こんにちは。4月に東京から豊橋に移住してきたにっしーです。よろしくお願いします。
知らない土地のことを学ぶには地酒から。ということで東三河の地酒を勉強しています。

皆さんはこだわりの芋焼酎「亀若」をご存知でしょうか!?
田原市で亀若焼酎を展示・販売している、田原物産センターの原薗さんにお話を伺ってきました!

田原物産社長

株式会社田原物産

代表取締役 原薗 義秀さん

趣味:さつま芋のお世話、庭いじり
田原で鉱山の安全保安の専門家として働くかたわら、地域の方々と蔵王山の麓で始めた焼酎用の芋づくりは、来年で10年目。

こだわりの芋焼酎亀若

芋焼酎亀若

―――亀若はどんな焼酎ですか?

亀若は、渥美半島の東の玄関口である田原の蔵王山麓で、太陽の光と潮風をいっぱい浴びて、有機栽培で大事に育てたさつま芋「紅あずま」と、南アルプスの伏流水の美味しい水で仕込んだ焼酎です。

原料の紅あずまは、豊橋市内で作られたウイルスフリーのバイオ苗を植付けし、近隣の畑に撒かれる農薬の影響を受けないように山の斜面で栽培しています。

家に帰って早速飲んでみました。グラスに注いだ瞬間、素敵な香りが広がります。キレがよくさっぱりしていて、どんな飲み方でも美味しく飲める焼酎です。

また、田原市のふるさと納税返礼品に選ばれているのも嬉しいポイントですね。

女性におすすめ!亀若花

亀若花

―――亀若はどんな焼酎ですか?

花の生産が盛んな知多半島と渥美半島をイメージして命名しました。原料のさつま芋に「紅はるか」を使い、水も矢作川水系の水で仕込むといった違いがあります。

芋の香りを少しだけ残し、飲みやすく仕上げたので芋焼酎が苦手という方に飲んでみてもらいたいです。

亀若花も味わわせていただきました。開けた瞬間から柔らかい香りが広がります。なるほど、これなら芋焼酎のツンとした香りが苦手という方でも、違和感なく飲むことができそうです。

アルコール度数も20度と優しさあふれる亀若花、とても飲みやすいので、是非最初にストレートで味わってみてください。飲んだ瞬間に蔵王山の展望台から望む太平洋の雄大な景色が目の前に広がりますよ。

数量限定!常滑焼の壺入焼酎

常滑焼の壺入焼酎

こちらの数量限定の亀若は、常滑市で作られた常滑焼のかわいい壺に入っています。壺入り焼酎は、通常の瓶入りよりもコクがあり、よりまろやかな口当たりと華やかな香りが続くので、「究極の一杯」になるとのこと。

アルコール度数36度を誇る原酒は、原薗社長イチ押しの商品です!

また、常滑焼のほか瀬戸焼の壺入り焼酎もありますので、気になった方は是非調べてみてください。

常滑焼の壺入焼酎2

田原物産センターは憩いの場

田原物産センター

ここからは田原物産センターを紹介します。こちらでは、亀若焼酎の販売はもちろん、ひとときカフェでゆっくりとお茶をすることもでき、コーヒーなどカフェメニューに加え、亀若焼酎を使ったジェラートが食べられます!

ハンドメイドの工芸品も販売されているので、休憩しながら掘り出し物を探してみてはいかがでしょうか。

また、駐車場の横には、ユニークな形をした石材が販売されています。アイデア次第でガーデニングだけでなく色々な用途に使えそうなこちらの石材も要チェックです!

田原物産センター販売

渋沢栄一も関係!田原のセメント産業

―――カフェの反対側にある展示室はなんですか?

こちらは田原セメント産業会館です。田原市は明治時代からセメント産業で栄えた町で、その歴史や、実際に使われていたトロッコなどの機械を展示しています。また、黎明期には実業家の渋沢栄一が関わっていたんですよ。

日本に一つだけと言われている発破用火薬の模型も展示されていて、意外な発見があるかもしれません。田原物産センターにお立ち寄りの際は、是非こちらも見学してみてくださいね。

田原のセメント産業

まとめ

田原物産センターで亀若焼酎と田原市の歴史について色々と知ることができました。お近くに行かれた際には、原薗社長のこだわりと想いが詰まった亀若焼酎を、是非手に取ってみてくださいね。
原薗社長、ご案内ありがとうございました。

会社概要

会社名 株式会社田原物産(田原物産センター)
代表取締役 原薗 義秀
住所 愛知県田原市田原町巴江3番町1
お問合せ 0531-36-5188
(営業時間9:00~17:00)
定休日:日曜日
WEB http://www.iijan-ichiba.jp/