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こんにちは、ライターの松浦です。
多くの名山に囲まれ自然豊かな設楽町。設楽町には現在3つの道の駅があります。今回は2023年5月にオープン2周年を迎えたばかりの『道の駅したら』をご紹介します。
新しくオープンした『道の駅したら』はどこにある?
設楽町には『道の駅 アグリステーションなぐら』『道の駅 つぐ高原グリーンパーク』『道の駅したら』と3つの道の駅があります。その中でも『道の駅したら』は2021年5月にオープンした新しい道の駅です。
豊橋市のまちなかから『道の駅したら』へは約1時間15分。
賀茂しょうぶ園や新城総合公園付近を通過し、緑の中をどんどん行くとR257号線沿いに木造で波打つシルエットが美しい施設が見えてきます。設楽町にある道の駅の中では一番豊橋市に近く、また狭い道もなく比較的わかりやすい経路なので少し運転に苦手意識がある人でも行きやすいかなと思います。
設楽町は豊川・矢作川・天竜川の水源地を有していますが、道中では豊川や海老川を眺めることができます。また、道の駅したらの裏に豊川が流れていて川の近くまで歩いていけるそうです。
施設前の駐車場には普通車35台、道を挟んで反対側の臨時駐車場には普通車が280台駐車できるので満車で止められない!ということはよっぽど無いかなと思われます。
『道の駅したら』で設楽町の文化や歴史に触れよう!
『道の駅したら』は2つの建物からできていて、向かって左側が産直野菜やお土産を買ったり食事ができる道の駅。1Fは特産品販売の『清嶺市場(せいれいいちば)』とレストラン『清嶺食堂』、2Fには『日本酒体験工房』や『観光協会事務局』があります。向かって右側の建物が歴史民俗資料館『奥三河郷土館』です。
そして駐車場にどーん!と展示されているのは廃線となった旧豊橋鉄道田口線の木製車両。
お土産を買ったり飲食したりするだけでなく、設楽町を学べる・体験できるのが道の駅したらの魅力です。
食事を楽しむ
清嶺食堂
道の駅の1階奥にある『清嶺食堂』に並ぶのはここだけしか食べられない限定メニュー。イートインスペースにはキッズスペースも併設されているので子連れでもゆっくり食事を楽しめます。
おすすめメニューは地元のトマトをたっぷり使用しスパイスも自家配合のスパイシートマトカレーや、鹿のミンチ肉とたたきをのせたジビエまぜそばなど。
また、毎月29日はにくの日ということで、特別メニューを数量限定で提供しています。
名称 | 清嶺食堂 |
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営業時間 | 11:00~15:00(LO 14:30) |
つぐや 道の駅したら店
道の駅の入口にある『つぐや 道の駅したら店』の名物はおいしいお米と特製くるみだれを使った香ばしい五平餅!新発売の超あらびき鹿フランクや田峰の紅茶ソフトクリームも要チェックです。
名称 | つぐや 道の駅したら店 |
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営業時間 | 10:00~17:00 火曜定休 |
お土産を買う
道の駅1階の『清嶺市場』では新鮮な農産物、漬物や乾物、ジビエ、工芸品など設楽町の特産物が販売されています。
設楽町はお米が美味しくて有名って知っていましたか?なんと全国品評会で愛知県代表として連続入賞するほどなのです。
オリジナルブランド米『けんちゃん米』はお土産におすすめですよ。
蓬莱泉でおなじみの『関谷醸造』プロデュース、道の駅したらオリジナルの日本酒『したら』。2階の『ほうらいせん酒らぼ』で造られています。辛口なのにフルーティーでまろやかさもある、今までにない蓬莱泉なんだそうですよ!
他にも、『幻のトマト』とも言われるルネッサンストマトや売り切れ必至の手作りおこわなど魅力的なお土産がたくさん!
