たそです。
突然ですが、想像してみてください。
先日、3年ぶりに期間限定で発売されたハーゲンダッツの紫いも味のアイスクリームをどうしても食べてみたくなったあなたは、太陽がギラギラと照りつける中、アイスを食べる瞬間だけを楽しみに近所のコンビニに向かいました。
コンビニに入り、週刊マンガに手を伸ばしたい気持ちを抑え、アイスケースまで一直線に猛進し、お目当ての紫いもアイスを探しますが、見当たりません。
一気に不安がよぎり、近くにいる店員に尋ねます。
あなた
「すみません。ハーゲンダッツの紫いも味はありますか?」
店員
「・・・ありません。」
なんて冷たく返されたら、
となってしまいませんか?
しかし、この店員の返事が、
店員
「大変申し訳ありません、ただいま在庫を切らしております。」
と申し訳なさそうに答えていたら、あなたの気分もだいぶ違ったと思います。
クッション言葉
上の例でいう「大変申し訳ありません、・・・・」などはクッション言葉と呼ばれています。
お客さまや目上の人に対して伝えづらいことを言うとき、このクッション言葉を頭に添えることで言葉が丁寧で優しく聞こえ、受け手の印象をガラリと変えます。
特にビジネスの場では、少しの印象の違いが「あの人は気がきく」「対応が丁寧」とその人の評価を大きく変えます。
今回は、「これだけは押さえたい!社会人の基本講座」の第6弾として、シチュエーション別のクッション言葉をまとめてみました。
この機会に言葉のレパートリーを増やし、会話上手になってください!
依頼する際のクッション言葉
相手に気持ち良く依頼を引き受けてもらうためには、クッション言葉は必須です。
例えば・・・
・お手数ですが、(こちらにご記入ください)
・差し支えなければ、(ご連絡先を教えていただけますか?)
・恐れいりますが、(折り返しのお電話をいただけますか?)
・ご足労をお掛けしますが、(ご来店おまちしております)
・不躾(ぶしつけ)なお願いで恐縮ですが、(早めにご確認いただけないでしょうか?)
断る際のクッション言葉
お客さまや目上の人からの依頼を断るときこそ、クッション言葉が大活躍します。少しでも印象を和らげ、角が立たぬよう心がけます。
例えば・・・
・申し訳ありませんが、(分かりかねます)
・せっかくですが、(参加できません)
・大変ありがたいお誘いですが、(辞退させていただきます)
・お役に立てず申し訳ありませんが、(そのようなサービスはございません)
・力不足で申し訳ありませんが、(ご了承ください)
反論する際のクッション言葉
最もトラブルを生みやすいが、相手の意見に反論するときですね。
けれど、ビジネスでは、相手の意見を聞き入れているだけではいい仕事ができません。
時には反論も必要なので、そんなときはしっかり言葉を選びましょう。
例えば・・・
・おっしゃる通りですが、(そのような事例はございません)
・失礼かとは存じますが、(その考えには納得できません)
・それはごもっともですが、(実際はそうではありません)
使いすぎには注意
言葉を丁寧で柔らかくする効果をもつ、このクッション言葉。
しかし、使いすぎると逆に違和感が出ることもあるので注意が必要です。
その場にあったクッション言葉がスムーズに出てくる、ワンランク上の会話ができる社会人を目指しましょう。
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