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転職活動はできるだけ時間をかけたくないですし、なるべく早く転職先を決めたいですよね。
期間が長くなると精神的な焦りから、思ったような結果が出ないことも多いです。
そこで今回は、転職活動はどれくらいの期間がかかるのかと、なるべく短期間で転職先を決めるコツについて解説します。
これを読めば転職活動にかかる期間や、なるべく早く転職先を決めるために何をすべきかがわかりますよ。
ぜひ最後まで読んでみてください。
転職活動はどれくらいの期間が必要?
転職活動の期間は3ヶ月前後が目安です。
厚生労働省の「令和2年転職者実態調査の概要」によると以下のような結果が出ています。
- 1ヶ月未満:18.3%
- 1ヶ月以上3ヶ月未満:28.8%
- 3ヶ月以上6ヶ月未満:15.7%
20代から40代でも、転職にかかった期間が1ヶ月以上3ヶ月未満の割合がもっとも多く、以下のとおりです。
- 20代:20~24歳 37.4% 25~29歳 29.6%
- 30代:30~34歳 26.8% 35~39歳 30.0%
- 40代:40~44歳 23.9% 45~49歳 29.2%
転職活動の期間は3ヶ月くらいかかることを念頭に置き、余裕をもってスタートしましょう。
転職活動期間中のスケジュール4ステップ
転職活動期間中は、具体的なスケジュールを組んでおきましょう。
- 自己分析・情報収集
- 履歴書・職務経歴書の作成・応募
- 面接
- 内定・退職・入社
転職活動期間中のスケジュールは以上の4ステップです。
順に解説します。
1. 自己分析・情報収集
まずは自己分析と情報収集をおこないましょう。
自分に向き合いさまざまな業界・企業などの情報を分析すると、
やりたい仕事を明確にできます。
自己分析
- できること・できないことをピックアップする
- 達成できた結果を具体的に洗い出す
- やってみたいことを書きだす
情報収集
- 伸びている企業・業界を調べる
- さまざまな企業の業績・企業理念・事業内容・働き方を調べる
- 今の年収よりも多くもらえる可能性がある企業を調べる
以下の情報収集ツールを活用すれば、さまざまな企業・業界・求人を調べられます。
- 企業のホームページ
- 四季報・業界地図
- 新聞・ニュースサイト
- ハローワーク
- 転職サイト
- SNS
自己分析と情報収集をおこなえば軸が固まり、転職活動中に迷ったり自信を無くしたりすることを防げるので、必ずおこないましょう。
2. 履歴書・職務経歴書の作成・応募
履歴書・職務経歴書を作成しましょう。
履歴書は自分の基本情報を企業に伝えられますし、自分の性格や人柄などもアピールできます。
職務経歴書は、自分が企業の職務に必要なスキルや経験を持っているかを判断してもらう際に、非常に重要な情報です。
自分が必要な人材であることをアピールするために、職務経歴書は丁寧に作成しましょう。
3. 面接
面接は採用担当者に自分をアピールできる場です。
採用担当者に「魅力的な人材だ」と思ってもらうために、以下を意識しましょう。
- 職務経歴書に記載した内容を話す
- 「自分の強み」を持っておく
- 自分を採用すると企業にどんなメリットがあるのかを伝える
面接では自分の強みをベースに回答し、どんな貢献ができるかをアピールしていきましょう。
4. 内定・退職・入社
内定をもらったら、承諾・辞退の意思表明を1週間以内に済ませましょう。
さらに在籍している会社に退職する旨を伝える必要があるので、トラブルを避けるためにも就業規則を確認し退職の意思を表明してください。
退職が決まったら業務の引き継ぎや関係各所への挨拶をおこないましょう。
転職活動の期間を短くする2つのコツ
転職活動の期間を短くする2つのコツをお伝えします。
- 複数の求人に同時に応募する
- 退職の意思をはっきりと在職中の会社に示す
以上2つです。順に解説します。
1. 複数の求人に同時に応募する
複数の求人に同時に応募すると転職活動が効率よく進み、モチベーションも維持できます。
複数の求人を探すには以下の方法がおすすめです。
- 転職サイト・転職エージェント
- 企業ホームページ
- ハローワーク
- 求人サイト
- 地元の求人サイト
地元の求人サイトは大手の転職サイトなどに掲載されていない、
地元の優れた求人が掲載されている場合があるのでおすすめです。
やTASUKIのインスタグラムでは、東三河の企業情報・求人情報などを発信していますので、企業情報・求人情報を知りたい方は、ぜひ見てみてください。
2. 退職の意思をはっきりと在職中の会社に示す
転職活動期間を長引かせる原因が、在職中の引き止めです。
待遇や業務内容の改善などを材料に、複数の上司から何度も引き止められる場合が多いです。
長引かせないためにも「転職を決断した理由」を思い出し、明確な退職日を強い意思を持って伝えましょう。
働きながら転職活動をするメリット・デメリット
働きながらの転職活動には、メリットとデメリットがあります。
両方を抑えておけば転職活動の失敗を避けられますし、なるべく早く転職先を決められます。
働きながらの転職活動のメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
働きながら転職活動をすると経済的な心配をしなくてすみますし、焦って希望ではない企業に転職してしまうリスクも少なくなります。
在職中なので、希望企業から「問題を起こして無職なのでは?」と思われるリスクもありません。
不信感ではなく好印象を持たれやすいのも、働きながら転職活動をするメリットです。
デメリット
働きながらでは面接時間が確保しにくかったり、退職日と入社日程が合わず内定が取り消しになったりと、スケジュール面でのデメリットが多いです。採用が決まっても在籍中の会社から強い引き止めにあい、会社に残る決定をしてしまうケースもあります。
強い意思を持ち退職の意思を表明しましょう。
辞めてから転職活動をするメリット・デメリット
会社を辞めてからの転職活動にも、メリットとデメリットがあります。
働きながら転職活動をするか、辞めてからするか迷うと思いますが、メリットとデメリットをきちんと把握し、自分に合う選択をしましょう。
メリット
辞めてからの転職活動は時間の猶予があるので、自己分析や情報収集などに時間を割けます。
また中途採用を急募している企業へすぐに入社できるとアピールが可能であったり、採用に必要な資格取得のための時間も確保できたりします。
デメリット
会社を辞めてから転職活動をすると、給与がないので収入面で不安になります。また応募先の企業に「何か問題を起こして会社を辞めたのでは?」「働く意欲はあるのか?」と誤解を招く可能性もあります。
職務経歴書には退職理由をきちんと明記し、採用担当者に伝えましょう。
まとめ
転職活動にかかる期間は約3ヶ月前後です。
しかし何も対策をせずに転職活動を始めてしまうと、期間はどんどん長くなります。
なるべく早く転職先を決めるためにも自己分析や情報収集をし、さまざまなツールで求人を探して希望の企業を探していきましょう。
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