こんにちは

5月から定額給付金の申請・給付が始まっています。

給付対象者1人につき10万円が給付される制度ですが、申請書類の不備が生じたために書類返送となり、給付までに時間がかかってしまう場合があります。
スムーズに支給を受けられるように、ミス無く郵送申請して欲しいと思います。
そこで、今回の記事では郵送申請を行う上での留意点をまとめました。

現在の給付状況

豊橋市と田原市、新城市では、給付情報が公表されています。

豊橋市
豊橋市の令和2年6月5日現在の給付状況は、合計23,128世帯、58.8億円の給付が行われています。
なお、令和2年5月1日現在の世帯数は、161,383世帯です。
<豊橋市役所HP>

田原市
田原市では5月18日と28日に給付が行われ、合計5,144世帯、15.3億円の給付が行われています。
なお、令和2年4月30日現在の世帯数は、22,593世帯です。
<田原市役所HP>

新城市
新城市では5月22日と28日に給付が行われ、合計2,937世帯、8.4億円の給付が行われています。
なお、令和2年5月1日現在の世帯数は、17,686世帯です。
<新城市役所HP>

上記の様に、6月3日現在、東三河の世帯数に対し、既に給付が完了した世帯は1割~2割程になりますので、既に申請を送付して給付を待っている方やこれから申請される方も多いと思います。

また、豊橋市の給付状況によると5月25日受付分は6月11日~19日が給付予定日となるようです。申請から2週間~3週間ほどかかると見込まれます。
また、書類内容に不備がある場合には支給日は上記よりも遅くなるとのことです。
そのため申請の時点できちんと確認し、不備がない状態で郵送する事をオススメします。

申請不備の具体例

豊橋市役所のHPによると、以下のような不備があるとの事です。
(1)本人確認書類の写しが添付されていない
(2)振込先金融機関口座確認書類の写しが添付されていない
(3)世帯主氏名の右側「印」欄に押印または署名がされていない

基本的な留意点

特別定額給付金申請の留意点

以上を踏まえ、一般的な申請を前提に留意点をまとめました。

世帯主の署名

申請者及び受給者は原則世帯主となります。世帯主の方がもれなく署名(又は記名押印)するようにしてください。

豊橋市の申請書類の場合、既に世帯主の名前が記入済みでしたので、押印と日中連絡可能な電話番号を記入頂ければ大丈夫です。

また、申請日の記入も忘れないように記入してください。

給付対象者:原則不要のチェックマーク

給付対象者の欄にあるチェックマークについては「給付を希望しない」方がチェックする欄になります。
給付を希望するにもかかわらず誤ってチェックマークを付けないように気を付けてくださいね!

受け取り方法の選択

申請・受給者(世帯主)又は代理人の口座を記入します。
添付書類である口座確認書類の内容を良く確かめながら、間違いないように記載してください。

やむを得ない事情により現金による給付を希望する場合には「現金による給付を希望」の欄にチェックマークを付してください。
口座をお持ちでない方の現金での給付は、口座振込の方よりも時間がかかるので注意が必要です。

裏面もしっかり確認!

本人確認書類と口座確認書類について記載しています。

世帯主の本人確認書類のコピーを準備します。具体的には、顔写真付き住民基本台帳カード、運転免許証、健康保険証、年金手帳等の写しなどが該当します。

振込先金融機関口座確認書類のコピーも忘れずに準備します。金融機関名・口座番号・口座名義人が分かる通帳やキャッシュカードのコピー、インターネットバンキングの画面の写しなどをご用意ください。

代理のケース

代理人が申請を行うケースや給付口座を代理人名義の口座で申請する場合には、世帯主の本人確認書類及び、代理人の本人確認書類が必要となります。

例えば、申請は世帯主ですが、給付金の振込先口座は他の家族名義の口座としたい場合、代理申請欄の記入や代理人の本人確認書類、代理人の振込先口座情報が必要になりますのでご注意ください。

また、法定代理人などの場合には、成年後見人制度に基づく登記事項証明書の写しが必要になるなど、世帯主と代理人との関係が分かる書類などが必要になりますので、下記の資料を参考に添付資料をご用意下さい。

▽豊橋市:代理申請・受給ができ、申請・受給時に必要な書類

確認用のチェックリスト

総務省の申請書記載例を基に、郵送申請前の確認用にチェックリストを作成しました。
是非、ご活用ください。

申請日と市区町村名を記入した。
世帯主の署名と電話番号、生年月日を記入し、押印した。
給付対象者と合計金額に誤りが無いことを確認した。
受け取り方法を選択し、チェックをつけた。
給付金の受取口座を記入した。
給付金の受取口座は世帯主の名義と同じであるか。あるいは、世帯主以外の場合は裏面の代理申請欄を記入した。
代理人が給付申請を行う場合、代理申請欄を記入した。
本人確認書類のコピーを準備した(顔写真付き住民基本台帳カード、運転免許証、健康保険証、年金手帳等の写しなど)。
代理申請の場合、代理人の本人確認書類のコピーも合わせて準備した。
振込先金融機関口座確認書類のコピーを準備した(通帳の口座番号が書かれた部分やキャッシュカードのコピーなど)。

終わりに

特別定額給付金は、国の予算を元に、各市町村が申請受付、給付等の業務を行っています。申請者であるみなさん一人一人が不備なく書類を提出することで、市町村担当者の負担も軽減されると思います。

スムーズな給付のために、是非とも正確な申請にご協力ください。