豊橋の飲食店と農家さんの地産地消コラボ！10/28 emCAMPUS FOODでお披露目メニュー発表会イベント

春に引き続き、2度目となる豊橋市内の飲食店と農家さんのマッチングコラボ！

豊橋産の美味しい食材を使って、豊橋の飲食店さんでコラボメニューとして新メニュー開発に取り組むという菓子店等×農家のマッチングイベントです。

マッチング会からグループ結成、開発・試作を重ね、いよいよ順次各店舗にてお披露目されます。

この記事では先日行われたメディア向け試食会の様子から、つくり手の皆さんがこのコラボ新メニューにかける想いや気になる味わいを1つずつご紹介していきます。

豊橋産農産物の新たな魅力発見！地産地消メニュー

豊橋市は2022年より、豊橋市内の飲食店と農家のマッチング会を開催し、豊橋産の食材を使用した新メニューを開発し、それらを提供する地産地消のプログラムを勧めています。「食」と「農」の高付加価値化を図り、「とよはしフードカルチャー」を創造し、消費者、生産者、事業者に選ばれ、持続的な「食」と「農」のまちを目指すことを目的としています。

7月に行われたマッチング会では豊橋市内の飲食店・農家さんそれぞれが集まり、生産者から食材の1番美味しい食べ方のプレゼンなどが行われ、9飲食店・11生産者がマッチングするという結果となりました。

どのメニューも地元の食材をふんだんに使ったコラボ新メニューです。飲食店と農家、どちらも太鼓判のメニューが登場しました。自慢のメニューが各店舗に10/29～3月末にかけて期間限定で登場していきます。

※提供期間は各店舗によって異なります。

飛騨路

【秀麗豚の一本角煮定食】飛騨路×ニクロハ

ニクロハの秀麗豚を使用した自慢の角煮。隠し味にジンジャエールを加えることにより、臭みが消え、甘みがでてさらにコクも出るとのこと。

ただ単純に煮込むだけでは出来ない、お互いの得意なところを生かした味となっています。飛騨路の50年続く伝統の味付けで、時間をかけてじっくり練りこみ、旨味と柔らかさを引き出した一本角煮です。

