
9月になり、まだ暑さは残るものの、少しずつ秋の気配が漂ってきました。
秋といえば、十五夜!お月見!
夜空に浮かぶまんまるの月を眺めるひとときは、なんとも風情があって特別ですよね。
今回は、この『お月見』の由来や歴史、さらに地域ごとに違う“月見団子”までご紹介します。
今年のお月見がもっと楽しみになるヒントを、ぜひ見つけてください!
2025年のお月見はいつ?由来は?
今年の十五夜は、10月6日(月)です。
毎年日付が変わるため、事前にチェックしておくのがおすすめです。
日本では古くから「月を愛でる」文化があり、平安時代に始まったお月見は、江戸時代になると秋の収穫に感謝する行事として広く親しまれるようになりました。
お月見といえば!
「お月見」に欠かせないものといえば、「ススキ」と「月見団子」の2アイテム。
ススキ
ススキは、稲穂の代わりとして飾られます。
月の神様が降りてきて、悪霊や災いから収穫物を守り、翌年の豊作を叶えてくださる、と信じられていました。
月見団子
丸い団子は、見た目通り、満月の月を表しています。
欠けても満ちてまた丸く戻る月は、生や不死の象徴と考えられていました。
その名残から、その月(に見立てた団子)を食べることで、健康な体が得られると伝えられてきました。
こんなに違うのっ!?日本各地の月見団子!
東三河の月見団子
さて、みなさんが「お月見団子」、と言われて真っ先に想像するのはこの団子でしょうか?
それともこちら?
出典:ホテルキヨシ名古屋ブログ
恐らく、日本全国で最も有名な月見団子は1つ目の団子でしょう。
名古屋では2つ目の「しずく型」の団子が主流のようですが、東三河ではあまり見かけませんよねぇ??
(私がまだ知らないだけ??)
みなさんにおすすめしたい!関西の月見団子!
ちなみに筆者は大阪出身なのですが、関西地方の月見団子はこれでした!
出典:神戸みなと温泉
あの有名な赤福を見たとき、「秋でもないのになぜ月見団子が!?」と驚いたことを覚えています。
あんこ乗せ放題!静岡県の月見団子
出典:静岡菓子処 蔵好三坂屋
また、お隣の静岡県は「へそ餅」が主流だそう。
おへそのように凹んだくぼみにあんこを乗せて食べるんですって。
これでもか~!!というほど贅沢にあんこを乗せて食べてみたいですね!
さすが!としか言いようがない。沖縄の月見団子
日本の最南端、沖縄はやはり独特!
食べるときにポロポロ小豆を落としちゃいそうですね。
実はあまり味付けされておらず、甘味もないそう。
・・・健康に良さそう!!!
2025年はご当地団子でお月見を楽しもう
さて、お月見まであと少し!
地域ごとに個性あふれる月見団子を取り入れて、今年はひと味違うお月見を楽しんでみてはいかがでしょうか。