夏休みの自由研究おすすめテーマ5選

いよいよ夏休み間近ですね!

日記やドリルも大変だけど、やはり一番の悩みどころは自由研究ではないでしょうか。

ここでは学年やジャンルごとにおすすめの自由研究を紹介し、まとめ方も解説しています!

夏休みの自由研究

実験&観察!キッチンでできる結晶づくり

実験というと準備が大変そうですが、結晶づくりは塩やミョウバンなどスーパーやドラッグストアで簡単に手に入る材料で溶解や結晶化の原理を学べますよ。

鍋などで水を加熱して材料を溶け切らなくなるまで溶かし(飽和溶液を作る)、ゆっくり溶液を冷却して結晶が成長するのを観察します。

結晶が成長するのに何日かかかるので、夏休み序盤から取り組みましょう!材料を変えて結晶の形を比較したり、より大きな結晶をつくるにはどうしたらいいか調べて試行錯誤したり、お子さんの興味に合わせてより充実した研究にもできます。

豊橋市自然史博物館では夏休み中に「キセキの結晶☆鉱物」が開催中なので、結晶についてより深く学ぶことができますよ。

実用的!ひんやりバスボムづくり

とにかく暑い、夏休み。ハッカ油を入れたバスボムを作れば化学反応を学びながら実用的なアイテムが出来上がります。シュワシュワと泡が出て楽しいバスボムは子ども達も大好きです。

材料は重曹、クエン酸、ハッカ油やお好みのエッセンシャルオイル。これらを水と混ぜてバスボムの基本材料を作ります。定番の丸い形はもちろん、お菓子用の形でさまざまな形にも変えられますよ。コーンスターチや片栗粉を入れると、より成形しやすくなります。

どんな化学反応が起きているのかを調べたり、市販のバスボムの成分と比較してみたり、ハッカと相性のいいアロマの組み合わせを研究してみたり、楽しいだけでなく内容も充実させやすいテーマです!

カメラの仕組みがわかる!カメラオブスキュラづくり

カメラオブスキュラとは、かの有名なフェルメールが使用していたというカメラの原型となった機械です。

カメラオブスキュラは暗い箱の片面にピンホールを開け、反対側にトレーシングペーパーなどの半透明の紙をスクリーンとして取り付けて外の景色を映し出します。どれも100円均一ショップなどで手に入る材料です。

穴の大きさやスクリーンとの距離など、ほどよい難易度で試行錯誤しながら取り組めます。スクリーンに上手く映し出せた時にはものすごい達成感があります!

歴史上の画家達がどのようにカメラオブスキュラを活用したか調べたり、どのような系譜で現代のカメラになっていったか調べたり、実験の先にも研究しがいのあるテーマですよ。

参考:https://www.olympus.co.jp/technology/jiyuukenkyu/jikken/05/?page=technology_jiyuukenkyu

地域の歴史や考古学を調べよう!

新城市_鳳来寺山自然科学博物館

自由研究というと、いわゆる理系のテーマがイメージされがちですが、文系のテーマもおすすめです。特に住んでいる地域を題材にすることで地元の文化や歴史を深く理解するための良い機会になりますよ。

具体的なテーマが決まる前でも、まずは地元の図書館や博物館を訪れて資料や展示品を調べてみましょう!気になるものを見つけたら、学芸員さんや司書さんに質問をしてより深く調べたり、関係する人々へのインタビューや現場を訪れるフィールドワークを行ってまとめてみましょう。

新城市にある鳳来寺山自然科学博物館の「はくぶつかんだより」は味のある手書きで内容も充実、WEB上でも見られるのでおすすめです。パラパラと見てみるだけでもきっと深く調べたいテーマが見つかりますよ。

キットで簡単!カラフル菊染め

菊を染める実験キット

「とにかく早く手間なく自由研究を終わらせたい!」という方には、材料がすべてキットになっていて届いたその日に自由研究を完成させられる「タハナ 〜1日でできる自由研究キット〜」がおすすめ!

ただ簡単というだけでなく、田原市が日本一の産地である輪菊を使って菊農家さん直伝の方法で好きなカラーに染められるという楽しい内容です。輪菊は3本入っているので、それぞれ違う色にしたり染め方を変えてみたりと実験しやすくなっています。

興味が湧いたら「なぜ田原がこんなにも菊の栽培が盛んなのか」「どういった仕組みで色が染まるのか」「他の花だとどうなるのか」など、ぜひ工夫して自分らしい自由研究にまとめてみてください。

夏休み限定販売なので、お見逃しなく!

詳しくはこちらから▽
https://tasuki-inc.com/jiyukenkyu-tahana/

自由研究のまとめ方

最後に「いざテーマが決まっても、一体どうやってやればいいの?」という方のために自由研究の流れをご紹介します。

  1. テーマを選んだきっかけや興味を持った理由をまとめてみよう
  2. 確かめたい内容の予想と理由をあらかじめ考えよう
  3. 実験や調査の準備や手順をまとめる
  4. 実際にどんな結果になったのかまとめる
  5. 想と結果にはどんな違いがあったか、その理由も考えてみよう
  6. 全体の感想や、今後さらに取り組みたいことをまとめよう
  7. 参考にした資料やWEBサイトを一覧にしてまとめよう

どのテーマでも単にやってみるのではなく、事前にどうなるのか予想をしてみて実際の結果と比較、さらにその理由を自分なりに考えてみるのが大切です。

参考にした資料やWEBサイトはうっかりすると忘れてしまうので、しっかりと記録するようにしましょう!