プレ社会人育成塾-こどもCEO

「うちの子、将来どんな社会人になるんだろう?」「世の中のこと、ちゃんとわかっているのかな?」

子どもの進路を考え始める時期、そんな不安を抱える親御さんは多いはず。

そんな方におすすめしたいのが「こどもCEO」という取組み。まだ受験勉強に忙しくない小中学生を対象に、夏休みから翌年3月まで半年かけた本格的なプログラムです。

座学だけじゃない、「リアルな現場」を体感!

学校でのキャリア教育も盛んに行われてはいますが、どうしても“知っている職業”に進路希望が偏ってしまいがち。

社会の仕組みや「働くってどういうことか」が、まだまだ子どもたちにとっては遠い世界です。

このイベントでは、お金の流れやマーケティング、顧客視点といった座学でも学びつつ、リアルな場での販売体験を3回行うことにより、実体験を通して働くことや社会の仕組みについて学びます。

ここで大切にしているのが、「学校のバザーのような誰かが必ず買ってくれる」状況をあえて避けること。

売れないこともある、厳しさもある、でもそれが現実。だからこそ、子どもたちは「どうやったら売れるか」を真剣に考え、自然と市場調査の視点や顧客視点を持つようになるのです。

プレ社会人育成塾とは

子どもが変わる、親も変わる

このプログラムの特徴は、子どもだけでなく、親にとっても大きな学びがあること。

あえて親の介入がないようにし、失敗を含めたチャレンジを見守るように設計されています。

「それは売れないよ」と親が助言しても、子どもが「やっぱりこれをやりたい」と自分の意見を貫き、結果的には売れて親もびっくり…というエピソードもありました。

親が子どものチャレンジを見守る姿勢を持つことで、子どもは失敗を恐れずトライアンドエラーを繰り返すように。

「どんどん失敗してほしい」というメッセージを共有することで、親子で一緒に成長を実感できる半年間になっています。

「働くってこういうことか」お金の重みのリアルと親への感謝

販売イベントである「こどもチャレンジSHOP」開催後の振り返り会では、子どもたちの視点の変化が見えてきました。

  • 「なぜ売れたのか、売れなかったのか」を考える力がついた
  • 顧客のニーズを意識するようになった
  • 働いて得たお金の重みを感じ、親への感謝の気持ちが芽生えた

これは、どれも学校ではなかなか教えてくれない“プライスレスな学び”です。

プレ社会人育成塾プライスレス

起業支援者としての想いも込めて

この取り組みの背景には、企画運営を行うStartup Garage 起業相談員の田畑さんの、自身も子を持つ親としての想いがあります。

“0→1”の面白さや深く考える力を学んでほしい

「起業支援をしている中で、“0→1”の面白さや深く考える力は、子どもたちにも必要だと感じました。

これは起業に限らず、就職する時にも必ず役立つ視点です。だからこそ、早いうちからその土台を育てたいと思ったんです。

深く考える力は勉強にも役立つので、早くやるにこしたことはありません!」

なぜ半年間という長期のプログラム

「豊橋市内では同じように子どもたちが学べるイベントはありますが、1回で終わってしまうのはもったいないと感じていました。

1度やってみて、振り返りをして改善していくことが大切だと考え、半年間で振り返りの機会を設けるようにしました」

第三者だからこそできること

「実際に働いてみることでお金の大切さ、親への感謝の気持ちに気づく子が多くいます。

これは親子が直接やり取りしては上手くいかないことが多く、第三者が行うことが効果的に働いていると思います。」

プレ社会人育成塾こどもCEO_効果

まとめ

失敗してもいい。うまくいかなくてもいい。

それでもチャレンジすることの尊さを、親子で一緒に感じてほしい。

そんな願いから生まれたこのプログラムは、まさに「人生を変える第一歩」になるかもしれません。

こどもCEOは今年も開催予定。続報をぜひお待ちください!