この記事は2016年12月7日に公開されたものを、2018年2月6日に更新したものです。

 
 
こんにちは。周りの友達が結婚ラッシュのちゃんらいです。

今回のインタビューは、地元蒲郡の方からみても、蒲郡の良さを改めて感じていただけるのではないでしょうか。
そんな素敵な出会いと気づきを、前編と後編に分けてお送りします。

 

 

蒲郡を訪ねて

 蒲郡に面した三河湾へと流れる西田川のそばに今回訪れる貝殻アトリエがある。
 貝殻を使ったフォトフレームやイヤリングなどの雑貨を制作しているさつきさんのアトリエだ。
 

ひらいで さつきさん
貝殻アトリエJyarinko
貝殻アーティスト
趣味:貝殻拾い、ドキュメンタリー鑑賞、食べること

 

材料は文字通り貝殻が用いられ、自然と一体化した作品作りである。アトリエ近くの三谷、竹島の海岸でとることが出来るナミマガシワと呼ばれる貝殻である。

岩礁に付着する二枚貝の一種だが、岩礁に付着していない片方が外れて海を漂い、海岸沿いに打ち上げられる貝だそうだ。

 そこから綺麗な貝殻を厳選し、綺麗に洗浄されたものが用いられる。ツヤのある、優しいピンク色に輝く貝殻は一級品だ。
 

 
 

さつきさんの作品作り

制作過程


 

作品を見るとどうしても「どのくらい制作に時間が費やされたのですか?」と聞きたくなってしまう。
そんな私の顔を見て察してくれたのか、さつきさん自ら制作過程について教えてくれた。

まずは、どこからが制作の始まりであるのか。
それはもちろん実際に海岸へ出向いて貝を拾うところからはじまる。
お客さんと一緒に作品を作り上げるワークショップにおいてはお客さんとともに貝殻を広い、その際にさつきさんも作品作りのために貝殻を集めると言う。

それだけにとどまらず、一人で海岸に足を運ぶことも多々ある。
「本気狩り」と自身で名付けた日には、朝から海岸へ向かい、日が暮れるまで貝を拾う事もあるという。
 


 

 大きなバケツ一杯に貝殻が集められている。
年度末まで予約が埋まっているということもあり、沢山の作品作りに備えて拾い溜めをしているという。

とはいえ、全ての貝殻が作品に用いられるわけではなく、実際に作品に用いられる貝殻はと非常に限られる。
 

「人間と一緒で、同じ貝はいないんですよ。形も違うし、色も微妙に違う。」
 

そんな何百個もの貝殻の中から選び抜かれた貝殻たちだけが、綺麗に洗浄が行われ、ひらいでさんの作品に用いられる。

一つ一つの作品には実に多くの貝殻が用いられている。
作品やお客さんの要望に応じて変わるというが、たとえばこのような作品では400~500個もの貝殻が用いられている。
 


 

このように下準備の作業に多くの時間を費やす。
非常に気の遠くなる作業だが、入念な下準備にこそ、完成品への価値が生み出されると言える。
作品作りに選ばれた貝殻を見ると、どれも個性に溢れ、とても素敵な光を輝かせている。
 


 
 

環境と一緒にものづくり

海の気温の変化や季節など環境によって拾うことが出来る貝殻の量はまちまちであるとさつきさんは教えてくれた。

潮の満ち引きで海岸に流れ着く貝殻を拾うため、海の状態を見ながら、沢山貝がとれる所を探し、お客さんを案内する場所を決めるという。

大海原で魚群を探す漁師さながら。さつきさんが「狩り」と表現するのもうなずける。
 
 

デザインに隠れたストーリー

さつきさんが大事にしている事は、お客さんとの触れあいである。
 
県内市内を問わず、遠方からさつきさんの作品のことを聞きつけ、依頼をする方も多くいるが、遠方のお客さんであっても、よほどの事情がない限りはさつきさんのアトリエに足を運んで頂く事をお願いしているそうだ。 
 

例えばコチラのフラワーアートも、結婚式場でウェディングケーキの前に飾られたものであるが、会場の花のイメージを聞いた上で式場の雰囲気にマッチするように仕上げられた作品である。
 

会場に飾られる花と調和するように、所々に花があしらわれている。それにしても、貝殻ということを忘れてしまうくらい、花びらに負けない美しさをナミマガシワは醸し出している。
 


 
 

後編へ続く
 
 

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