豊橋駅から市電に乗ること15分、東田坂上を降り10分ほど歩いたところに「ココアと帽子と贈りもの」という店があります。
このお店は「ココア」を主とする珍しいお店「utatane banané(うたたねばなね)」です。
大切なあの人にも、ココアと優しい時間の贈りものを。というコンセプト、とても温かいぬくもりのあるお店です。
そんなうたたねばなねに直撃しましたので、ご紹介します。
中に入ってみると落ち着いた雰囲気で、甘い香りが漂い、時間を忘れてしまうようなゆったりした空間が広がっていました。
そんな空間を堪能していると、奥からオーナーが来てくれました。
utatane banané.
趣味:うたた寝すること、ココアを飲むこと
オーナーの金子さんに話を伺いました。
utatane(うたたね)とは “うつらうつらと眠ること。思わず知らずとろとろと眠ること。” という意味で、bananéとは、オーナーが大好物のバナナについて調べていた時に、フランス語では“banané”と書くことを知り、「うたたね+バナナ」を組み合わせて「utatane banané」に決めたといいます。
昔懐かしさを感じさせる鳩時計
店内にはオーナーのお気に入りの贈りものや帽子が飾られていて、気に入ったものは購入できます。
複数の作家、クリエイターの商品を取り扱っていて、中でも、「プランツカレンダー」や「にじゅうまる」といったものは、ここ「utatane banané」でしか販売していない限定品です。
utabane bananéでしか販売されていないプランツカレンダー
早速、このお店の看板メニュー「うたばなココア」をオーダーしてみました。
どこのカフェや喫茶店にもココアはあります。
私的ではありますが、注文するのは、コーヒーや紅茶といったイメージが拭えません。
ココアのイメージはとても甘く、特に自宅で作るインスタントのココアではいまいちと思っていましたが、ここのココアをいただくと、今までと明らかに違っていました。
このココアはマグカップやお店の雰囲気などともマッチしたとても優しい味わいでした!
こだわりぬいたおもてなし
utatane bananéのココアへのこだわりは、甘さに頼らないということだそうで、通常のココアだけではなく、シナモンココアやジンジャーココアなど全11種類のココア(※2022年12月時点)が用意されています。
【うたたねばなねのココアメニュー】
- うたばなココア
- うたなばココアブラック (Hot/Ice)
- 大人のミルクココア (Hot/Ice)
- ミルクココア (Hot/Ice)
- ジンジャーココア (Hot/Ice)
- シナモンココア (Hot/Ice)
- アーモンドミルクココア (Hot/Ice)
- ホットバターココア (Hot)
- (雨の日限定)モカジャバ (Hot/Ice)
- カカオティー
- カカオハーブティー~草木花ブレンド~
カカオとミルクの比率をコントロールし、絶妙な味を出しています。
このツヤが美味しいココアを作るために必要だといいます。
このツヤが美味しさの証
カカオは苦みが強く、香り高いのが特徴で、「うたばな」ではカカオの苦味をあえて活かすことで、大人向けのココアを作り出しています。
カカオにも様々な香りのものがありますが、香りの一番強いカカオを使うことで、他のココアとは違うカカオ本来の風味豊かな味わいのココアができるといいます。
ジンジャーココア
さらに、日頃からオーナー自身がアレンジしているという、ジンジャーココアも頂いてみます。
特にショウガの風味とココアの組み合わせがマッチして、うたばなココアとは一味違い深みのある味わいが楽しめます。
ちなみに、ジンジャーココアで使われるジンジャーシロップはなんと地元豊橋で作られているらしいです!
豊橋で作られているジンジャーシロップ
最後に
こだわりぬいたココアが味わえるutatane bananéは、ホット一息つきたくなるような空間でした。
ココアだけでなく、ココアを運ぶプレートやマグカップ、内装の壁の色合いまでとことんこだわりぬいて作られています。
是非一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
【店舗情報】
店名 | utatane banané. -うたたねばなね- |
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代表 | 金子結香 |
住所 | 愛知県豊橋市瓦町63番地 |
営業時間 | 火~金 11:00-19:00(Lo.18:30) 土曜日 9:00-17:00(Lo.16:30) 第一月曜 『月のはじめの月曜日』9:00-17:00 |
定休日 | 日曜・月曜 |
駐車場 | 7台 (お店の横 4台/裏側 3台) |
TEL | 090-9223-5587 |
WEB | https://utatane-banane.jimdosite.com/ |