自転車の種類

自転車買い替えの際にどんな自転車を買うか迷っている人はいませんか?
新生活に向けて長距離を走りたいと思う人は、クロスバイクやロードバイクのようなスポーティーな自転車の購入を検討している人もいるでしょう。

しかし、実際に乗ったことがないと分からないことばかりで、結局なにを買えばいいの?と思ってしまう人も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、5種類の自転車の紹介とクロスバイクとロードバイクの比較を行っていきます。

安くない買い物になると思うので参考になれば幸いです。

1.自転車の種類

その1:ママチャリ

最も目にする自転車で、頑丈で乗り心地がいいのが特徴です。株主優待でおなじみのKさんもガシガシ使っているのが有名ですよね。
走行性能はスポーツ系の自転車と比べると低く、中近距離の移動手段として使うのがおすすめです。

その2:クロスバイク

ママチャリに比べ軽く、走行性能が高い自転車です。「2×8」や「3×8」のようにフロントとリアに変速機が付き、最適な重さ(ギア比)を選択することができるため、平坦から急な坂道まで様々な道に対応することができます
ママチャリからの乗り換えだと変速操作に戸惑うかもしれませんが、すぐに慣れるので変速することが楽しくなりますよ。

その3:ロードバイク

クロスバイクに比べ同等かさらに軽く、走行性能が高い自転車です。
ロードバイクの特徴はドロップハンドルというものが付いていることです。
ドロップハンドルのメリットは様々なポジションで乗れることで、これにより前傾姿勢をとりやすく風の抵抗を減らすことができたり、長距離の走行でも疲労を分散できたりします。

↓↓↓近年、ケーブルのフル内装化やディスクブレーキの採用など、目覚ましい進化を遂げています。

その4:グラベルロード

ロードバイクに見た目が似ていますが、ロードバイクが走るには難しい未舗装路も走ることができるよう設計されています。
ロードバイクほどスピードを出すことはできませんが、街乗りでは十分すぎる性能があります
ロートバイクと購入を悩んだら、舗装路だけでなく砂利道や荒れた道も走りたいかどうか、今後走る予定はあるかどうかを考えると決断しやすくなるのではないでしょうか。

※グラベルとは砂利という意味

その5:ミニベロ(小径車)

小さなタイヤが特徴的な自転車です。小回りが利き静止状態からの発進が楽であるため街乗りに向いています
また折り畳み自転車の場合は室内での保管が容易であったり、車や電車に載せて旅先での足として使うことができるためとても便利です。
一方で、タイヤ径が小さいことで障害物に弱く、また操作性や安定性が低くなってしまうというデメリットがあるため注意しましょう。

2.ロードバイクとクロスバイクの比較

①写真で比較

ロードバイク

  • サドルとハンドルの落差が大きく、前傾姿勢になる。
  • サドルは薄く固め。
  • 重量は10㎏未満のものが多い。
  • 価格は8万円~が目安。

クロスバイク

  • ロードバイクと比べハンドル位置が高く、やや前傾姿勢になる。
  • サドルは分厚くクッション性が高いものがついていることが多い。
  • 重量は10㎏以上のものが多い。
  • 価格は4万円~が目安。
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どちらの自転車もパーツの変更などで、ポジションを調整したり軽量化したりできます。
カスタムが容易なのもクロスバイクやロードバイクの魅力の一つです。

②速度比較

クロスバイクとロードバイクの速度差を実際の走行記録で比較してみましょう。
左の記録がロードバイク、右の記録がクロスバイクのものになります。

自転車走行記録

距離やコースなどが違うため正確な比較にはなりませんが、ロードバイクでは距離は+5km、登坂高度は+200mのコースを走ったにもかかわらず、平均速度&移動時間はクロスバイクの記録よりも良かったです。
※ロードバイクでは蔵王山を登るコースを走りました。

実際に乗ってみた感想としては、クロスバイクの方はロードバイクに比べると登りが苦手で、ロードバイクの方は前傾姿勢がキツく慣れていないと首が痛くなりそうでした。

③ロードバイク・クロスバイク比較まとめ

クロスバイクとロードバイクはそれぞれ良さがあるため、どちらを選ぶかとても悩みますが、街中を走ったり通勤通学によく使うならクロスバイク休日に長距離のサイクリングをしたい人にはロードバイクが向いているのかなと思います。
最終的には自分が好きな方を買うのがベストだと思うので、総合的に考えてどれを買うか検討しましょう。

3.安全対策

自転車は歩くスピードよりも速いことや、車道を走ることもあることから事故リスクが高く安全対策が必要となります。

対策1:ライト・反射板

トンネル内や夜間に走行する際に、前方の安全確認や後方からの視認性UPのために必ず付けないといけません。
最近では日中からライトをつけることで事故を減らそうとする動きもあるため、安全対策として日中からライトを点灯させることもいいかもしれません。

対策2:ヘルメット

自動車と違いエアバックやシートベルトがないため、万が一事故を起こしてしまった時のケガのリスクが大きいです。
中でも頭部の損傷は直接命にかかわるものなので、自分の身を守るためにもヘルメットを着用しましょう。

対策3:タイヤの空気圧チェック

走行中に突然パンクするとバランスを崩してしまい転倒の危険がありますし、そもそも目的地まで辿り着けなくなってしまいます。
タイヤの空気をこまめにチェックするだけでもパンクのリスクを減らすことができるので、空気を入れることをぜひ習慣化しましょう。

パンクの原因や対策について詳しく知りたい人はこちらの記事がおすすめ!
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まとめ

4月からの新生活や新型コロナウイルスの影響などでスポーツ系の自転車購入を検討している人が多いと思いますが、それぞれにメリットデメリットがあるため自分の使い方に合った自転車を選ぶことが重要です。

年々自転車の人気が高まり、単なる移動手段から嗜好性の高いものへと変わりつつあるため、この流れに乗っかって自分のお気に入りの1台を探してみるのも面白いかもしれませんよ。

ぜひ楽しい自転車ライフを送ってくださいね!