愛知いちご狩りスポット2024

少しずつ暖かい日差しを感じるようになり、ようやく春を感じられる季節になってきましたね!

今の時期に旬を迎えるいちご。お店などでも多く見かけるようになりましたね。

お店で売られているいちごの多くは、完熟前に収穫し、お店に並ぶ頃に赤く色づいてくるようにしているそうですが、いちごの甘みは収穫した時に決まってしまうため、赤くはなるものの追熟はしないそうです。

そのため、いちごを一番美味しく食べるためには、やはり収穫と同時に食べることができる「いちご狩り」がおすすめです!

今回は、いちご狩りを楽しむためのコツや、おすすめのいちご狩りスポットをご紹介します。

美味しくいちごを食べる方法

美味しいいちごの見分け方

いちご狩りの魅力の一つは、自分で好きないちごを選んで食べられることですよね。
そこで、美味しいいちごの見分け方をお伝えします!

2023いちご狩り_見分け方

  • へた:きれいな緑色で、ピンと張ったり反ったりしているのが健やかに育った証拠。
  • 果皮:張りとつやがあるものが新鮮
  • 形:つぶつぶの周りが盛り上がっているものや、へたの下がくびれているものが熟していて甘みや香りが強い。
  • 色:へたの近くまで赤く、全体的に鮮やかな赤色でムラがないもの。
    ただし、「やよいひめ」や「かおり野」のように、熟してもあまり色が濃くならない 品種もあり、これらはへたの下まで色付いていればOK。

また、いちごは完熟が一番美味しいとは限らず、「章姫(あきひめ)」など果肉が柔らかい品種のものは、完熟したものだと柔らかくなりすぎて物足りない食感になってしまうそうです。そのため、8割程度に熟したものの方がシャキッとした食感で美味しく食べられるそうですよ。

いちごの正しい摘み取り方

いちごの正しい摘み取り方は知っていますか?
いちごは下に引っ張っても茎から実は取れませんし、無理に引っ張ると茎を傷めてしまい、その後実がつかなくなってしまう恐れがあります。

そこで、いちご狩りをするときには、正しい摘み取り方を知っておくとよいですよ。

  1. 指の間に茎を挟み込み、実を優しく持つ。
  2. いちごの先を上に向けてへたが下になるように返す。
  3. そのまま下にそっと引っ張る。
  4. プチッと茎から実が取れる。
  5. いちごの美味しい食べ方

    <へた側から食べる>

    これはご存知の方も多いと思いますが、いちごは先端が一番甘いため、先端から食べてしまうとへたの辺りを食べるときに甘みを感じにくくなってしまいます。
    そのため、へた側から食べると最後まで美味しく食べられますよ。

    <氷水につけてから食べる>

    いちごに含まれる果糖は冷やした方が甘みが引き立つと言われています。

    しかし、暖かいハウスの中のいちごは少し温まってしまっています。
    そこで、マグなどに氷水を入れて持参し、摘み取ったいちごを少しの間、氷水の中で冷やしておいてから食べると、より甘みを感じることができます!

    ただし、農園によっては、持ち込みが禁止されているところもありますので、事前に確認しておくとよいですね。

    いちご狩りに行くときのチェックポイント

    いちご狩りの服装

    いちご狩りを楽しむためには、服装も重要です!

    • 動きやすく、汚れても良い服装
    • ハウスの中が暖かい場合があるので、薄手の服と脱ぎ着しやすいアウターがあると◎
    • 動きやすいスニーカーやローヒールの靴。高いヒールのある靴は、敷いてあるシートに穴を開けてしまうこともあるのでNGです!
    • 働き蜂がいる農園では、蜂を刺激してしまう黒い服や蛍光色は避けた方がよい
    • 大きな荷物はいちごに当たって傷をつけてしまう恐れがあるため、持ち込みができない農園もあり

