NHKドラマどうする家康スポット

2023年1月8日からNHK大河ドラマ「どうする家康」が放送開始されました。主演は松本潤さん、脚本はリーガル・ハイなどで人気の古沢良太さんです。
本作は室町時代の後期から江戸時代を舞台に徳川家康の人生を描いています。撮影は物語の舞台となる愛知県でクランクインし、県内外のゆかりある地でも撮影が行われました。

今回はドラマ中にも登場する歴史スポットや三河地方での撮影ロケ地、関連イベントをご紹介します!

NHK大河ドラマ_徳川家康

3つの大河ドラマ館が開館!

「どうする家康」の放送を記念して、徳川家康にゆかりの深い3つもの市で大河ドラマ館が新しくオープンします。
徳川家康が生まれた岡崎市、天下統一へ向けての足場となった浜松市、人生の3分の1を過ごした静岡市。
いずれの市もその土地ならではの家康の姿を知ることができそうですね。

徳川家康生誕の地 岡崎市の大河ドラマ館

岡崎公園内にある歴史資料館「三河武士のやかた家康館」を改装してオープン。
メイキング映像や小道具等のほか、サイン色紙や一緒に写真撮影できる等身大パネルが展示されます。
公園内には家康が生まれた岡崎城、昇竜伝説が残る龍城神社もありますので、合わせて訪れてみてはいかがでしょう。

開催期間 2023年1月21日(土)~2024年1月8日(月・祝)
営業時間 9:00~17:00(最終入場:16:30)
定休日 無休
公式サイト https://okazaki-kanko.jp/dousuru-taiga
お問い合わせ 0564-25-1883
※メールフォームhttps://okazaki-kanko.jp/dousuru-taiga/contact

天下統一を支えた 浜松市の大河ドラマ館

家康が築城した浜松城の二の丸跡地とされる浜松城公園に開館。プレオープン中は「どうする家康」の基本情報に加え、過去の大河ドラマの中の家康が紹介され、様々な家康を知ることができます。グランドオープン後は衣装や小道具などの展示に切り替わり、ドラマの世界が体感できますよ。

開催期間 プレオープン 2023年1月22日(日)~2023年2月28日(火)
グランドオープン 2023年3月18日(土)~2024年1月14日(日)
※3月1日(水)~3月17日(金)は展示入れ替えのため休館
営業時間 10:00~18:00(最終入場17:30)
定休日 なし
公式サイト https://hamamatsu-ieyasu.com/doramakan/
お問い合わせ 050-3154-0830

家康公が愛したまち 静岡市の大河ドラマ館

静岡の大河ドラマ館は、家康が元服式を行った静岡浅間神社の境内に開設。こちらの神社は徳川幕府の祈願所として崇敬され、壮麗な社殿は見ごたえがあります。今川家の人質だった十代の頃・五ヵ国を治めた大名時代・大御所と呼ばれた晩年と、家康は生涯の多くを静岡で過ごしました。ここではドラマを中心に、家康と縁の深い静岡ならではの展示物が見られます。

開催期間 2023年1月27日(金)~2024年1月28日(日)
営業時間 9:00~18:00(最終入場:17:30)
定休日 なし
公式サイト https://www.shizuoka-ieyasu.jp/
お問い合わせ 054-297-5111

初回に登場!田原市の海岸でロケ

徳川家康のふるさとであり、ゆかりの地が数多く存在する東海地方。「どうする家康」は愛知県内でも撮影が行われました。
詳細は公開されていませんが、初回の放送にある波打ち際でのシーンは田原市の海岸で撮影されたそうです。

初回は戦国時代の転機となった桶狭間の戦いが取り上げられましたが、その中で波打ち際を徳川家康がトボトボと歩くシーンがあります。こちらのシーンが田原市での撮影なのではないでしょうか。

長篠の戦いの舞台 新城市

三河国長篠城をめぐって織田信長と徳川家康の連合軍3万8000と武田勝頼軍1万5000が激しく戦った長篠の戦い。その舞台となったのが現在の愛知県新城市周辺の地域です。
新城市にはこの歴史的な戦いのきっかけとなった長篠城の城址や、歴史資料を展示する資料館があります。
また、徳川家康にとってゆかりの深いスポットもたくさんある土地です。

長篠城址・長篠城址史跡保存館

現在の豊川と宇連川の合流点に位置し、この2つの河川と断崖などで武田軍1万5000人の猛攻をわずか500人ほどで守りきりました。
址となった今でも残る堀や土塁、家康も眺めたであろう自然の景色など歴史に想いを馳せるのにおすすめのスポットです。
また、城址には「長篠城址史跡保存館」があり、歴史の舞台を歩く史跡巡りコースも紹介されています。

<長篠城址史跡保存館>

営業時間 9:00~17:00(最終入場:16:30)
定休日 毎週火曜日(火曜日が休日の場合、次の平日が休館)
年末年始(12月29日から1月3日)
詳細 キラッと奥三河観光ナビ
お問い合わせ Tel:0536-22-0162

設楽原歴史資料館

長篠の戦い決戦場跡の近くにある設楽原歴史資料館は当時の歴史や合戦の背景などわかりやすく展示されていて、特に火縄銃の展示数が多いのが特徴。
少し距離はありますが長篠城歴史資料館と共通入場券もありますので、ぜひそれぞれご覧いただきたいスポットです。

営業時間 9:00~17:00(最終入場:16:30)
定休日 毎週火曜日(火曜日が休日の場合、次の平日が休館)
年末年始(12月29日から1月3日)
詳細 キラッと奥三河観光ナビ
お問い合わせ Tel:0536-22-0673

満光寺

武田信玄との戦いに大敗し逃げていた家康と家臣が満光寺で一泊することとなり、寺の鶏のおかげで命拾いしたというエピソードのある寺です。
また寺の庭園が素晴らしいことでも知られており、新城市や愛知県の指定文化財に選ばれています。背景にある山の地形を活かした書院庭園と庫裡庭園の二庭があり、庭園の文化財として1,143平方メートルもの面積が指定されています。

営業時間 8:00~16:30(閉門)
定休日 無休
詳細 キラッと奥三河観光ナビ
お問い合わせ Tel:0536-34-0116

まとめ

のちに天下人となり260年あまり続く江戸幕府を開いた偉大な将軍、徳川家康。誰もが知る有名人ではありますが、まだ広く知られていない一面をたくさん持っている人物でもあります。
筆者は歴史ドラマや大河ドラマを普段あまり観ない方ですが、本作はとても観やすく今後の展開も楽しみですね。

岡崎、浜松、静岡で続々とオープンする大河ドラマ館も楽しみです。ぜひ周辺地域もめぐりながら足を運んでみてください!