
先日、「令和7年度豊橋市予算の見どころ」が発表されました。
一般会計は豊橋田原ごみ処理施設整備事業や豊橋新城スマートIC(仮称)整備事業などの大型事業に加え、扶助費や人件費の増加によって全体で7.4%増加し過去最大規模。
「市の予算?なんだか難しそう」と思われるかもしれませんが、私たち市民の暮らしに密接に関わるものです。
この記事では豊橋市予算の見どころ令和7年度の中から気になるトピックを抜粋してご紹介していきますので、今後の暮らしの変化を楽しみながら、ぜひお読みください。
魅力あふれる、より安全で快適な施設へ!こども未来館をリニューアル
ここにこのまち空間がリニューアル!作品の展示スペースや、子どもたちが主体的に映像制作に取り組むことができるブースが登場する予定です。
また、より安全で快適な施設とするため改修工事が行われます。
令和7年中に休館を含む改修が行われ、令和8年度の6月にリニューアルオープンが予定されています。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/61953.htmより引用
プレミアム付電子商品券&家庭用省エネ冷蔵庫買替促進補助金
物価高騰の影響を受ける市民生活や事業者への支援が行われます。
毎回大人気のプレミアム付電子商品券 (TOYOPay(予定))は引き続き実施、プレミアム率は30%で発行総数は15万セットが予定されています。
また、消費電力削減効果の大きい冷蔵庫への買い替えを促進する補助金が新設。補助対象要件を満たす冷蔵庫を買い替える市民を対象に上限5万円が補助されます(補助率1/4)。
アグリテック導入支援補助金を新設
豊橋市はアグリテック企業のチャレンジを地域をあげて応援・共創する「日本一アグリテックフレンドリーなまち」を目指しています。
これまで地域の農業者、農業関連企業と全国の有望な農業系スタートアップをマッチングし、本市を実証フィールドとした農業課題の解決につながる新製品・サービス開発を促す「TOYOHASHI AGRI MEETUP」が行われてきましたが、令和7年度予算で拡充されます。
また、地域農業の課題解決をめざしアグリテック企業が開発した新製品・サービスを農業者が導入する場合に、費用の一部を助成する補助金が新設。地域農業の課題解決とアグリテック企業の成⾧の好循環によって強い農業の実現が期待されています。
豊橋市動物愛護センター(仮称)を開所
2025年10月上旬には動物の愛護及び管理を推進する拠点として豊橋市動物愛護センター(仮称)を開所します。
「誰もが気軽に立ち寄り、動物の愛護をともに実践し、ともに学ぶことができる施設」を基本コンセプトに、「命を育む・つなぐ・守る・支え合う」のキーワードに対応した、4つの拠点機能を備えます。
対話や学びにより動物愛護への理解を深める取組みや、収容動物の譲渡推進を図る取組みなどが行われる予定です。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/56829.htm より引用
ごみに悩む自治会へ!ステーションアドバイザーを新設
自治会などごみステーションの維持・管理に悩む方の課題解決のために地域住民がごみステーションを気持ちよく利用できるよう、「ステーションアドバイザー」が新設されます。
「カラスにごみを荒らされる」「ごみ出しマナーが悪くて困っている」など担当職員がごみステーションに関するさまざまな課題を自治会等と一緒に解決していきます。
また、当面はごみステーションを継続しつつも「ごみの戸別収集」についても来年度から検討が始まります。
老朽化した下水道管の点検・調査・改築を推進
埼玉県の道路陥没事故で一気に注目を浴びた下水道管の老朽化。
豊橋市でも昨年度末時点で下水道管の17.6%が耐用年数(50年)を超過しています。
下水道機能の低下や道路陥没等を未然に防ぐために、老朽化が進む下水道管について劣化状況の計画的な点検・調査を行うとともに、調査結果に基づいた改修工事が行われます。
子ども向け遊具も設置!競輪場北エリアをリニューアル
老朽化の激しい豊橋競輪場の北エリアのリニューアルが行われます。
バリアフリー化や駐車場からのアクセス性向上、老朽化によって撤去された建物跡地の一部に健康遊具や子ども向け遊具など競輪場を利用しない地域住民も楽しめるようになる計画です。
来年度から基本設計などがスタートし、建設工事は令和9~10年度が予定されています。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/secure/10519/R7_midokoro.pdfより引用
まとめ
初めて聞くような予算や以前から話題になっていたプロジェクトがいよいよ来年度から本格的に動き出すなど、来年度の予算も市民生活にとってたくさんの見どころがありました。
「豊橋市予算の見どころ」はイラストなども多く使用されていてわかりやすいのが魅力です。
まだ見たことが無いという方は、この機会にぜひご覧になってみてはいかがでしょうか? 全文は下記の豊橋市役所HPよりご覧ください。