    おすすめの時間帯

    いちご狩りにおすすめなのは断然「午前中」

    果物に限らず、やはり作物は朝が一番美味しいですし、遅い時間だといちごが少なかったり、場合によっては閉園してしまうこともあります。

    農園による施設やサービスの違い

    いちご狩りの農園を選ぶ際にはいくつかポイントがあります。

    • いちご狩りができる品種は何か。
    • 時間制限はあるか。
    • 事前の予約は必要か。(事前予約をおすすめします!)
    • ハウスで摘んでその場で食べるのかor別の場所へ移動して食べるのか。
    • ベビーカーや車椅子対応か。
    • 駐車場や受付からハウスまではどれくらい離れているか。また、移動手段は何か。(バスや徒歩など)
    • ハウスの近くにトイレやおむつ替えシートはあるか。
    • 練乳などのトッピングはあるか。また無料か?持ち込み可か?など

    このように、農園によって施設やサービスにも様々な違いがあります。
    自分の好みのスタイルで楽しめる農園があるかチェックしてみてくださいね。

    東三河のいちご狩りスポット

    【豊橋】のんほいいちご園とよはし

    2023いちご狩り_のんほいいちご園とよはし

    (出典:のんほいいちご園とよはしHP

    こちらは、東三河で唯一の「食育いちご狩り」を実施している農園です。
    いちご狩りを始める前に、いちごのこと、農業のこと、農作物のことなどのお話を聞くことができ、勉強しながらいちご狩りを楽しめるそうです!

    こちらの農園は、通路幅が広めに設けてあるため、車椅子やベビーカーでも余裕を持って通ることができるそうです。

    また、ハウスで摘んだいちごを、別の飲食スペースに持っていって食べる形式のため、椅子に座ってゆっくりと食べることができ、小さな子ども連れでも安心して食べられるのが魅力ですね!

    トッピングも、練乳の他、チョコソースやキャラメルソースなどもあり、一味違ったいちご狩りが楽しめそうですね。

    店頭では、いちごやいちごミルクのもとなどの販売も行っているので、気に入った商品があればお土産に買って帰るのもいいですね。

    住所 豊橋市天伯町字梅田126
    (ナビで検索する場合はお隣の「丸石漬物さん」豊橋市天伯町字梅田118-9を目印に)
    営業日・実施時間 主に1月〜5月の土・日・祝日の9:30、11:00、12:30スタート(1時間制)
    ※3月の土日は15:00スタートもあり(日程の詳細はHPを確認してください。)
    料金 1月〜4月7日 中学生以上/2,300円 小学生/1,000円 3歳以上/500円(2歳以下無料)
    4月10日〜5月日 中学生以上/2,000円 小学生/1,000円 3歳以上/500円(2歳以下無料)
    ※練乳、チョコソース、キャラメルソースからお1つ選べます。
    (2杯目からは有料です。50円。持ち込み不可)
    予約方法 Webのみの予約受付
    お問い合わせ TEL:0532-75-0155 Email:nonhoi15farm@gmail.com
    公式HP https://www.nonhoi15farm.com/

    【豊川】プロモンテファーム

    2023いちご狩り_プロモンテファーム

    (出典:プロモンテファームHP

    こちらは登山客で賑わう本宮山の麓にある農園で、豊川市で「初」のいちご狩り施設です!

    豊川市在住の筆者も数年前に行きましたが、「地元でこんなに美味しいいちご狩りができるなんて」と感動したのを覚えています。

    こちらでは、「プロバイオシス農法」という用いており、生物を阻害するのではなく、細菌や微生物を共生しながら、植物本来の力を引き出し、病害虫に強い植物に育てていくそうです。そのため、農薬に頼らない健康な植物に成長していくそうです。

    「和みいちご ひまり」と名付けられたこちらのいちごは、酵素のチカラで健康に育てているため、ビタミンCやカリウムもたっぷり含まれているそうですよ。

    また、お隣には、2023年1月2日にリニューアルオープンしたばかりの「日帰り天然温泉 本宮の湯」があります。
    いちご狩りを楽しんだ後は、ゆっくり温泉に入って、日頃の疲れを癒すのもおすすめです!

