こんにちは。主婦ライターりろです。
東三河の美味しい食材を全国に広めたい
地元をもっと盛り上げたい
と思っている生産者、飲食店の皆さん!!
地元の特産品を使った商品やメニューの開発に挑戦してみませんか?
今回は現在参加者募集中の「商品開発プロジェクト」をご紹介します。
興味のある方は、ぜひご応募してみてください!
商品開発プロジェクトとは?
『商品開発プロジェクト』とは、東三河県庁が地元の特産品を使った商品の開発支援や消費拡大を支援するため、2020年に始動したプロジェクトです。
このプロジェクトでは、東三河の生産者や飲食店などの事業者を対象に地元の特産品を使った商品やメニューを開発するにあたって、開発および販売の支援をしてくれます。
具体的な支援内容は以下の3つ。
- 試作品にかかる材料費を一部補助
- 開発・販売の専門家による、個別相談やアドバイスを無料で受けられる
- 開発したメニュー・商品および店舗情報は愛知県が作成するチラシに無料で掲載、PR
個別相談やアドバイスを提供する専門家には、ホテルアークリッシュ豊橋の総料理長をされている今里武氏と京都で地域の農産物等の商品開発支援をされた豊橋技術科学大学教授の坂本和子氏が参加予定です。
プロジェクトの過去実績
前回のプロジェクトで生まれた新商品の一部をご紹介します。
「華杏仁」杏仁専門店 080shinn-ruさん考案
杏仁豆腐の上に、生産量日本一を誇る豊橋のエディブルフラワーと豊橋産の日本酒をゼリーにして組み合わせた名前のとおり華やかな一品。インスタでも綺麗と評判で、クリーミーな杏仁豆腐との相性も抜群です。
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「鶏メンチカツ」 EASE 豊川門前さん考案
肉質がやわらかく、鶏独特の臭みが少ない奥三河産の錦爽鶏(きんそうどり)をジューシーに仕上げた鶏メンチカツ。しかもお店は豊川稲荷の目の前!食べ歩きのお供に、ぜひ皆さんに食べていただきたいです。
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「ミード」 鈴木養蜂園さん考案
人類最古のお酒と呼ばれる蜂蜜酒ミード。鈴木養蜂園のミードは、田原市にある鈴木養蜂園のはちみつ、奥三河・設楽町の上質な水、清酒酵母で発酵させる関谷醸造の技術で生み出された名品。菜の花とカラスザンショウの2種類があり、優しい甘さとビターな味わいの両方が楽しめるところが面白いです。
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大盛況!事業説明会が行われました
6月15日には事業説明会が行われました。アドバイザーの講話や質疑応答など、オンライン参加を含めて38名もの事業者が参加。
今回のプロジェクトでは10品以上(うち3品以上がフルーツを使った商品)の新商品を開発予定。
希望者は6月末までに参加表明をし、事業者が選定され、商品開発は年内までを想定しています。
開発された商品の販売についての支援も手厚く、各種セミナーを予定しているほか、今回新たな取り組みとしてSNSによるターゲッティング広告も実施されます。
また、商品をお披露目する場として3つの展示会が検討されています。メインとして検討されているのは11月下旬頃オープン予定の豊橋再開発ビル「emCAMPUS」での展示会です。emCAMPUS内にて開発商品販売会や試作品試食会を予定しています。
商品開発支援のメインコーディネーターとして講話に登壇されたのはホテルアークリッシュ豊橋 総料理長の 今里 武 氏。今里氏はホテルアークリッシュでの料理に対する考え方、OEM商品・外部販売商品の考え方を紹介。
生産者さんへの想い・感謝、取り扱いしている商品へのこだわりを強く感じる講話でした。
また、昨年7月の“第61期 王位戦の将棋メシ”や“東三河レストランバス”などの裏話からは独創的な発想や思い切りのよさ、常に進化し続ける姿勢が見受けられました。
次に登壇されたのは商品販売支援のメインコーディネーター坂本和子氏。横浜市在住の坂本氏ですが、豊橋産の野菜の美味しさに惚れ込んでいたことから今回のプロジェクトに参画いただける流れとなりました。
講話では今回のプロジェクトに近い事例「京丹後旨いもんづくり」を詳しく紹介。商品を売っていくためのネーミングの重要性やブランド化についての解説は大変分かりやすく学びの多い内容でした。
講話の後は参加された事業者さんとの質疑応答。前向きな質問が多く挙げられ、その意欲的な事業者さんたちの姿勢から新商品への期待も一層高まりました。
最後に
このプロジェクトでどんな話題の商品が生まれるのか、もう今から楽しみですね。
東三河の良さが全国に広まる、そんな素敵な商品が出てくることを期待しています。