愛知県ブルーインパルス

2022年は愛知県県政150周年!

1871年に廃藩置県が行われ、その後1872年11月27日に当時の名古屋県を「愛知県」と改称し、額田県(現在の愛知県東部)も合併して現在の愛知県が誕生してから、2022年で150周年を迎えます。

愛知県ではこの記念すべき年を機会に愛知の魅力を再発見し、さらに盛り上げていくため、愛知の将来の発展を牽引する象徴的なプロジェクトを「県政150周年記念事業」として選定するなど、様々なPR活動を行っています。

2022年11月1日にオープンして話題になっている「ジブリパーク」も、記念事業の一つ。150周年記念ロゴマークはスタジオジブリのプロデューサーである鈴木敏夫氏が制作されたそうですよ!

愛知県県政150周年記念Webサイトはこちら

そしてこの度、記念日である11月27日を目前に控えた2022年11月26日(土)に、県政150周年記念の一つとして、航空自衛隊のブルーインパルスの展示飛行が行われることになりました!

ブルーインパルスとは?

ブルーインパルス_東京五輪

みなさんはブルーインパルスとは何かご存知ですか?

ブルーインパルスとは、航空自衛隊の広報活動のために、航空自衛隊の航空祭や国民的な大きな行事等で、華麗なアクロバティック飛行(展示飛行)を披露する専門のチームのことで、正式名称は、宮城県松島基地の第4航空団に所属する「第11飛行隊」というそうです。

筆者がブルーインパルスと聞いて思い出すのは、2021年に開催された東京オリンピックの開会式当日に行われたブルーインパルスの記念飛行。東京都心上空をブルーインパルスが飛行し、5色のカラースモークで五輪マークを描いた様子をテレビでご覧になった方も多いのではないでしょうか?

青と白にカラーリングされた6機の機体が織りなすダイナミックなパフォーマンスは、一度見たら心に焼き付けられる感動とインパクトがありますよね。

そんな貴重な航空ショーが、この愛知県で行われるというのです!!

今回は、この展示飛行の詳細について紹介していきます。

いつ、どんな演目が行われるの?

(1)飛行日

2022年11月26日(土)、愛知県小牧市にある航空自衛隊小牧基地を出発し、県内の主な城・公園等を通過地点として県内上空を広く飛行します。

飛行時刻は13:15頃から14:05頃までを予定しており、最終通過地点である名古屋城周辺上空では、演目が実施されます。

(2)名古屋城周辺での演目

ブルーインパルス_演目

(出典:愛知県HP)

今回の展示飛行の最大の見せ場である名古屋城周辺の上空で行われる演目は、6機が上空で旋回して6つの輪を重ね合わせサクラの花を描く「さくら」、2機が上空でハートを描く「ビックハート」、5機が傘型隊形で進入して上空で5方向に散開する「レベル・サンライズ」の3つです。

東三河でもみられるの?注目の飛行経路!

(1)通過地点と通過時刻

小牧基地を出発した後、次の6地点を通過します。

出発地 小牧基地 13:15頃
地点① 犬山城周辺 13:20頃
地点② 愛・地球博記念公園周辺 13:26頃
地点③ 岡崎城周辺 13:29頃
地点④ 新城IC(もっくる新城)周辺 13:33頃
地点⑤ 吉田城址周辺 13:36頃
地点⑥ 名古屋城周辺 13:43頃
到着地 小牧基地 14:05頃

①〜⑤の通過地点では、6機の機体がデルタ隊形でスモークを焚いて上空を通過します。

(2)飛行経路

ブルーインパルス_飛行経路

(出典:愛知県HP

東三河で展示飛行が見られるのは、新城IC周辺と、吉田城址周辺ですね!

もっくる新城は奥三河の特産品や食事、足湯なども楽しめますし、吉田城址は豊橋公園内にあり、メインの吉田城の他、広い園内を散策したり、芝生広場や遊具で遊ぶこともできます。

お出かけや観光を兼ねて展示飛行を観覧するのもいいかもしれませんね!

もっくる新城について詳しくはこちら▼
https://tasuki-inc.com/mokkulu2022/

吉田城について詳しくはこちら▼
https://tasuki-inc.com/yoshidajo-rekishi/

なお、展示飛行は広いエリアでの観覧が可能で、密集を避けることが推奨されていますので、周辺地域から観覧するのもいいですね。

また、「名古屋までは行けないけど、名古屋城での演目も見たい!」という方のため、Web(You Tube)でのライブ配信も行われます!

視聴URLはこちら https://youtu.be/7TyXm52i9CQ (配信日時:11/26 13:30頃)

こちらはライブ配信終了後でもアーカイブ動画で観ることができるそうです。

「ブルーインパルスフォトコンテスト」も実施

今回の展示飛行を盛り上げるため、ブルーインパルスのフォトコンテストも行われます。
愛知県各地で、思い思いにブルーインパルスを撮影し、お気に入りの一枚をぜひ応募してみてください。
最優秀賞、審査員特別賞、佳作といった賞も用意されています。

募集期間 2022年11月26日(土)〜12月25日(日)
応募資格 アマチュアに限ります。
応募条件 2022年11月26日(土)に愛知県内を展示飛行するブルーインパルスを撮影した未発表
作品で、1人2点まで。
応募形式・応募方法 あいち航空ミュージアムWedサイトの「ブルーインパルスフォトコンテスト」エント
リーフォームから応募
公式Webサイト https://aichi-mof.com/
※現在、応募用サイトは開設されていません。11月26日以降お知らせされます。

あいち航空ミュージアムでもイベント開催

あいち航空ミュージアム

(出典:あいち航空ミュージアムHP

あいち航空ミュージアムでは2022年11月26日(土)〜2023年4月9日(日)まで、開館5周年を記念して、特別展示企画「Always with Blue〜大空への憧れをブルーインパルスとともに 〜」を開催します。

この企画展では、自衛隊の施設外としては初めてT-4ブルーインパルスの一般公開が行われる他、ブルーインパルスの映像展示やシュミレーターを使った操縦体験もできるそうです。

ぜひ、この機会に足を運んでみてはいかがですか?

住所 愛知県西春日井郡豊山町大字豊場(県営名古屋空港内)
開館時間 9:30~17:00(最終入館は閉館の30分前)
休館日 毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
その他臨時に定める休館日(公式HPカレンダー参照)
※悪天候などの場合、臨時休館することがあります。
※12月31日、1月1日は休館
公式HP https://aichi-mof.com/

愛知県の魅力を発見して、150周年をお祝いしよう

愛知県には、豊橋筆や瀬戸焼・常滑焼といった伝統的文化、自動車製造などの産業、三河湾に浮かぶ離島や鳳来寺山などの豊かな自然、野菜や米、ブランド肉といった豊富な農畜産物…といった様々な魅力が多く溢れています。

今回の展示飛行を機会に、愛知県の150年の歴史を振り返ってみたり、これまで触れたことのない愛知の魅力を再発見してみてはいかがですか?