ものづくりが盛んな東三河地域には、世界を相手に活躍している企業がいる。
株式会社トヨテックは、2020年6月30日に、グローバルニッチトップ企業100選の機械・加工部門 (61社)において、「センシングオプティックス」というテーマにより選定された。
新グローバルニッチトップ企業100選とは
経済産業省は、新たな厳しい経済環境の中においてもニッチ分野で勝ち抜いている企業や、サプライチェーン上の重要性を増している部素材等の事業を有する企業などを、2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」として選定している。
選定の基準は下記の通りである。
1.世界シェアと利益の両立
2.技術の独自性と自立性
3.サプライチェーン上の重要性
株式会社トヨテックは、オプト(光学)、メカ(精密機械)、エレクトロニクス(電子技術)の3つの専門技術を基礎に、ガラスレンズ・プラスチックレンズ・光学薄膜・エンジニアリングプラスチック成形・精密ユニット組立までを一貫生産している。
こうした生産体制に基づく「センシングオプティクス® 」という戦略で、新グローバルニッチトップ企業100選に選出された。
受賞を受けて
今回の受賞に際し、社長は以下の様にコメントしている。
当社は「センシングオプティクス“Sensing Optics”®」という新しい概念の光学技術、加工技術を制定し、IOTやデジタル時代における光学センサーを構成する光学部品を顧客とともに開発し、製造することにより、世界に貢献したいと考えています。今後もこの度の受賞を機会に、独自の技術と企業コンピテンスを活かし、お客様に満足していただく事業活動をして参りたいと思います。
身近なトヨテックの製品
高度な専門技術で作られたトヨテックの製品は、国内外を問わずカメラ、自動車、コピー機、プロジェクター、セキュリティなど身近な場面でも用いられている。
国内拠点だけでなく、中国での生産拠点、ドイツでの営業拠点を持っており、例えばドイツのセンサーソリューション大手企業からもサプライヤーオブザイヤーに選ばれるなど、海外からも高い評価を受けている。
光学センサ市場においてトップクラスの企業からこのような評価を受けていると言うことから、トヨテックの技術力の高さが伺える。
トヨテックの新技術
トヨテックはRDL(Real Distortion-Less)レンズという広角レンズユニットの発売を開始している。
広角レンズは通常、画面の外側に向かうほど歪みが生じる。
普段の風景写真などでは歪みが画像の味になることもあるが、産業用のカメラにおいては、画像認識妨げになる恐れがある。
独自の光学設計技術を用いて広角なのに歪みを最小限に抑えることに成功した。
画像処理による歪み補正を必要としないこの技術は、国際特許にも一部出願済みで、グローバルニッチの最先端となることが期待される。
「光」を通じて情報を伝える。
光ある所にトヨテックの技術が欠かせない。
まさに「光あふれる世の中を創ろう」を体現したからこそ得られた地位であろう。
これからも世界中で「光といえばトヨテック」といわれることが楽しみである。
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【会社概要】
株式会社 トヨテック
代表取締役:小野 喜明
住所:愛知県豊川市西豊町二丁目35番地
TEL:0533-85-1185
HP: http://www.toyotec.com/
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