
2025年4月1日、ChatGPTの全無料ユーザーにGPT-4oをベースにしたAI画像生成機能が解放されて話題になりました。
AI画像生成はクリエイティブな仕事に関わる人だけでなく「写真をジブリ風に加工する」といったプライベートな楽しみ方でも急速な広がりを見せています。
この記事では、そんなChatGPTのAI画像生成にこれから挑戦したい方に向けてわかりやすく解説します。
早速やってみよう!ChatGPTでAI画像生成
まずはログイン
まずはChatGPTのWEBサイトにアクセスするかアプリをダウンロードしましょう。
ChatGPTでのAI画像生成にはログインが必要です。メールアドレスとパスワードでアカウント作成ができるほか、Googleアカウントなどでもログインできます。
チャット欄から画像生成を指示
メッセージ欄が表示されたら、「〜という画像を作成してください」といったように指示を出せば画像生成できます。
とりあえず試してみたいという方は最初に表示される文例を使ってみてください。
https://chatgpt.com/ よりスクリーンショット
利用者が多い時間帯は生成されるまで時間がかかるので、のんびり待ちましょう。
画像が生成されたらダウンロードが可能です。イメージと違った場合は画像をクリックすると追加の指示を出すことができます。
- 画像の縦横比を変更する
- テイストを変える(写実的、ポップ、ファンタジーなど)
- 要素を差し替える
など、できるだけ具体的に指示するのがポイントです。もちろん最初の指示の段階で一度に具体的に指示を出しても大丈夫です。ただ、慣れないうちは少しずつ指示を足して生成する方がおすすめです。
ChatGPTのAI画像生成のメリット・デメリットは?
とにかく早くて便利なAI画像生成ですが、得意不得意はあります。
AIの進歩は日々めまぐるしいため現在デメリットのものも今後は解消される可能性がありますが、現時点で代表的なメリット・デメリットをご紹介します。
メリット・得意なこと
- ファンタジー系やアニメ系など実在しないモチーフが作成できる
- いろんなテイストに瞬時に変更できる
- 用途を指示すると適したデザインに生成してくれる
デメリット・苦手なこと
- 日本語の文字列(ゆがんでいたり、文字化けのようになる)
- 人物の生成が不自然になることがある
- 細かな指示は意図通りに反映されないことがある
デザインのブラッシュアップをしてみよう
0から画像を作成する時だけでなく、デザインをブラッシュアップしたい時にも生成AIが活用できます。
質問内容を入れるチャット欄の「+」をクリックするとファイルをアップロードする選択肢が出るので、ブラッシュアップしたいデザインのファイルをアップロードして「デザインをブラッシュアップしてください」と指示すればOK。
ここでも、ターゲットやテイストなど具体的な希望を記載すればするほど適したデザインにブラッシュアップしてくれます。
https://chatgpt.com/ よりスクリーンショット
また、紙面の配置までは自分でざっくり決めてから生成AIで具体的なデザインをしてもらうこともできます。
ただ漠然と指示するだけだと、どうしても「いかにも生成AIで作りました!」というデザインになるので具体的な指示を重ねていくのがコツです。
指示を重ねるごとにデザインは良くなっていきますが、日本語の文字情報は崩れがちです。
著作権や商用利用の注意点は?
ChatGPTで作成した画像は商用利用を含めて作成者に権利が認められていますが、注意したいポイントをまとめました。
利用規約を確認する
ChatGPTでは通常の利用において商用利用も可能とされていますが、「あたかも人間が作成したように表示する」といったことは禁止されています。
元ネタや著作物の扱いに注意
「○○風」といったスタイル指示が既存作品に似すぎた場合はトラブルになる可能性があります。プライベートで楽しむのであれば別ですが、商用利用やSNSで広く紹介するには注意が必要です。
適切な権利を持たない画像をアップロードしない
先述のようにChatGPTでは自分でアップロードした画像をもとに加工することもできます。他人の著作物や顔写真などをアップロードしないようにしましょう。
まとめ
生成AIといえばChatGPT、といっても過言ではないほど知名度があるツールで画像生成が無料でもできるというのは大きいですよね。
法整備を含めてさまざまな問題もあるのが現実ではありますが、頭にあるイメージを素早く落とし込むのには本当に便利なツールです。
まだ体験したことが無いというかたは、まずは気軽に試してみてください!