「朝食はカフェで食べよう」
カフェのモーニングに憧れてカフェに入って驚いた光景。一緒にカフェに入ったおいちゃんが注文したのはドリンクのみ。
「あれっ、朝ごはん食べに来たのじゃないのか?」と声には出せず
内心不思議に思いながら、合わせて私もドリンクを注文。するとサービスでモーニングのプレートが出てきました。ホットサンドにデザート。
とても充実したモーニングを頂きました。どうも。カフェのモーニングのシステムに驚いたちゃんらいです。
先日の記事。布花作家である綾野さんのワークショップに参加し、
初めてのコテ使いに戸惑いながらも楽しい作品作りの時間を過ごしていた。
改めて時間をワークショップの場面に戻してみる。
そこには、ワークショップの姿をキッチンから明るい笑顔で見守っていた女性がいた。
オーナー
趣味:テルミン演奏
マトリョーシカの姿を模したマトリョミンというテルミンがあり、こちらでギネスにチャレンジした経験もあるほどのテルミン好きの真由美さんが、メイシーカフェを切り盛りしている。
お店の風景
モーニングというサービスに私が驚く空間で懐かしいJ-POPの音楽が流れている。
穏やかな日差しをレースに受け、白地のテーブルに模様が描かれる。その横には無数の雑貨達が並んでいる。
これらの雑貨は、数々の作家の皆さん方の思いが込められ、命を吹き込まれた作品である。そしてその作品とカフェを訪れる人々の交流の場がメイシーカフェなのである。
私も、真由美さんの切り盛りするメイシーカフェでワークショップ出会い、今に至る。
名前の由来
率直に気になるのが、カフェの名前の由来である。
「メイシー」にはどのような意味が隠されているのだろうか。英語の辞書で「メイシー」と検索したくなる気持ちを抑えながら、真由美さんに聞いてみた。
「名前をローマ字に変えてみて」と言われ、ローマ字で表記してみる。
「Mayumi」
↓
「May Umi」
↓
「May Sea」
なるほど!由来は思いの外近くにあった。まさしく「真由美さんのカフェ」ということであり、これが灯台下暗しというやつである。
7年前にスタートしたメイシーカフェ。
オープンから行われているのは、このような雑貨の展示・販売である。一体何体がここには存在しているのだろうかと思うくらいにマトリョーシカが所々に顔を出し、非常にチャーミングである。
そして真由美さんとともに笑顔で来客を出迎えてくれるのが、このマトミちゃんである。
真由美さんが生み出すメイシーカフェの空間は、ハンドメイド文化を支える縁の下の力持ちといえる。オープン当初からお店の中にハンドメイド雑貨の展示スペースを設け、来店する人達を和ませている。
お店を始めた時は知り合いの作家数人の雑貨を飾っていたのみだと当時の様子を語ってくれた。それが今では20人以上の作家さんがかわるがわる雑貨を展示し、徐々に雑貨のスペースも広がって、今に至る。
木目調の壁も、作家さんの作品を展示するスペースになっている。
ハロウィンの季節ということで、先日の記事で紹介した綾野さんの布花が飾られているが、11月になるとまた次の作家さんにバトンタッチして、また違った模様が描かれる。年明けも予約がすでに入っているとの事。
真由美さんは、メイシーカフェをオープンする前にはWEB関連の仕事を行っており、その経験から作家さんの依頼でフライヤーやポスター作りを行い、作家さんの裏方としてお手伝いする事もある。このように場の提供するだけでなく、様々な面から作家さんを支え、盛り上げていきたいと言う。
カフェのメニュー
雑貨に限らず、カフェとしても充実している。
百儂人のメンバーでもあるごとう製茶さんの紅茶を頼むと、ホットサンドにフルーツ・デザートと、充実したモーニングがついてくる。これがドリンクの値段でセットとして提供されるのが嬉しい。
ランチの時間には、カレーやハンバーグなど、お腹も喜ぶメニューが出される。味付けや具材など、期間ごとにアレンジが加えられていて、お客さんの支持も多い。期間限定の予定であったメニューがお客さんから好評で、延長して長くメニューに出ているものもある。
また、メニューに使われているパンが好評で、これは近くのベーカリーから仕入れている。ハンバーガーのバンズやフレンチトーストなど、コースに多く用いられている。
先ほど紹介した紅茶の他にも、果物や野菜についても地元の野菜が使われている。
「安く仕入れられる食材はあるけれど、やっぱり美味しいものを出したいから。」真由美さんがそうおっしゃってくれた。
めいしぃ雑貨市
一方、真由美さんの活動はカフェに止まらない。
夜になると、カフェの営業は行われないが、音楽好きの仲間を集めて、お店の中で小さな音楽会が開かれる事もある。音楽が好きな真由美さんが作り出す、憩いの場である。
そして、定期的に作家さんたちがワークショップを開き、ハンドメイドの楽しさを伝えてくれる。
それから、年に2回「めいしぃ雑貨市」という雑貨市を開いており、近くでは11月6日の日曜日に開かれる。20人以上の作家さんの雑貨が並ぶだけでなく、美味しいお弁当やスープの販売やワークショップも開催される。
メイシーカフェが照らす灯台の明かりは、雑貨とその作者達を明るく照らしてくれる。
そんな真由美さんの作り出す空間に、皆さんも訪れて欲しい。
【会社概要】
メイシーカフェ
オーナー:林真由美
愛知県豊橋市東脇2丁目2-4
0532-39-6578
www.maysea-cafe.com
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