こんにちは、ライターの松浦です。
初日の出を山頂で見ることに憧れる方も多いのではないでしょうか。でも登山初心者にとって夜中の山登りはハードルが高いですよね。
今回は【前編】の続きで、登山初心者におすすすめの初日の出登山スポットと、登山後に寄れるおすすめの神社をご紹介します。

【2024年元旦】豊橋の初日の出登山・初詣スポットを紹介!【前編】はこちら▼
https://tasuki-inc.com/2022hatsuhinodetozan-mae/

ついに到着!ここが松明峠です

松明峠

最後の階段をひいひい登り終えた先にあるのが『松明峠』、今回の登山のゴールです。日の出が見える東側の展望が見事に開けていますね!

奥に見えるのが太平洋、左側に浜名湖も見えます。

松明峠_NHK中継所

左の方に見えるのが『NHK中継所』。松明峠から二川自然歩道で繋がっているのでこちらに行こうと思えば行けます。登山口にあった標識によれば松明峠からは2.2㎞、約1時間10分でいけるとのこと。

松明峠_休憩スペース

座って休めるスペースもありましたが、老朽化も進んでいる感じだったので小型の折り畳み式スツールなどがあればそれを持っていくのがいいかと思います。

ここまで来るのに休み休みで約40分かかりました。登山口の看板によると登山口から松明峠までは1.3㎞、40分の距離とのことなので平均的な早さで登った感じでしょうか。途中で挨拶を交わした方は30分で歩くそうなので慣れた方ならそれ位でも登れるのでしょう。

松明峠からの初日の出

(写真は2019年に松明峠から見えた初日の出)

ちなみに2024年元日の愛知県の日の出時刻は7時00分。焦って登るのは危険なので時間に余裕をもって行きましょう。

さて、一通り景色を楽しんで休憩したので下山します。行きと同じルートで帰ります。

下山中も気を抜くなかれ

登りと違って降りる方が楽ちんなので気を抜きがちですが、降りる時の方が断然ケガや転倒をしやすいです。

万が一、下山中に転ぶ!となった場合はお尻をつくようなカタチで転びましょう。
松明峠_トレッキングポール

こういったトレッキングポールを使うと身体への負担が減るので登山がより楽しくなりますよ。下りでは前に出した足より先にポールを地面に突きます。
転倒時はトレッキングポールから両手を離して手をつきます。ストラップに手を通しておけばどこかへ転がっていく心配はありません。

トレッキングポールを使う際は周りの人に当たってしまわないよう距離をしっかり取るように気を付けます。

松明峠_切り株

切り株まで戻ってきました。ここの分岐はどちらでも戻れますが右(行きと同じルート)が一般的なコースなのでこちらを行きます。

登山は登りが優先。下っている際に登ってくる登山者が見えたら端によけて道を譲ります。

下りは約30分で登山口まで行くことができました。
駐車場からすぐのところに伊寶石(いぼいし)神社が、さらに5分ほど歩いたところには二川伏見稲荷があります。余力があれば参拝していくのもおすすめです。

松明峠_伊寶石神社

(写真は伊寶石神社)

下山後は二川伏見稲荷への初詣もおすすめ!

松明峠_二川伏見稲荷

二川伏見稲荷は京都の伏見稲荷大社から御分霊をいただきお祀りしています。大鳥居の先に見えるのが白を基調にした美しい本殿です。

二川伏見稲荷の源平桃

二川伏見稲荷といえば御衣黄桜が有名ですね。4月中旬から下旬頃に淡い緑~黄色がかった桜の花が楽しめます。本殿前のこちらは源平桃だったと記憶しています。源平桃は1本の木に紅色、白色、紅白と3色の花を咲かせるのでとても華やか。桜の時期の休日に行った際は参拝客で賑わっていました。

二川伏見稲荷の峯社と摂社と末社

ご本殿の裏山は小高い丘になっていて峯社と摂社、末社がお祀りされています。ここを歩いているとなんだか別世界に入り込んだような気分になりますよ。駐車場からと授与所横の道から行けます。

さいごに

2024年元旦はキレイな初日の出を見て、神社に初詣に行って、新しい一年の健康と幸せをお祈りしましょう!2024年がみなさんにとってハッピーな年になりますように!