    住所 豊川市上長山町手取8-4
    受付時間 10:00~16:00
    平日2部制(11:00~、13:00~)、土日祝4部制(9:30~、11:00~、13:00~、14:30~)
    45分間(内30分いちご食べ放題)
    定休日 毎週水曜日
    料金 時期や予約方法によって異なります。詳細はこちら
    ※練乳無料
    予約方法 Web または 電話:0120-753-722
    品種 とちおとめ、よつぼし
    公式HP https://promontefarm.com/

    【蒲郡】蒲郡オレンジパーク

    こちらのいちご狩りの特徴は、ズバリ「時間無制限」であることです!そして練乳のおかわりも無料なので、「とにかくお腹いっぱい食べたい!」「のんびり自分のペースで楽しみたい」という方におすすめです。

    こちらの農園では、ハウスまでバスで移動することが多いのですが、バスは何度も往復してくれるので、自分の帰りたいタイミングになったらお迎えにきたバスに乗れば大丈夫です。

    2023いちご狩り_蒲郡オレンジパーク

    (出典:蒲郡オレンジパークHP

    また、売店やレストランもあり、いちご狩りとBBQや浜焼きがセットになったプランもあるので、食事も楽しみたいという方はセットプランを申し込むといいですよ。

    住所 蒲郡市清田町小栗見1-93
    営業時間 平日:10:00~15:00/土日祝:9:00~16:00
    ※いちご狩り時間無制限
    定休日 年中無休
    料金 時期によって異なります。詳細はこちら
    ※練乳無料、おかわり自由
    予約方法 Webにて
    公式HP http://www.orepa.jp/

    【田原】お陽様農園

    こちらの農園は春はいちご狩り、夏はメロン狩りを楽しむことができ、季節によって、とうもろこしやさつまいも、キャベツなど旬な野菜の収穫体験をすることもできます。

    また、農園にあるカフェでは、こちらで収穫したフルーツをメインに使用した、フルーツサンドやロールケーキなどのスイーツを味わうことができます。

    いちご白玉クリームぜんざいや、いちごのスムージーなどもあり、農園ならではの味わいを楽しむことができそうですね!

    また、こちらの農園の近くにある免々田川では、河津桜と菜の花を楽しむことができます。
    渥美半島全体で、菜の花まつりも開催されていますので、立ち寄ってみてはいかがですか。

    関連記事:https://tasuki-inc.com/nanohanamatsuri2023/

    住所 田原市中山町論場234
    営業時間 9:00~16:00
    定休日 期間中無休(カフェコーナーは祝日を除く水曜日定休)
    いちご狩り期間 12月1日〜5月下旬
    料金 1月5日〜3月20日:一般/1,900円 幼児(3~5歳)/1,200円
    3月21日〜5月下旬:一般/1,500円 幼児(3~5歳)/1,000円
    ※練乳無料、おかわり自由
    予約方法 Webか電話:0531-37-1312
    品種 紅ほっぺ、かおりの野、すずの薫り(いちご狩りではいずれか1品種のお部屋へご案内)
    連絡先 0531-37-1312/0531-37-1583
    公式HP https://sunny-garden-company.jp/

    【田原】苺や本舗

    2023いちご狩り_苺や本舗

    (出典:苺や本舗HP

    こちらの農園では「章姫・紅ほっぺ、かおりの、すず」の4品種のいちごを栽培しています。

    紅ほっぺ、かおりの、すずは小規模栽培で天候の影響を大きく受けるため、ある時とない時があるそうです。
    そのため、基本的ないちご狩りは「章姫」ですが、その他の品種があるときには、当日先着順で追加料金300円で食べ比べを楽しむことができます!

    また、水洗トイレが完備されており、車椅子用トイレやおむつ替え台、バリアフリー列や全面バリアフリーハウスもあり、設備も充実しているところが嬉しいですよね。

    住所 田原市大久保町北浅場61 (ナビで検索する場合:田原市大久保町南浅場69-1)
    営業時間 9:30~16:30 (最終受付 15:30)
    ※いちご狩り60分制
    定休日 水・木曜日(祝日は営業)
    料金 1月4日~3月 一般(小学生以上)/1,900円 幼児(3歳〜)/1,200円
    4月~5月上旬 一般(小学生以上)/1,500円 幼児(3歳〜)/800円
    予約方法 予約制 電話:0531-23-0141(受付時間:9:30~16:30、水・木曜定休)
    またはじゃらんnet
    品種 章姫、紅ほっぺ、かおりの、すず
    連絡先 TEL:0531-23-0141
    公式HP http://ichigoyahonpo.com/index.html

