===2017.5.16追記===
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◆第2回豊橋市長杯サーフィン大会のご案内◆
 
【当日の様子】を掲載しています!
 

 
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ご存知の方も多いと思うが、豊橋・田原・浜松にまたがる遠州灘は、全国的にも有名なサーフィンスポットだ。
この時期から夏にかけて、静岡県の御前崎から愛知県の伊良湖岬までの海には大勢のサーファーが訪れる。
その中でも、2016年6月26日ひときわ豊橋の海岸に人が集まった場所があった。
 
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110周年市民提案イベントの一つである、「第1回豊橋市長杯サーフィン大会」が開催されたのだ。

今回は、当日の大会の様子と、それを支えた熱い男たちを紹介したい。

サーフィンとは

まず、サーフィンとは、サーフボードの上に立ち、波が形成する斜面を滑走するスポーツだ。

ルールは簡単。
・一つの波に、一人が乗る。
・基本的には波のブレイクしているところにより近いサーファーに優先権がある。
・沖に向かうときサーファーが波に乗ってきたら彼の邪魔にならないように注意する。
・もしルールを破ってしまったときには素直に謝罪する。

ルールというよりもマナーですね。
 
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波に乗り出す(テイクオフする)ときや他人が波に乗ってきたときには、特に周りをよく確認しましょう。
これを怠ると、自分だけでなく相手にも思わぬケガをさせてしまう可能性があるので気をつけて、あとは自然を楽しみましょう。
 
では、最近サーフィンがオリンピックの種目に選ばれたりと話題になっていますが、サーフィンの大会とはどのようなものなんでしょうか。
サーフィンの大会は、決められた時間と海域の中で、最高のパフォーマンスをした人の勝ちです。
難易度の高い技やパワー・スピードなどを海岸から見ている審査員により、評価されます。
その点ではフィギュアなどと似ているかもしれません。

しかし、他の競技と大きく異なるのは、場所やタイミングにより、自分のところに来る波の形状が毎回異なることです。しっかりと先の波を読み、良いポジションを取ることが勝負を左右します。
 
今回の「第1回豊橋市長杯サーフィン大会」も基本的なルールは同じ。NSAジャッジ基準に則り、ジャッジ委員会の方々の厳正な審査が行われました。
※詳細:1ヒート12分、マキシマムウェーブ8本、ベスト2ウェーブ

大会の様子

早朝6:00にもかかわらず、続々とサーファーやその関係者、300人以上が豊橋の海に集結した。
 
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本日の波の状態は、1日を通しハラ・ムネほどのサイズを残し、特に午前中は風も弱くとても良いコンディションだった。
何よりも天気が良くて、最高の大会日和と言える1日だった。
 
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そんな中、始まった第一回豊橋市長杯。

開会式にて萩原プロから「みんなで楽しい大会にしていきましょう」という挨拶で始まった通り、
会場は様々な年代の方々が、年齢や仕事などに関係なくともに楽しんでいる様子が目に映った。
 
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試合(ヒート)

大会は、使っている板の種類や年齢や性別、技能によってクラスを細分化させなるべく多くの人が参加できるように工夫されていた。
 
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白熱した試合に、技が決まる度、観客から歓声が上がった。
 
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※写真は記事の最下部にギャラリーにしていくつか載せておきます。

 

体験サーフィン

豊橋市長杯では、キッズ向け体験サーフィンも開催。
 
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萩原プロをはじめ、伊良湖のプロサーファーが集まり、子供達にパドリング(漕ぎ方)や立ち位置などを丁寧に教えていた。
 
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はじめは海水の冷たさに驚く子もいたが、最終的には8割程の子がテイクオフに成功。
プロ自身も教えていてとても楽しかったと、和気あいあいとした雰囲気が流れていた。
 
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ビーチクリーン

 
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530(ゴミゼロ)発祥の地として、会場にいる人みんなでビーチに落ちているゴミを拾い、綺麗な海を呼びかけた活動も行われた。「もう拾うものが無い!」という声まで聞こえるほど綺麗になったビーチで、子供達が思いっきり裸足で走っていたのが印象的だった。
 
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サーフィンを次の世代に

「第1回豊橋市長杯サーフィン大会」の主催者である実行委員会より3名の代表者のインタビューを行った。

 

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萩原 健太さん(通称:ケンタさん)
BRAIZ SURF代表
表浜ビーチスクール代表
プロサーファー

 

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伊藤 徹弥さん(ジャンボさん)
表浜ビーチスクール
柔道整復師、アロマコーディネーターの資格を所有

 

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熊谷 聡朝さん(クマさん)
表浜ビーチスクール
趣味:フリーサーフィンの合間に地方の旨いもん食べ歩き

 
 
ーーー豊橋市長杯は、どのような大会なのですか?
 
豊橋を中心とした各ショップで参加者を集い、110周年の市民提案イベントとして初めて市と一緒に開催するサーフィンの大会です。
若いキッズから年配の方までがみんなで楽しめる大会で、実際の参加者も7歳から62歳までの幅広い年齢層が参加してくれてます。
そしてもっと、みんなから愛されるスポーツとして豊橋のサーフィンを盛り上げる始まりの大会にしたいと考えています。

サーフィンといえば、不良の遊びに思われがちです。
確かに、以前までマナーはあまり重視されてこなかった面もあるが、今は違う。
サーフィンを通じて自然や海から学びのあるスポーツとして認知されるようにしていきたいとも考えています。
 

ーーーそのために具体的に何か動いているのですか?
 
はい。
この10年、このためにかなりの時間と労力を費やして動いてきました。
具体的には浜の清掃や、地元ラジオへの出演、地域の環境の整備、防災対策、ウミガメの産卵など、サーフィンとは直接関係ないような活動を地道に続けてきました。
これらの活動を通じて、サーフィンをやる人からもやらない人からも少しずつ信頼されるようになってきたことが、今回の大会の開催に結びついたと思っています。
 
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ーーーそういう意味では、特別な大会なんですね。
 
そうですね。
普通のサーフィンの大会なら、すぐに出来ますが、行政と手を組んで開催できるようになったのは、大きな一歩だと感じています。
不良の遊びが、ここまで来るには本当に地道な10年の活動があってこそだと思ってます。
 

ーーーこれから、この市長杯をどうしていきたいですか?
 
まずは継続させていきたいです。
1回で終わってしまっては何の意味もないので、これを継続して開催することが次の目標です。
そして、いつの日か、ここで出てきた若者が次のこの大会やサーフィン界を引っ張って行ってくれるととてもうれしいですね。
 
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ーーーこれからの豊橋のサーフィンをどう見ていますか?
 
豊橋はとてもいい環境があるのに、これまで周辺地域に比べ、その点で盛り上がりに欠けていました。
しかし、この市長杯をきっかけに、僕たちはもちろん、他のサーフショップや団体もいろいろなイベントを開催するようになり、それぞれの特徴のある大会をどんどん開催していく環境ができたらもっと面白くなっていくと思っています。
あそこがやってるからとかではなく、みんなで面白い方向に持っていけたら最高ですね。
そしてここで若いサーファー達が育っていってくれることを願っています。
 
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豊橋の海

豊橋は、観光地が無いという話をよく耳にするが、週末には名古屋や大阪のナンバープレートの車をよく海で見かける。
こんなにもサーフィンに恵まれた海は豊橋の大切な財産といえるだろう。

私自身、東京からこっちに移住しようと思った理由の一つに「海」があったほどだ。

この第一回豊橋市長杯が、豊橋の海を変わる何かのきっかけになったかもしれない。
 
 
 
 

 
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