アントレプレナーシップとは

アントレプレナーとは、「事業を起こす人」のこと。

じゃあ起業して自分で会社をしたい人のこと?と思われがちですが、必ずしもそうではないんです。

アントレプレナーシップは「新しい事業開発の意欲に燃え、リスクにも挑む姿勢」とも言われます。

正直、「えー自分そんな意識高くなーい」と思った、そこのあなた! そんな方にこそ、ぜひ続きをお読みください。

アントレナープレナーとは?1

新型コロナで「確実」というものはなくなった

前々から「不確実性の高い時代が来る」と言われつつも、なんとなく実感が沸かなかった方も多いのではないでしょうか。私もです。

しかし、今回の新型コロナウイルス感染拡大で我々は「どんなことにも確実ということはない」ということを強烈に気づかされてしまいました。

オリンピックが延期となり、安泰と言われた数々の業界が危機を迎え……一方で印鑑文化からの脱却やテレワークの普及など、ポジティブな面でもこれまでの常識が一気に覆される機会でした。

たとえコロナがおさまったとしても、全てが元に戻るということはないでしょう。そうでなくても、技術や市場・世界や生活は、時代とともに変化のスピードを上げ続けていたのですから。

そんな「変化することが常識」の時代ですから、その中で生きるには、もはや「変わろうとしない精神」ということ自体がリスク。人は誰しも大なり小なりのアントレプレナーシップを持つ必要があるのではないでしょうか。

アントレナープレナーとは?2

どんな状況でもポジティブに活路を見出そう

コロナ禍で修学旅行を中止する学校が多くありました。楽しみにしていたイベントができないのは残念ですが、制約がある中でも予定を変更したり新しいイベントを工夫して企画した事例もあったようです。

例えば、静岡市の高校は株式会社フジドリームエアラインズが企画した「富士山遊覧フライト」で、キャビンアテンダントとの交流や富士山静岡空港の発着の遊覧飛行を楽しみました。

同社は県内の学校に呼びかけ、約20校が同様の企画に申し込んだそうです。4月には富士山上空の遊覧飛行と山梨県のワイナリー見学を組み合わせた一般向けのツアーも予定されています。

コロナ禍でリーマンショックをはるかに上回る深刻な状況である航空業界。移動が制限されるという事態の中で遊覧飛行という新サービスに挑戦する姿勢は、立派なアントレプレナーシップではないでしょうか。

あなたにもアントレプレナーシップがあるはず

アントレプレナーというと「なんだかすごい人」という印象がありますが、どんな状況でもポジティブに希望を捨てない人とも言えるのではないでしょうか。

アントレプレナーシップとは、生まれ持っての才能だけのものではないはず。皆さんも自分の心に秘められたアントレプレナーシップを見つけてみませんか?

アントレナープレナーシップ講座

アントレプレナーシップ入門・実践講座!受講生募集中

豊橋技術科学大学のアントレプレナーシップ教育推進室は、地域イノベーション・エコシステムの醸成を目指し「自ら考え行動する」実践的人材育成のため、「アントレプレナーシップ入門講座」「アントレプレナーシップ実践講座」を開講します。

イベント情報はこちらから▽
https://tasuki-inc.com/events/toyohasi/entrepreneurship2021/