現役大学生による企業インタビュー記事、「学生インタビュー」。
 
この記事は、地元の大学生が、様々な企業を訪問する中で、見て感じた驚きや発見をそのまま発信するものです。
 
今回は、株式会社ナツメに訪問してきました。
 
<この記事を書いた学生ライターを紹介>
豊橋創造大学短期大学部
キャリアプランニング課 花岡ゼミ2年生
 

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福田 奈美さん


 
森田 茉優さん

 


北嶋 菜々さん


熊崎 瑶子さん

 


津村 咲弥嘉さん

 

 
 

 
 
 
 
 
 
 
【お話を聞いた人】

夏目 喬之さん
株式会社ナツメ
代表取締役社長

 
 
私たちが取材したのは、愛知県豊橋市にある株式会社ナツメさんです。
この会社は、銅製品をメインで取り扱っているメーカーです。中でも、自動車部品の製造を行っています。銅部品メーカーって、豊橋では珍しいんじゃないでしょうか!
50年以上も続いている歴史ある会社を紹介していきたいと思います。
 
 

「株式会社ナツメの歴史」

 
ー ー ー 株式会社ナツメの由来と創業について教えてください。
社名は創業者の苗字からきています。元々は『夏目製作所』という名前でしたが、株式会社に変更する際に、カタカナにしました。こちらの方が、見た目もさっぱりとした感じに映るかなと思い・・・。ありきたりなのでカタカナにすると見た目がさっぱりとした感じに見えるかなと思いカタカナにしました。
 
 
先代社長(創業者)は『ものづくりに携わりたい』という志を持っていました。実は、刀鍛冶になりたかったようで・・・。手先が器用だったということもあるようですが、刀鍛冶の仕事には、素材の特性を考え、鍛造、熱処理、研磨など、一連の様々な技術が詰まっている部分に興味を持ったそうです。実際に2年ほど、刀鍛冶の仕事に就いていました。時代の変化による新事業への転換を余儀なくされ、技術を応用した繊維用の切断機も作っていたそうです。この切断機に関する業務を引き継ぐ形で、会社設立に至りました。当初は、繊維関係の業務に加え、銅製品に纏わる制作を柱としており、それが現在の自動車部品の製造にシフトしてきたというわけです。
 
 
 
 
ー ー ー 愛知ブランドの認定を受けられてますよね。
豊川商工会議所から、そういうもの(愛知ブランド)があると聞き、申請し、認定を受けました。認定後は、特に大きな変化は感じていませんが、認定企業の一覧から問い合わせは増えているかな。タスキさんのように我が社へ興味を持って頂ける機会にはなってるいると思いますよ。
 
 
 
株式会社ナツメは1966年に設立され、50年以上の歴史があります。そのスタートが刀鍛冶ということに、驚きました。まさに、ものづくり(の信念)の起源があったのですね。長く続いている秘訣をお聞きした際、「これまで身の丈に合わないことはしてこなかった」という現社長の言葉に、信念(理念)の重要性を知ることが出来ました。
 

 
 
 

「素材へのこだわり」

素材に対する愛⁉
素材へのこだわりというテーマで銅について質問しました。
「銅という素材そのものの見た目が美しいんですよ。これだけでも仕事が楽しくなる。完成品になると貴金属のような綺麗さで・・・。」
 
最初に語られたのは、夏目社長の銅に対する愛⁉でした。
 
確かに、見学させていただいた材料やHP上に掲載されているキューブ状のオブジェは、鉄とは違う明るいイメージを持ちました。
 

 
 
ー ー ー 他者が扱わない素材と伺いましたが、それはなぜなのでしょうか?
「銅は扱いにくい素材なんです。何故、扱いにくいかというとコストが高い。値段は、鉄の5~6倍します。材料費が高ければ、ミスや無駄が出来ない・・・。製造業にとっては重要な問題なんです。また、素材の性質上、柔らかいということも、加工作業においては問題点です。傷や衝撃に弱く、細心の注意が必要になってくる。」
 
素材や技術に疎い私たちにもわかりやすい範囲でご説明を頂きました。でも、聞けば聞くほど、注意点ばかりで、難しそうに思えます。
 
「銅は柔らかい上に粘りが強い。だから、削るときにパラパラしないんです。ドリルで穴をあける際、鉄などは細かい削りくず出て、穴に詰まり、時にドリルの刃を折ってしまうこともある。銅の場合は、ドリルの溝に沿って、削りくずが繋がって出てくる。これを上手くやるためには、ドリルの溝を上手く作ることがコツなんです。大変難しいことなんですが、このドリルを自分たちで作るのが面白い。」
 
銅専用の工具や機械はあまり市販されていないと伺いました。このように自ら工具を作っていることに驚きました。また、それを楽しんでいる点も私たちからは、信じられませんでした。しかし、このように素材と技術に向き合い、自らの腕を鍛えながら取り組んでいく姿勢は株式会社ナツメの技術的な強みとなっているのではと思いました。
 
 
 

「求める人材像と社内制度」

ー ー ー求める人材像について教えて頂けますか
興味関心、好奇心が強い人を求めています。我が社は、B to Bの会社です。売る(作る)側から売る(作る)側へモノを製造・販売しています。自分たちが日々やっている仕事が面白いことに繋がり、物を作ることに『面白そうだな、触ってみたいな、学んでみたいな』という好奇心がある良いですね。
 
 
 
社風について、役職や部署に捉われず、社員の発想と皆で関わる姿勢を大事にしているとも伺いました。自分の仕事だけでなく、周りを見る目、幅広い視点が大事になのだと思いました。
 
また、女性社員は全体の1割で、事務だけなく、製造を担当される方もいらっしゃるということでした。「事務職に限らず、製造や営業など、興味関心があれば、女性でも担当してもらいたい」とのことでした。
 
ー ー ー 社内制度(福利厚生)に非喫煙手当とありますが。
以前は工場内でも、事務所内でも煙草を吸うのは自由でした。世の中の流れから、分煙を考えた際、喫煙に要する時間とそれに対する非喫煙者の不満(サボりに行っている)解消する方法として、非喫煙者への手当支給を考えました。喫煙者は申請を出すと、翌月からこの手当てがもらえます。
 
最初は、社員の健康を考慮した珍しい手当だとな思いましたが、実は、様々な社員の立場に立って考えられた良い制度だと思いました。
 

 
 
 

<おわりに>

当初は、私たちの日常からは縁遠い世界と思って、難しいかなと思っていました。しかし、大学の先輩である夏目社長のお話は、知識のない私たちにもわかりやすく、興味深い内容でした。歴史のある会社の成り立ちや信念が組織の価値観として今も繋がっていることや社員が様々なことに関われる風土を意識的に作られていることには驚きました。
 
改めて、製造業やものづくりの仕事に興味が湧いてきました。お忙しい中、取材にご対応頂きまして誠に有難うございました。
 

 

 
 
 

 
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