就職・転職活動_企業探しのコツ

自分に合った企業を選びたいけれど、どのように探すのかわからないという人も多いでしょう。
「たくさんの企業のなかから、自分にぴったりの会社がなかなか見つからない」という人もいれば「求人を見ても魅力的な企業に出会えない」という人もいるはずです。

自分に合った企業を見つけるには、企業探しが難航している原因を考えるだけでなく、探し方のコツを掴む必要があります。
この記事では、企業探しがうまくいかない原因と、企業探しの7つのコツをご紹介します。

企業探しがうまくいかない5つの原因

企業探し_履歴書を持つ女性

なぜ自分に合った企業を見つけられないのでしょうか。
原因を知って探し方を改善できれば、転職活動をスムーズに進められます。
ここでは、企業を上手に探せない5つの原因を解説します。

希望条件が明確でない

企業に対する希望条件を明確にしないと企業を見つけられません。
自分に合っているのか判断基準がないからです。
結果として、全く条件に合わない企業ばかりに思えてしまいます。
自己分析で自分の希望条件を明確にしましょう。

希望に合わない企業を選んでいる

希望条件は明確なのに、自分に合わない企業ばかり選んでいる場合もあります。
一般的に良い条件が全て自分の希望条件と同じとは限りません。
他者の基準ではなく、自分の希望を基準に選ぶようにしましょう。

大手企業にこだわりすぎている

知名度のある大手企業ばかりを希望していませんか?
大手企業は人気があり競争率が高くなります。しっかり対策をとっても採用に至らない場合も少なくありません。
大手企業だけを志望して不採用だった場合、転職活動へのモチベーションが下がりますし、他の企業を見つけられない状況になってしまいます。
大手企業だけを選んでいるなら、なぜ大手なのかを考え直し、大手企業以外では本当に実現できないのか考えて選択肢を広げるとよいでしょう。

特定の業種や職種にこだわりすぎている

希望の業種や職種を明確にして企業を探すのは良い方法です。
しかし、それだけを探していると選択肢が限られ、自分の可能性を狭めてしまう場合もあります。
希望の職種に関連する周辺の職種など、範囲を広げて探してみましょう。
興味深い企業に出会えるチャンスが増えますよ。

情報量が少ない

どのような企業なのか情報量が少ないと、選んでよいのか判断ができません。
企業の存在自体を知らないこともあります。
インターネット上には情報があふれていますが、実際に役立つ情報とは限りません。
情報自体が古かったり主観が入っていたりすると、自分に当てはまらない場合もあります。

四季報や転職情報誌などの新しい情報の中から、できる限り多くの企業の情報に触れましょう。
説明会やOB訪問も足を運び、生の情報を多く得ることも大切です。

企業探しの7つのコツ

企業探し_丸の札を上げる女性

自分の希望に合っている企業を探すにはコツがあります。
企業探しがうまくいかないと悩んでいる方は、これから紹介する7つのコツを実践してみてください。

自己分析をする

企業を探す前に自己分析をすると、企業に求める条件や選ぶ基準が明確になります。
得意なことや性格から、自分に向いている仕事や働き方を知れば、合う企業と合わない企業を選別するのに役立ちます。
自分を深く見つめて、企業に希望する条件を書き出します。

大切にしたい条件と優先順位を決める

書き出した希望条件の中から、大切にしたい条件を決めます。
働き方でも仕事内容でも、これだけは必ず守りたいという条件です。
それを満たす企業から探し始めます。

最も大切にしたい条件を決めたら、それ以外の条件に優先順位をつけます。
優先順位の高い条件に当てはまる企業を中心に選びましょう。
優先順位の低い条件は妥協できる点なので、必ず当てはまらなくてもかまいません。

興味のあることや好きな趣味から探す

興味のあることや趣味から仕事にしたい職種を探してみましょう。
好きなことを仕事にすれば、モチベーションを保ったまま長く働き続けられます。
志望理由のアピールにも困りません。
既に知識や経験があるため、業務内容を早く理解できるのは大きなメリットです。
入社後に業務をスムーズに始められれば、企業が欲しい人材になれるでしょう。

志望企業を絞り込み過ぎない

早い段階から志望企業を絞り込み、他の企業を選択肢から外してしまうのも、転職活動で失敗する可能性を高めてしまいます。
特定の企業に思い入れが強いと志望理由のアピールなどにメリットもありますが、不採用だった場合にモチベーションを維持するのが難しくなります。
転職活動をしていく間に、希望条件が変化していく場合もあります。
候補は多めに選んでおくのが企業探しのポイントです。

大手や業種にこだわり過ぎない

企業探し_高層ビル群

社会には、知名度の高い企業もあれば、一般にほとんど知られていない企業もあります。
知名度の高い企業だけが優良企業とは限りませんので、大手企業にこだわり過ぎると選択肢を狭めてしまいます。中小企業が希望に合う場合もあります。

また、苦手だと思っていたことに才能を発揮する可能性もあります。
探し始めの時期には、好きな業種や大手だけでなく、広い範囲で検討すると企業探しの幅が広がります。

中小企業にも優良企業がある

優良企業が全て大手企業とは限りません。
大手でなくても、社会的に価値の高い商品を作っていたりサービスを提供していたりする中小企業なら、充実感や達成感を得られて長く勤めることができます。
社員が自社に誇りを持って働いている企業は、働く環境も充実しているでしょう。

BtoBにも目を向けてみる

BtoC企業は認知度が高いため、企業探しの中心になる傾向があります。
しかし、BtoB企業にも優良企業は多くあります。
企業間取引なので、長期で継続的な取引が見込まれるため、経済状況が安定している場合も多いです。
知名度が低いために、転職活動における競争率も低い企業がほとんどです。
大手企業の取引先を調べたり、業界の専門新聞や雑誌などから探してみましょう。

首都圏以外の地方圏にも、優良な企業が多くあります。
地方圏に強い転職サイトなら、地域に根付いて地方社会に貢献する優良企業を見つけることができます。
例えば、「TASUKI」は東三河や豊橋を中心に愛知県での企業探しに役立つ情報を多く掲載しています。
知名度が低くても、社会に貢献する価値の高い商品やサービスを扱う企業が見つかりますよ。

情報収集をしっかりとする

企業探しは情報収集が重要です。
説明会や企業訪問などの機会を活かし、できる限り多くの情報を集めましょう。
情報量が多ければ、企業探しの選択肢を増やすのに役立ちます。
自分に合うかを判断する基準が明確になるので、入社後のミスマッチを防ぐこともできます。

まとめ

企業探しにはコツがあります。
上手く探せない原因を探り、探し方を改善すれば、自分の希望条件に合った企業を見つけられるようになります。
こだわりを持ちすぎず、常に新しい情報を得ながら、自分に合った企業を上手に探しましょう。