今年のGWは行動制限もなく、新型コロナウイルスの流行も落ち着いてきたということで、久しぶりに旅行やお出かけを楽しんだという方も多かったのではないでしょうか。
2023年5月8日からは、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが季節性インフルエンザと同じ「5類」に変更され、イベントの収容人数制限も廃止されました。
これらを受け、今年の夏は4年ぶりに夏祭りが復活するという地域も多いようです。
これまで自粛自粛でなかなか楽しめなかった夏、今年こそ、思いっきり満喫したいですよね!
そこで今回は、東三河の夏祭りの2023年の開催状況をご紹介します!
※本記事は2023年9月25日現在の情報を掲載しています。最新情報は各イベントの公式サイト・SNS等をご確認ください。
目次
【豊橋市】
豊橋祇園祭
手筒花火発祥の地とされる豊橋市関屋町の吉田神社の例祭である「豊橋祇園祭」。
新型コロナウイルス感染拡大後は中止していた
打上花火大会ですが、2023年は4年ぶりに開催されることになりました!
初日の7月21日には吉田神社境内にて手筒花火や台に載せた「大筒」「乱玉」も登場するそうです。22日には豊川の河川敷で打上花火が行われます。今年は桟敷席も設けられる予定で、久しぶりに間近で花火を楽しむことができそうですね!
開催日 | 2023年7月21日(金)〜7月23日(日) |
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開催内容及び場所 | 21日:手筒・大筒・乱玉奉納(吉田神社境内) 22日:打ち上げ花火・スターマイン・仕掛花火など(豊川河畔) 23日:吉田神社例祭・頼朝行列・饅頭配り・笹踊り・神輿渡御(吉田神社出発) |
お問い合わせ | 豊橋祇園祭奉賛会事務局 TEL:0532-53-5528 |
公式HP | https://www.toyohashigion.org/ |
納涼まつり(夜店)
毎年6月の毎週金・土・日曜日に豊橋公園で行われているお祭りで、大正時代から続く夏の風物詩として豊橋市民から長年親しまれてきました。
「金魚すくい」や「ヨーヨーつり」「射的」など、お祭りの定番の露店が多く並び、子どもから大人まで楽しめるお祭りです。
そんな納涼まつりですが、2023年も開催が見送られることとなりました。
来年こそは開催され、以前のような賑わいが戻ることを願いましょう!
ええじゃないか豊橋まつり
(出典:愛知県の公式観光ガイドAichi Now HP)
毎年10月第3土・日曜日に行われる「ええじゃないか豊橋まつり」の2023年の開催が決定しました!
こちらのお祭りは、昨年度3年ぶりに開催され、コロナ対策で規模を縮小しての開催ではありましたが、メインの「総おどり」では、連続テレビ小説「エール」で交流が生まれた福島市も参加し、大きな盛り上がりを見せました。
今年の詳細は決まり次第、公式サイトにて発表されます。今年の総おどりや各種イベントも楽しみですね!
開催日 | 2023年10月21日(土)・22日(日) |
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開催場所 | 豊橋市中心部 |
お問い合わせ | 豊橋まつり振興会事務局(豊橋市産業部観光プロモーション課) TEL:0532-51-2430 |
公式HP | https://toyohashimatsuri.jp/ |
第28回 炎の祭典
毎年9月の第2土曜日に豊橋市で行われてきた観光イベント「炎の祭典」。東三河地域に伝わる勇壮な手筒花火の他、仕掛花火や台物など多彩な花火を楽しむことができます。
新型コロナ感染拡大を受け、2021年は中止(11月に無観客での放揚を実施し、動画配信)、2022年は観覧席数を制限するなどの感染対策を行った上で11月に実施されました。
そして、今年も11月3日(金・祝)、4日(土)に有観客での開催が決定しました!
観覧チケット等の詳細は夏頃公開予定ということです。
竹筒を抱え、火の粉を浴びながら打ち上げられる手筒花火は、思わず息を呑んでしまう程のの大迫力です。ぜひ一度観てみてはいかがですか?
開催日 | 2023年11月3日(金・祝)・4日(土) 両日とも開場16:00、開演17:00、終演18:30(予定) |
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開催場所 | 豊橋公園内豊橋球場特設会場 |
観覧チケット | 全席指定(当日のチケット販売はなし)、詳細は2023年夏頃公開 |
お問い合わせ | 炎の祭典実行委員会(豊橋商工会議所内) TEL:0532-53-7211 |
公式HP | https://www.toyohashi-cci.or.jp/event/honoo.php |
【豊川市】
豊川市民まつり「おいでん祭」
(出典:豊川市観光協会HP)
1989年に誕生した「おいでん祭」は、豊川手筒まつりとともに「豊川市民まつり」として位置付けられてきたお祭りで、「よさこいINおいでん祭」や「市民”おどら舞”コンテスト」といったダンスイベントや、商業・グルメコーナー、陸上自衛隊の企画などが行われています。
この3年間は開催が見送られてきましたが、2023年は4年ぶりに開催されることになりました!
