国道1号線から多米街道に入り、青陵中学校へと向かう道でとある看板が目に入った。
 
 

外観


「麺」・「製造直売」の文字だ。
かなりのインパクトがあり気になったので覗いてみると、そこは株式会社志賀製麺所。
 
正面入り口には、気になるチラシが貼られていた!
 
ソフトめん

ソフトめん ありますのチラシ


「給食でおなじみの”ソフトめん”あります。」
 
ソ、、ソフトめん????
 
ソフトめん1

昔懐かしいソフトめん


小学生以来食べてなかった私は懐かしさから、久しぶりに食べてみたいという衝動に駆られ、気づいた時にはすでに扉に手をかけていた。
 
早速購入し、帰ってミートソースを作り・・・

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はい!
 
ソフトめんで作る「ソフトめんにミートソースをかけて」の完成!
 
ソフトめん2

給食をイメージして作りました


当時の様子が頭の中に思い出されるほどの懐かしい味!
美味しくいただきました。
 
 
でも、志賀製麺所でなぜソフトめんが売られていたのだろうか・・・
 
そんな疑問を抱きながら・・・
気になったので再度、志賀製麺所に伺いました。
 

ソフトめん ってどこで作られてるの?

 
そもそも、ソフトめんは志賀製麺所で製造されているのか?
 
今回は、ソフトめんの製造について志賀製麺所、志賀弘昌社長にお話を伺いました。

 

志賀 弘昌 さん
役職:代表取締役社長
趣味:ゴルフ、スノーボード

 
「創業から80年を迎える志賀製麺所では、麺類の製造から販売まで行っており、茹で麺、乾麺、生麺、焼きそばなどと幅広く取り扱っています。」
 

東三河唯一のソフトめん製造工場

 
現在、志賀製麺所は「学校給食用めん委託加工工場」の指定を受けています。
東三河地区では唯一、ソフトめんの製造を行っており、渥美半島から西三河の岡崎方面までソフトめんを届けている。
 
そんな、ソフトめん製造の始まりは、蒲郡にある金トビ志賀の下請け工場として始まったのち、平成5.6年頃に志賀製麺所として独立し、製造が開始されました。
 
ソフトめんはこの地域でも人気の給食メニューの1つです!
 
昭和44年頃から取り扱っているというソフトめんは、一体どのように製造されているのだろうか?
 
ちょうど、明日が給食でソフトめんの日ということもあり、製造工程を見学させてもらうことができた。
 

いざ、ソフトめんの製造工場に潜入!

 
製造工場に足を踏み入れると機械の動く音が響き渡っている。
 
製造工程は主に8工程あり、細長い建物を順に進んでいくと、ソフトめんが出来上がっていくのだ。
 

練り混ぜ

基本となる練り混ぜだが、材料の配合割合は天気や湿度によって調節が必要となるのだそう!
 

工程① 練り混ぜの様子


練り上がった材料がコンベアにのって次の工程へと運ばれていく。
 

工程② コンベアで生地が運ばれていく様子。

生地伸ばし

練り混ぜが行われた材料は次の工程へと移動し、長い板状に形が整えられる。機械を通していくたびにだんだんと生地が薄くなっていく。
 

工程③-1 生地が伸ばされる様子


 

工程③-2 生地が伸ばされる様子

切る

生地が薄く伸ばされたかと思えば、すでにカットされていて、生めんの状態の出来上がりだ!
 
おぉーー!
美しい!
 
と見とれていたら、すぐにコンベアで次の工程に移されていく・・・。
 

工程④ 生地をカットされた後の様子

茹で

カットされた麺は次の工程で茹でられていく。
 
茹で時間はなんと8分!
最近はカップラーメンなどに慣れてしまっている私は8分と聞いて長いと感じてしまったのは言うまでもない!
 
しかし、ここの茹ではとても重要な工程であり、湯は常に湧いている状態を維持する必要がある。
沸騰加減など人が目で見て管理することが大切となるという。
 

工程⑤ 麺が茹でられる様子

冷やす

次の工程では、茹で上がった麺を冷水で冷やしていく。
 

工程⑥ 冷やしている様子

小分け

冷やされた麺は、1人前ずつに分けられ、ゴールの袋詰めへと移っていく。
 
あの待ちに待った瞬間がもうすぐだ!
 

工程⑦ 1人前に小分けされる様子

袋詰め

きた!
小学校の頃に良く食べていた「ソフトめん」のできあがりだ。
 
袋詰めされた製品は従業員がチェックを行って完成となる!
 
 

工程⑧ 完成されたソフトめんの様子

完成

完成したソフトめんは冷蔵して保存されるのだが、ここで思い出してほしい!
 
ソフト麺はいつも温かく、青色の箱に入って運ばれてきていたのではないか。
 
 

 

想い

 
完成したソフトめんは温かいままを提供するために、朝4時から保温庫に移される。
 
子どもたちに美味しいソフトめんを届けたいという想いから、創業当時から変わっていない。
 
保温庫で温められたソフトめんは、その後、東三河全域、一部岡崎地区まで配達されている。
 
 
最後に東三河で唯一、ソフトめんを製造する業者となった志賀製麺所。
志賀社長にソフトめんを作り続ける想い・こだわりに迫ります。
 
 

TAKA
「志賀社長、ソフトめんを製造する上でこだわっていることはありますが?」

 

志賀社長
「子どもたちの給食に立ち会い「美味しかった」を聞ける訳ではないですが、子どもたちに美味しいと思って食べてもらえることですかね!」

 

TAKA
「そうですね!これからも子どもたちに喜ばれる、温かくて美味しい「ソフトめん」を作り続けて下さい!」

 
 

志賀社長
「ありがとうございます。大人になって食べる機会が減ってしまいますが、ここの工場に店舗も構えてソフトめんを販売していますので是非、お越し下さい。」

 

 

取材してみて

今回、18年ぶりにソフトめんが食べられたことに感激しました。
昔、当たり前に食べていたソフトめんが地元で作られており、さらに、製造工程を見せて頂くなかでソフトめんのおいしさへのこだわりや給食を食べる子どもたちへの想いを知るきっかけとなりました。
 
卒業してからソフトめんを食べてない方は、是非、食卓にソフトめんはいかがでしょうか?
 
きっと昔懐かしい話題で盛り上がると想います。
 

 

店舗のご案内

 
志賀製麺所では、乾麺・生麺・ソフトめんも販売しています。
(ソフトめんの販売は給食での指定日に限ります)
 
【店舗情報】
株式会社志賀製麺所
代表取締役:志賀弘昌
電話:0532-52-5282(9:00〜17:00 受付)
住所:愛知県豊橋市牛川町字北台3番地