を目指します。
今後の実証実験の進捗状況については、TOYOHASHI AGRI MEETUP特設サイトにて発信されます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000224.000025583.html より引用
TOYOHASHI AGRI MEETUP 特設サイト
https://toyohashi-agri-meetup.jp
徳川家康と豊橋のつながりが分かる「若き家康 奮闘の軌跡」開催中
家康といえば、岡崎・浜松・静岡のイメージがありますが、若き日の家康にとって重要な拠点だったのが豊橋市だったのをご存知ですか？
豊橋市中央図書館では、2023年1月28日（土）より市内のお寺や神社の協力で家康に関する古文をが集め、資料展を開催しています。
2/19には展示担当者が見どころを解説するギャラリートーク、3/5には専門家による記念シンポジウム（定員80名、要申込）も開催！
詳細はこちらから ▼
https://www.library.toyohashi.aichi.jp/facility/chuou/information/2023/01/4-9.html
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2/9 朝ドラ「エール」の縁で 豊橋市と福島市「パートナーシティ」に
福島市出身の作曲家・古関裕而氏と、その妻で豊橋市出身の金子さんをモデルとするNHK朝の連続テレビ小説「エール」。その舞台となった両市が古関さんと金子さんが結婚の届け出をした2月9日に「パートナーシティ協定」を結ぶこととなりました。同日には豊橋市役所で締結式と、記念セレモニーが行われました。
豊橋市は海外の4都市とパートナーシティ協定を結んでますが、国内での協定は初めて。朝ドラの誘致活動がきっかけになったのだそう。
すでに「ええじゃないか豊橋まつり」へ福島市が参加したり小学校のオンライン交流が行われており、パートナーシティ協定後には文化や産業、防災、教育、祭りなどの分野で交流を深めることが期待されています。
まとめ
寒い日々の中でホッと嬉しくなるニュースやアツいニュースがたくさんありましたね。
特にまちなか図書館の受賞や久遠チョコレートの映画化など、市民に愛される豊橋のスポットが市外からも高い評価を受けたのが印象的でした。
年度末へ向けてさらに忙しくなりますが、来月もどんなニュースが飛び込んでくるかとっても楽しみです！