今年は、よさこい踊りが「ダンスフェス23」にリニューアルし、2日間で55チームが参加し、会場各所で自慢の踊りを披露します!
他にも、今年新たに行われる「おいでん祭だよ!働く車集合!」では子どもと一緒に実際の車両を見学できたり、グルメ会場にサブステージを設けて食事をしながらよさこい踊りや民族音楽の演奏を楽しむことができたりするなど、よりパワーアップしたおいでん祭を満喫できること間違いなしですね!
開催日 | 2023年5月27日(土)・28日(日) |
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開催場所 | 豊川市野球場周辺 |
お問い合わせ | おいでん祭実行委員会(豊川商工会議所内) TEL:0533-86-4101 |
公式HP | https://www.toyokawa-map.net/event/000075.html |
「新しい夏の市民まつり プレイベント」
豊川市では、2019年まで豊川市民まつりとして「豊川手筒まつり」を実施していました。その後継行事として2024年より「新しい夏の市民まつり」を開催していく予定です。
2023年は、市制施行80周年記念事業として、「まつりプレイベント」が実施されます。
場所が確保できないため手筒花火の披露は行われませんが、音楽に合わせて打ち上げる「ミュージック花火」や、伝統文化継承を目的に「子ども向け手筒花火体験」の実施が計画されているそうです!
来年度より本格開催される市民まつりより一足先に、豊川の夏を楽しむことができそうですね!
開催日 | 2023年8月26日(土)16:00~21:00 |
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開催場所 | 豊川公園周辺 |
お問い合わせ | 豊川市産業観光部 商工観光課 TEL:0533-95-0263 |
【蒲郡市】
蒲郡まつり
毎年7月末の土日に蒲郡市民会館周辺で2日間にわたって開催される蒲郡まつり。
よさこい踊りやふれあいまつり、大道芸といった様々なイベントが開催され、蒲郡市民はもちろん、周辺地域からも多くの観客が訪れます。
昨年度、3年ぶりに有観客での開催となった納涼花火大会では、夜空いっぱいに広がる正三尺玉が打ち上げられ、多くの人を魅了しました。
そして2023年は、7月29日(土)・30日(日)に開催されることになりました!
なお、納涼花火大会は7月30日(日)19:30スタートです。お見逃しなく!
開催日 | 2023年7月29日(土)・30日(日)(納涼花火大会は7月30日19:30~21:00) |
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開催場所 | 蒲郡市民会館周辺 |
お問い合わせ | 蒲郡まつり実行委員会(蒲郡市役所観光まちづくり課内) TEL:0533-66-1120 |
公式HP | https://gamagorimatsuri.com/ |
花火甲子園
今年で3回目となる花火甲子園が2023年10月28日(土)にラグーナビーチにて開催されます。
花火甲子園は、他の花火大会と違い、1つの花火現場に全国各地から複数の花火業者を呼び、花火の大きさや数量規制などのルールのもと、点数を付けて順位を明確に決めます。各社がとっておきの花火を出品しますので、技術力の高い様々な花火を観ることができます!
秋の澄んだ夜空&ビーチサイドという最高のロケーションで、全国から集まった花火師たちの迫力あるパフォーマンス楽しむことが出来ます。
▼詳しくはこちらの記事をご覧ください
開催日 | 2023年10月28日(土) |
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開催場所 | 大塚海浜緑地公園ラグーナビーチ |
お問い合わせ | 公式サイトのお問い合わせページよりお問い合わせください。 |
公式HP | https://hanabikoushien.com/#formsec |
【新城市】
新城納涼花火大会
新城市の夏の風物詩のひとつである納涼花火大会は、毎年8月13日の夜、桜淵公園を舞台に開催されています。
昨年度は3年ぶりの開催となり、感染対策を行った上で、現地でしか見られない仕掛け・手筒・銀滝は控え、遠くから分散して観ることができる打上花火のみ実施されました。
今年も2023年8月13日(日)に開催されます。豊川をまたいで張られた150メートルのワイヤーから流れ落ちる銀滝も復活し、更なる盛り上げりを見せること間違いなしです。
開催日 | 毎年8月13日 19:10~20:20終了予定(雨天順延) |
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開催場所 | 桜淵公園内 |
お問い合わせ | 新城市観光協会 TEL:0536-29-0829 |
公式HP | https://shinshirokankou.com/event/hanabi.html |
まとめ
新型コロナウイルス感染拡大により、各地の夏祭りはこれまで中止や規模の縮小などの対応が行われてきましたが、5類移行等を受け、今年は開催方法もコロナ前のように戻りつつあります。
今年こそ、東三河の夏祭りの魅力を存分に感じられるようになるといいですね!