    【田原】おざきいちご園

    こちらの農園では、有効微生物群天敵農法を使い、減農薬を心がけた、いちご、消費者、生産者に優しい農業を目指しているそうです。

    北欧の海藻由来の肥料を使っておりミネラルが豊富な土壌で育てられているそうで、安心安全な大きくて甘い章姫を味わうことができるそうですよ。

    また、こちらの農園は練乳が有料のため、練乳の持ち込み可なのですが、持ち込み可なのは練乳だけではなく、チョコレートやホイップクリームなどのトッピングも持ち込み可能で、シュークリームやロールケーキなどを持ち込んで、いちごをのせて楽しむ方もいるそうです!

    さらに、氷や水などのいちごを冷やすためのものも持ち込み可なので、冷やして食べるのにチャレンジしたい方におすすめの農園です!

    他にも、レジャーシートや椅子などの持ち込みも可能なので、快適に過ごせるものを準備されるといいですね。

    住所 田原市大久保町山下25
    営業期間 2023年12月~204年4月6日
    営業時間 平日:10:00~15:00(最終受付:13:00)
    土日祝:10:00~16:00(最終受付:15:00)
    ※いちご狩り60分制
    定休日 毎週火・水曜日
    ※臨時営業日、臨時休業日があるので、予約状況カレンダーでご確認ください。
    料金 1/4〜3/31:7歳以上/1,900円 3歳以上/1,200円 70歳以上はシルバー割引で200円OFF
    4/1〜5/7:7歳以上/1,500円 3歳以上/900円 70歳以上はシルバー割引で200円OFF
    予約方法 電話のみ:080-5132-1525、090-3625-3227(受付時間:8:00~17:00)
    ※予約優先、空きがあれば当日予約も可能
    品種 章姫
    連絡先 080-5132-1525、090-3625-3227
    公式HP http://www.ozaki15.com/

    【田原】安田農園

    2023いちご狩り_安田農園

    (出典:渥美半島観光ビューローHP

    こちらの農園で育てているいちご「菜の花いちご」は、渥美半島たはらのいいものとして認定される「渥美半島たはらブランド」に認定されたそうで、ふるさと納税の返礼品としても使われているそうです。

    特別な農法で、いちごの艶、香り、糖度、酸味、コクをコントロールし、高級フルーツ店に並ぶような品質のいちごを提供しているそうです。

    こちらの農園の魅力は、なんと言ってもその高品質のいちご!しかも時間無制限で2〜3種類のいちごを食べ比べできます。
    美味しいいちごの見分け方も教えてもらえるので、その通りに選べば美味しいいちごを心ゆくまで堪能できますよ。

    住所 田原市谷熊町高田36-1
    営業時間 10:00〜いちごがなくなり次第終了
    ※いちご狩り時間制限なし
    定休日 いちごが充分にあるときのみ営業
    料金 12~2月 直売・地方発送のみ
    3~5月 小学生〜大人/3,500円〜 幼児(2歳以上)1,500円〜
    品種 章姫、さがほのか、紅ほっぺ
    お問い合わせ 電話090-8324-1727 またはInstagramのDM
    公式Instagram https://www.instagram.com/ysd_nouen/

    まとめ

    農園によって、様々な設備やサービスがあり、子どもから大人まで楽しめる工夫がされているのが嬉しいですよね。

    いちごは美味しいだけでなく、いちごに含まれるビタミンCがしみができるのを防いだり、肌のハリやツヤを保つサポートをしたり、抗酸化作用により老化を防く働きをしてくれたりと、健康や美容にも効果的です。

    東三河には、ここでは紹介できなかった農園もまだまだあります!
    多くのいちご狩りスポットがある東三河で、ぜひ旬のいちご&春のお出かけを楽しんでくださいね。