WAFFLE STAND WASHAWASHA+ emCAMPUS店

【ふわっふわ食感“とよはしこめこ”のワップルハプ・フルーツ】WAFFLE STAND WASHAWASHA+ emCAMPUS店×清須ライスセンター

清須ライスセンターの米粉「とよはしこめこ」を使ったワッフルは「ふわふわで軽やかな食感を楽しめるワッフル」として、新しい食感に仕上がっています。

フルーツや純生＆ホイップとも相性ピッタリで自分のご褒美にも食べたくなる一品です。

ローカーボカフェ向日葵

ローカーボカフェ向日葵では、管理栄養士がつくる低糖質スイーツがこだわり。

今回は野菜をつかったものがないか？とのお客さまからのお声を反映し、このマッチング会をきっかけにつくることに。

野菜は低糖質ではないため、今回は「グルテンフリー」で勝負。

①【州田園の大葉のシフォンケーキ】ローカーボカフェ向日葵×有限会社　州田園

カラダにも美容にもいいといわれている大葉をふんだんに使った一品。身体のことだけでなく、味にもこだわり、ふわっと香る大葉の味が絶品の一品になりました。

②【ムラカミトマトファームのミニトマトのシフォンケーキ】ローカーボカフェ向日葵×ムラカミトマトファーム

甘味と酸味のバランスがちょうど良く、トマト嫌いな子どもでも食べられる美味しいケーキに仕上がったそう。

トマトの甘味が生きていて、もう一個食べたくなるようなお味でした。

③【宮路農園のキャベツのシフォンケーキ】ローカーボカフェ向日葵×宮路農園

宮路農園はキャベツ農家。キャベツの甘味を最大限生かし、臭みを感じることなくいただける一品に。野菜嫌いの子どもも食べられる味でした。

ニクロハ

イタリアのドライサラミ、フランスのテリーヌ、ドイツのケーゼをニクロハが豊橋の豊かな農作物と銘柄豚を組み合わせて仕上げました。

各国の食文化と豊橋の農作物との融合というところここでも世界の食文化とのマッチングとなりました。

①【季節の豊橋ケーゼ（かぼちゃ）】ニクロハ×ASANAファーム

今回のASANAファームからはかぼちゃでのマッチング。かぼちゃの甘さと食感がドイツのケーゼとぴったり合う一品でした。

②【季節の豊橋デザートサラミ（苺＆カカオニブ）】ニクロハ×苺屋田中

試作よりもさらに最終段階では苺を足した、苺が主役なデザートサラミ。サラミの中にもほどよい甘さと酸味があり、またいつもとは違った味わいが楽しめます。

③【しいたけのテリーヌ】ニクロハ×有限会社兵藤農園

兵藤農園では菌床しいたけを栽培。しいたけが苦手と感じている人もチャレンジできる味わいとなっていました。

天狗缶詰株式会社

【天狗　豊橋産大葉×冷凍うずらボール（20個入り）】天狗缶詰株式会社×有限会社 州田屋

豊橋産の大葉を粉末にすることで実現した一品。うずら卵のフライの衣に加えることで食欲をそそる逸品になりました。串に刺さっていない、一個ずつの商品になっており、食べやすさもバツグンです。

GREEN　CAFE

①【特撰卵「#華音」を使用した照り焼きソースのロコモコ　スープ付き】GREEN　CAFE×株式会社イラコファーム

鮮やかな黄身の色が特徴のイラコファームの「#華音」を使用したロコモコです。ハンバーグとの相性が良く、グリーンカフェ特製の照り焼きソースと絡めて食べると絶品です。
黄身の鮮やかな色が映えて写真を撮るのにもぴったりな一皿でした。

Ⓒマルシー

【ニクロハさんガアンチャーレのタリアテッレカルボナーラ】Ⓒマルシー×ニクロハ

本場の味わいに少しでも近づけられるよう、近隣では見かけないグァンチャーレをニクロハが特別につくることで実現したこのメニュー。グァンチャーレにペコリーノロマーノを合わせ、タリアテッレのカルボナーラに仕上げました。

ニクロハとしてもはじめての挑戦であり、自信たっぷりの完成度とのことでした。
※グァンチャーレとは、豚のほほ肉（豚トロ）を使用したものとのことでした。本場ではベーコンよりも一般的だそうです。

おでんと炙り焼きと日本酒　居酒屋ほなか

野菜を一品使った商品を作ることが今年の目標だったと語る、居酒屋ほなかの店主の堀田さん。お酒にも、白ご飯にも合う自慢の料理ができたとのことでした。

さつまいもの中でも「あかねみのり」という品種を使用することで、食べた時の口の中に広がる香り高さとほくほく感が楽しめる一品となりました。

①【さつまいもの炙り焼き】おでんと炙り焼きと日本酒　居酒屋ほなか×農園そもそも

炭火焼きのさつまいもでさつまいも本来の甘さを引き立たせる料理に。炭火との相性が抜群の一品でした。

②【さつまいもスティック】おでんと炙り焼きと日本酒　居酒屋ほなか×農園そもそも

さつまいもを揚げて、ハニーマヨネーズにつけて食べるスタイルの一品。焼いても揚げても美味しいと感じることができます。

③【さつまいもと鶏肉のガーリックバターソテー】おでんと炙り焼きと日本酒　居酒屋ほなか×農園そもそも

さつまいもとにんにくが「合う！」と感じて開発した一品。ガーリックバターの香りが食欲をそそります。

カレーライスCoCo壱番屋　豊橋藤沢店

【次郎柿ポテサラダ】カレーライスCoCo壱番屋　豊橋藤沢店×百年柿園ベル・ファーム

柿のジャムをポテトサラダとドレッシングに織り交ぜ、柿チップスを振りかけることで柿の色合いを演出。口に入れた瞬間の柿チップスのザクザクとした食感とほんのり柿の甘みを感じることができる贅沢な一品。

東三河の秋といえば「柿」、それを楽しみやすい形にできたと話していました。カレーのお供にぴったりな味で、不思議なことにしっかりココイチらしい味もする完成度の高い一品です。

気になるコラボメニューのお味は各店舗で

今回開発した新メニューは豊橋市内の各店舗で販売・提供されます。期間限定のメニューばかりですので、気になるメニューはお早めに！

どのお店のメニューも豊橋の「地産地消」のお味が楽しめますよ。

まとめ

2022年から始まった、豊橋市の飲食店×生産者の地産地消のメニュー開発。今年は春、秋と2回目となり盛り上がりを見せています。

マッチングから開発までとどれも趣向を凝らしたものばかりで、「豊橋の秋をこんな風にアレンジできるなんて…！」「プロの手にかかるとこんなに美味しくなるのか」と感動しました。

中には、生産者側、飲食店側どちらにも参加している飲食店さんもいらっしゃいました。

豊橋の地元のものを生産者が生産し、飲食店がその地元の食材を使って料理をする。地産地消のコラボを間近で見ることができ感動の瞬間でした。

豊橋の食と農を十分に各店舗で味わってみてはいかがでしょうか。