東三河の宇宙ベンチャーを中心に紹介しているMuta Tube(ムタチューブ)。記念すべき第1回目では家庭菜園の話(二十日大根とおかわかめ)のオープニングトークからはじまるという「ゆるっと感」満載の動画コンテンツです。
本シリーズでは、Muta Tubeの内容をダイジェストでご紹介しています。あなたの知っている地元企業が、実は宇宙ビジネスに挑戦中かも!宇宙ベンチャーってなんだか縁遠いな…という方こそぜひご覧ください。
Muta Tube(ムタチューブ)とは?
宇宙ビジネスをゆるっと解説!
「soranomedia」YouTubeチャンネル内で豊橋市の株式会社サイエンス・クリエイトが企画・編集するYouTube動画コンテンツ。
宇宙に特化した伴走型事業支援を行うsorano me株式会社の牟田梓さんを司会に東三河の宇宙ベンチャーを中心に紹介しています。
#01 はじまるよ!MutaTube〜東海地方の宇宙ベンチャー紹介〜
宇宙ビジネスサポート「宙サポ」の事業案内とともに、東三河から宇宙ビジネスに挑戦する3社の事例を紹介しています。
宇宙ビジネスの相談窓口、やっています!
民間企業が続々と参入している宇宙ビジネス。東三河地域、東海地方でもさらに盛り上げていきたい!そんな想いから「0から1の段階をアシストする」ために創設されたのが無料で宇宙ビジネス参入についての相談ができる「宙サポ」です。
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これまで航空機産業については特区事業などに力を入れてきた愛知県。しかし、これからは衛星から得られる様々な情報を活用した新しいタイプの宇宙ビジネスが注目されています。こちらに関しての支援事業はまだ無く、宙サポは「豊橋市衛星データ利活用促進支援事業」に基づいたチャレンジングな取組です。
※衛星データとは?
人工衛星から得られるさまざまなデータのこと。近年注目されているビックデータの1つであり、身近なところではGoogleマップの画像やGPS機能なども衛星データの一種です。地上の雨量や気温はもちろん、海の水温や溶存酸素といった人の手では観測しきれないデータを地球規模で知ることができ、様々な業種で今後の活用が期待されています。
豊橋市の衛星データを実際に活用!AIで地図を作ろう
動画中では豊橋市の株式会社マップクエストが実際に豊橋市の衛星データを活用した地図づくりの実証実験が紹介されています。
都市部に比べて地方では地図データの更新が自動化しにくく、やりたくてもコストの高いことが課題となっていました。そこで衛星データをAIで分析し、特徴を抽出することで地方でも充実した地図データの更新ができるようにしようという取組です。
牟田さんが海外で経験した地図のお困りごとについても体験談が紹介されており、グローバルなビジネス展開の可能性も感じられました。衛星データの活用で、豊橋発祥の世界的なビジネスが生まれるかも…!?
【株式会社マップクエスト】
愛知県豊橋市にあるGISに特化した技術者集団。現代の社会生活に不可欠な地理情報システム「GIS(Geographic Information System)」の開発・販売・コンサルティングを行うIT企業です。高速で安心の純国産GISメーカーとして、近年ではドローンとの連携や、獣害対策との融合など、一見すると全く別分野とも思えるニーズをGISで解決することで、地図が使われる市場の拡大にも努めています。
まとめ
「宇宙ビジネス=スペースシャトルや衛星を製造する」というイメージの方がまだまだ多いのではないでしょうか。しかし、今の時代は衛星データやAIを業種の枠を飛び越えて活用していくのが”宇宙ビジネス”のトレンドです。
地方の企業でも活用のアイディアと自分たちが持っている得意な技術力次第で宇宙ビジネスへ挑戦していけるというのはワクワクしますよね。
本記事の後編では、動画の続きをご紹介していきます。続きがもう気になる!という方は、ぜひ動画本編をご覧ください。
#01 はじまるよ!MutaTube〜東海地方の宇宙ベンチャー紹介〜