2023年スポーツイベント

2023年は卯年ですが、卯年は十二支の中で春の訪れを意味し「飛躍」や「向上」の年と言われています。特に今年は卯年の中でも「癸卯(みずのと・う)」という「これまでの努力が花開き、実り始めること」といった意味のある年なのだとか。

ここ数年なにかと我慢を強いられる年が続いていましたから、長い冬が終わって楽しい1年になるといいですね!

この記事では2023年に起こる主要なイベントや出来事をまとめてみました。

NHK大河ドラマどうする家康放送開始

2023年のNHK大河ドラマは、徳川家康の生涯を描いた「どうする家康」。主演は松本潤さん、脚本は「リーガルハイ」「コンフィデンスマンJP」等を手掛けた古沢良太さんです。家康を主人公とした大河ドラマは今作で3度目となりますが、江戸幕府を開いた偉人としてではなく、波乱万丈の運命の中で「どうする?」と様々な判断に迫られ、苦悩する1人の若者として描きます。人間らしさに溢れる新たな家康像は、様々な年代の共感を呼ぶことでしょう。

第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC) 開催

コロナにより延期となっていた第5回ワールド・ベースボール・クラシックが3月8日(水) から3月21日(火)まで開催。

2022年の予選を勝ち抜いた20カ国が参加します。

日本は過去の第1~2回で優勝、第3~4回でベスト4入りという好成績で、今大会も優勝候補。侍ジャパンの活躍が楽しみですね!

2023イベント_WBC

野球でいうと東三河地域では、豊橋市民球場で中日ドラゴンズの阪神タイガース戦が5月に行われる予定で、2月25日からチケットが販売予定です。

ドラゴンズステーション 東海ラジオ ガッツナイター 2023JERA セ・リーグ公式戦 中日ドラゴンズ VS 阪神タイガース
※詳しくは公式サイトをご参照ください

新しい省庁「こども家庭庁」が開庁予定

2023年4月に新省庁として「こども家庭庁」が発足。

少子化・児童虐待やいじめ防止など子どもを巡る様々な課題がある中、各省庁に分かれた担当部署への司令塔としての機能が期待されています。

子どもの目線に立った政策を立てる「企画立案・総合調整部門」、子どもの健全な発育・成長を支援する「成育部門」、必要な支援を子どもに届けるための「支援部門」と3つの部門に分かれて、子どもや家庭を支援します。

2023イベント_こども家庭庁

ハリーポッターの世界観が楽しめる施設が開業

この夏、としまえん跡地に開業予定なのが「ワーナーブラザース スタジオツアー東京-メイキング・オブ・ハリー・ポッター」。
「ハリー・ポッター」「ファンタスティック・ビースト」の2シリーズの舞台裏を巡るエンターテインメント施設です。
映画で実際に使用された衣装や小道具のほか、シリーズ制作スタッフが手掛けた映画のセットも登場。ホグワーツ特急やダイアゴン横丁など、ファンなら見逃せない有名なシーンが体験できます!

サッカー女子ワールドカップ

女子サッカーの国際大会「2023 FIFA女子ワールドカップ」が開催予定。7月20日(木)~8月20日(日)まで、オーストラリア・ニュージーランドの共催で行われます。
なでしこジャパンは2011年のドイツ大会で優勝、2015年のカナダ大会では準優勝と素晴らしい成績を残しましたが、2019年のフランス大会では残念ながらベスト16に留まりました。

今大会は再び健闘を祈りましょう!

2023イベント_サッカー女子W杯

FIBAバスケットボールワールドカップ2023

4年に1度開催される国際バスケットボール連盟主催の男子バスケットボール世界選手権「FIBAバスケットボールワールドカップ」がインドネシア、日本、フィリピンの共催で開催されます。

日本会場の舞台は沖縄。大会は8月25日、開催国3ヵ国でのグループステージが始まり、決勝トーナメントはフィリピンで開催、9月10日に世界チャンピオンが決定します。

世界80カ国が本戦出場32の枠をかけて現在予選が行われています。

ラグビーワールドカップ2023 開催

4年に1度開かれるラグビーワールドカップの第10回「ラグビーワールドカップ2023」が、9月8日(金)から10月28日(土)まで開催。フランス各地の9会場で計48試合が行われます。
前回の「ラグビーワールドカップ2019」は日本で開催されたので、その興奮を覚えている方も多いのではないでしょうか。

日本代表は前大会で初めてベスト8に進出し、今年はさらに上位のベスト4を目指します。

2023イベント_ラグビーW杯

[延期] ヨコハマトリエンナーレ2023 開幕

大規模改修中の横浜美術館のリニューアルオープンと合わせ、現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ2023」が開幕。
当初は2023年12月から開催予定でしたが、改修工事の遅れにより2024年3月15日(金)から6月9日に会期変更されます。

今回のアーティスティック・ディレクターは国際的に活躍するアーティストのリウ・ディン(刘鼎)と美術家キャロル・インホワ・ルー(盧迎華)の2人。初の海外ディレクターを迎え、これまでにない新たな祭典となりそうです。

[延期] 2030年冬季五輪大会の開催地が決定

2030年の冬季オリンピックの開催地として、札幌市が立候補していることが昨年から話題になっています。札幌は1972年にも冬季オリンピックが開かれており、今回の招致が成功すれば58年ぶり2回目の開催。
開催地は当初、今年のIOC(オリンピック委員会)総会で決定される予定でしたが、温暖化など気候変動への対応策協議が必要ということで決定が先送りとなりました。
ソルトレイクシティやバンクーバーなども名乗りを上げる中、札幌は有力候補とされていますので、引き続きニュースに注目していきたいですね。

まとめ

今年は3月のWBCを始めとして、スポーツの国際大会が次々に行われるアクティブな1年です。

一方で今年度目標だった新名神高速道路の開通が工事の都合で延期になるなど、様々な影響で思うように進まないスケジュールもありますが、国全体が少しずつ活気を取り戻してきたのを皆さんも感じているのではないでしょうか。
卯年にちなんで、ウサギのように大きく跳ねる躍進の年になることを期待しましょう!