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転職に適した時期は何月なのでしょうか?
できれば、採用が増えて転職しやすい時期に転職活動を始めたいですよね。
そこで今回は、転職時期にもっともおすすめの月やケース別での時期、さらに避けた方がよい月などを解説します。
これを読めば転職に適した時期がわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
転職時期は何月がおすすめ?
もっともおすすめの転職時期は、2月・3月や8月・9月です。
2月・3月や8月・9月は企業が求人を増やしたり、採用人数を増やしたりする場合が多いです。
企業は以下のような理由で、2月・3月や8月・9月に求人数や採用数を増やします。
- 2月・3月:新年度に向け企業が新体制の構築や人員補充をするため
- 8月・9月:下半期が始まる10月からの事業立ち上げや、人事異動にあわせて人員補充をするため
求人数が多い時期に転職活動をするメリット
求人数が多い時期に転職活動をすると、たくさんの求人から職種や企業を選べますし、採用人数が多いため採用されるチャンスも増えます。
何月に転職活動をすればよいか迷っている方は、2月・3月や8月・9月を視野に入れて準備を進めてみましょう。
求人が多い時期に転職活動をするデメリット
2月・3月や8月・9月の転職活動にはデメリットもあります。
- 求人について十分に考える時間がない場合がある
- ライバルが多いので競争が激しくなる可能性がある
できれば早く人材を確保したい企業が多いため、募集期間が短い求人が多い場合があります。
募集期間が短いと、企業や求人の中身を十分吟味できないので注意が必要です。
2月・3月や8月・9月は転職しやすい時期なのですが、競争率が高い人気企業に応募すると逆に採用率が落ちるリスクもあるため、注意しましょう。
転職活動ケース別のおすすめ月
おすすめの転職時期は、置かれている状況や立場で異なります。
ケース別でおすすめの転職時期を解説するので、自分に当てはまるものを確認しましょう。
第二新卒として採用されたいなら
第二新卒として採用されたいなら、1月から3月が転職活動におすすめの時期です。
企業が第二新卒の採用をおこなうのが、1月から3月が多いからです。
転職活動が1月から3月なら新卒と同じ4月入社の可能性が高くなり、社会人としてのビジネスマナーや基本業務スキルを習得できるメリットがあります。
賞与をもらって辞めるなら
賞与をもらったあとに会社を辞めるなら、転職活動は5月や11月から始めましょう。
賞与が支給される月が、6月7月12月に多いからです。
5月や11月から転職活動を始めて内定をもらうと、賞与をもらってすぐに退職できるという流れができます。
賞与をもらうための条件は企業で異なるため、就業規則の賞与支払い規制を確認しておきましょう。
また転職活動は賞与をもらったあとに始める人が多いため、5月や11月から転職活動を始めると、ライバルが少ない状態で内定をもらえやすいです。
即戦力として働きたいなら
即戦力として働きたいなら、9月10月に転職活動を始めるのをおすすめします。
9月10月の求人は、新規事業拡大に向けての求人が多いからです。
企業にとって新規事業を立ち上げる場合、スキルや経験がある人材がいた方がよいです。
即戦力として採用され結果が出れば、キャリアアップも目指せるでしょう。
未経験の職種に就きたいなら
未経験の職種に就きたいなら、8月に転職活動を始めるのがおすすめです。
この時期の転職活動であれば、入社は9月や10月の可能性が高いです。
業種で違いますが、9月や10月なら企業は新人研修に時間を割きやすいので、未経験でも安心して業務を学べます。
未経験の職種に就きたい方は、8月までに情報収集し準備を始めておきましょう。
多忙で転職計画を立てられない人は
仕事が忙しく転職計画を立てられない人は、1月・5月・8月がおすすめです。
1月・5月・8月はゴールデンウィーク・お盆・年末年始があるので、休暇中に転職の準備ができます。
休暇中にしっかり計画を立てておけば、休暇後に仕事が忙しくてもスムーズに転職活動を始められます。
ゴールデンウィーク・お盆・年末年始前までに少しずつ転職に関する情報を集めて、集中して計画を立てましょう。
体調に無理なく転職活動をしたいなら
季節の影響をできるだけ避けたいなら、5月10月の転職活動がおすすめです。
5月10月であれば暑すぎず寒すぎない気候なので、快適に転職活動ができます。
花粉症や風邪をひきやすい季節だと、転職活動に集中できなかったり面接をキャンセルしなければならなくなったりする可能性が高くなります。
気候が快適だとモチベーションの維持にも効果的なため、季節の影響を受けやすい人は5月10月から転職活動を始めてみましょう。
求人が減るのは何月?
年間を通して、求人数が少ないのは4・5月と12月です。
4・5月は新卒採用や研修、12月は年末調整など他の業務で忙しく、採用を抑える企業が多いからです。
たくさんの企業や求人から転職先を探したい人は、避けましょう。
とはいえ未経験の職種や業界であれば採用されやすい時期ではあるため、新しい職種や業界にチャレンジしたい人にはおすすめの時期です。
業界や業種で転職時期は変わる
企業が求人を出す時期や採用数を増やす時期はおおよそ決まっていますが、業界や業種で異なる場合もあります。
たとえば旅行業界の場合、繁盛期は長期休暇がある5月や8月なので、求人が増えるのは少し前の時期です。
教育業界であれば、新年度が始まる前に求人が増える傾向にあります。
自分が希望する業界や業種の求人が増える時期を確認し、よいタイミングで転職活動をスタートしましょう。
転職時期にこだわりすぎないのも大切
転職時期にこだわりすぎないのも大事です。
転職がベストだといわれている時期に、希望する求人が出るとは限らないからです。
求人が減る時期に、望んでいた企業が新たな求人を出すこともあります。
チャンスを逃さないためにも、日頃からアンテナを張り情報を収集するようにしましょう。
まとめ
転職時期としておすすめの月は、2月・3月や8月・9月です。
また状況や立場で転職活動のベストなタイミングは変わります。
もっとも転職におすすめなのは自分が転職したいと思ったタイミングです。
転職したいと思っているときが、モチベーションを高く維持できます。
自分が希望する求人を見つけたときにすぐに応募できるように、常に情報収集をして気持ちを高めておきましょう。