福を呼ぶ鹿のツノも置いてありました。
何を買っていけばいいか迷ってしまった時はこれ。
道の駅したらの人気商品を集めたお宝袋がおすすめです。
また、店内には道の駅したらの月毎の人気商品ランキングが掲示されていますのでお買い物の参考にしてくださいね。
体験する
奥三河郷土館
「奥三河のくらしとこころを伝える」をテーマにした奥三河郷土館。人と自然のつながり、人の暮らしと文化を展示から感じてみてください。
2階の展示室(自然、歴史、民俗)は有料ゾーンで、1階の古民家・土びなと2階のジオラマ展示は無料で見学できます。展示品はもちろんですが、無垢材のヒノキをふんだんに使用した展示室もとても美しく魅力的です。
名称 | 奥三河郷土館 |
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開館時間 | 9:00~17:00(受付は16:30まで) 火曜定休、年末年始(12月29日~1月3日) |
入館料 | 大人300円、小中学生150円、未就学児無料 |
ほうらいせん 酒らぼ
道の駅2Fにある『ほうらいせん 酒らぼ』。ここではお酒を仕込む体験や甘酒造りができます。酒造り体験では完成後(約1か月後)に仕込んだお酒を、甘酒教室では容器と麹を持ち帰ることができます。酒造り体験は成人のみですが、甘酒教室は小学生以上から参加OKです。
体験は予約制で、関谷醸造公式サイトのイベント予約ページから体験の予約ができます。
名称 | ほうらいせん 酒らぼ |
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営業時間 | 9:00~17:00 ※ほうらいせん 酒らぼは体験時間のみの営業 ※見学については直接店舗にての受付(有料・15分程度) 作業により対応しかねる場合あり |
田口線車両展示施設
道の駅したらの駐車場隣には1968年に廃線となった旧豊橋鉄道田口線の木製車両『モハ14型』。車内に入ることが出来、中には当時使われていた行先表示板や手書きの運賃表など古き良き時代を感じさせるものが展示されています。
名称 | 田口線車両展示施設 |
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開館時間 | 9:00~17:00 火曜定休 |
道の駅したら周辺のおすすめスポット
田峯城(だみねじょう)
奥三河の代表的な山城。山城なので小高い山頂にあります。城跡には本丸御殿、本丸大手門、搦手門が復元されていて、本丸御殿の内部も見学可能です。※有料拝観
住所 | 設楽町田峯字城9 |
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HP | http://www.shitara-trail.jp/history/daminejo/ |
石仏公苑
約700mの遊歩道沿いに、当時産業の要でもあった馬の供養のためたてられた馬頭観音をはじめ、地蔵菩薩、道祖神、役行者など、町内を中心に収集・寄贈された石神仏430体余りが展示されています。
住所 | 北設楽郡設楽町田口字向木屋25-3 |
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HP | https://www.okuminavi.jp/search/detail.php?id=145 |
三河大草駅跡地【廃駅・廃線】
ここは道の駅したらに展示してある旧豊橋鉄道田口線の木製車両『モハ14型』が活躍していた時に使われていた駅のホームです。
緑溢れる山奥にぽつんと眠る駅のホームですが、かつては色んな人が生活のために利用していました。知る人ぞ知る「三河大草駅跡地」も是非行ってみて下さい。
住所 | 新城市富保宮前 |
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HP | なし |
まとめ
2023年5月にオープン2周年を迎えたばかりの北設楽郡設楽町にある『道の駅したら』をご紹介しました。木造の美しい館内には設楽町の魅力がギュギュっと詰まっています。設楽町を訪れる際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
店舗情報
道の駅したら
住所 | 設楽町清崎字中田17-7 |
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営業時間 | 9:00~17:00(奥三河郷土館の受付は16:30まで) ※清嶺食堂は11:00~15:00(LO.14:30) ※奥三河郷土館、つぐや道の駅したら店、田口線車両展示施設は火曜定休 ※トイレ・情報コーナーは24時間開放 |
公式サイト | https://www.kankoshitara.jp/michinoekishitara/ |