第25回東三河ビジネスプランコンテスト授賞式

2026年2月24日(火)、豊橋サイエンスコア サイエンスホールとオンラインのハイブリッド開催にて第25回東三河ビジネスプランコンテスト授賞式が行われました。

25周年の節目を迎えた今大会では、応募数は過去最多となる152件(昨年度は137件)にのぼりました。

第25回東三河ビジネスプランコンテストについて

地域資源の活用や社会課題解決を目指す多様なプランが集まったなかから、厳正な審査を経て、一般事業部門とアイデア部門で計11の受賞プランが選出されました。

今回は表彰式の様子とともに受賞プランをご紹介します。

【一般事業部門】

最優秀賞 および 若者発!キラリ賞(ダブル受賞)

プラン名: 民俗芸能の保存・活性化に関するコンサルティング業

受賞者: 片桐 萌絵(とらでぃっしゅ株式会社)

少子高齢化で存続が危ぶまれる中・小規模の祭りを対象に、現代的なデザインによるブランディングやSNSを活用した集客、地域外の若者が担い手として参加できる体験型プログラムを提供し、祭りの自立と持続可能な運営を支援するプランです。

第25回東三河ビジネスプランコンテスト_一般事業部門

受賞コメントでは「大好きな地元の東三河で賞をいただけて嬉しい」とし、人生をかけてお祭りと向き合っていきたいと決意を述べました。

優秀賞

プラン名: 儲かる農業と地域課題解決に貢献する:CO₂活用型「SPAセミクローズド温室」事業

受賞者: 稲葉 一恵(PLANTCASE株式会社)

豊橋技術科学大学発の技術を用い、既存の農業用ハウスをリノベーションして実装するCO₂活用温室。光合成を促進して収穫量を増やすことで、生産性と収益性を追求する「儲かる農業」の実現を目指します。

>プレゼンの様子もしくは受賞の様子<

ほの国やってみりん賞

プラン名: 東三河発・EC応援プラットフォーム『満ちるEC支援モデル』

受賞者: 權田 裕視賀(株式会社ミリオンディライト)

実績のあるECサイト運営ノウハウを活かし、東三河の特産品を全国へ。在庫管理や発送業務を地元のマザー層やシニア層の在宅ワークとして展開することで、生産者支援と雇用創出を同時に目指す。

特別賞

プラン名: アプレンティス・キャリアラボ ~グレーゾーンの若者を地域企業で育てる社会教育モデル~

受賞者: 今井 真央(新城市地域おこし協力隊)

一般雇用と障害者雇用のどちらにも当てはまりにくい「グレーゾーン」の若者と、人手不足に悩む地域企業を橋渡しするビジネスモデル。地域全体で若者を支える仕組みを目指すプラン。

プラン名: 介護現場の「声」をつなぐ。東三河の持続可能な未来をひらくAI情報共有システム「ケアリレー」

受賞者: 吉口 慶(株式会社CONTE)

介護現場の人手不足解消のため、既存の管理システムと併用可能で安価なAI情報共有システムを提案します。現場の声を反映した設計により、業務負担の軽減を図ります。

【アイデア部門】

最優秀賞

プラン名: 「お土産災害食」-“もらって備わる”新しい備蓄の形を東三河からー

受賞者: 篠田 裕太、高 まゆ、野崎 友莉子、山住 望恵(名城大学)

「旅行のお土産」と「災害食」を掛け合わせ、日常の行動の中で自然に備蓄が進む仕組みです。漫画形式のデザインを施した3連缶詰により、「1つ食べるとデザインが欠けて気持ち悪い」という心理を利用して非常時まで保管を促します。

第25回東三河ビジネスプランコンテスト_アイデア部門

受賞コメント: 受賞をきっかけにアイデアが実際に形になるよう活動をさらに発展させていきたいと抱負を述べました。

優秀賞

プラン名: メイクレール

受賞者: 上ノ宮 羽瑠、田中 達樹、椎名 要太、丹野 旭陽、藏屋 翔(厚生学園高等学校)

手の不自由な方が両手を自由に使えるようにするメイク補助用具です。実用性や経済性に加え、困難を抱える方々への思いやりを起点とした社会性が高く評価されました。

ほの国やってみりん賞

プラン名: 「きゃべちゅるん」~キャベツで繋ぐ田原の未来~(中略)健康ゼリー状のドリンク

受賞者: 伊藤 滝都(豊橋創造大学)

田原市産のキャベツと寒天を使用したゼリー飲料。高齢者の誤嚥防止や健康増進を目的としており、農業大国である東三河の資源を全国へ発信する可能性を秘めています。

学生発!キラリ賞

プラン名: 海底クリーン PICK

受賞者: 小山 温也(豊橋創造大学)

釣りを楽しみながら、水中にあるゴミや根がかりした釣り具などを回収できる「奪還型釣り具」のアイデア。自身の趣味で感じた違和感を解決しようとする斬新な提案です。

特別賞

プラン名: KAKI スマートスポーツ ツーリズムの中核

受賞者: WIRATMA Ichiro Nathanael ほか(京都先端科学大学)

インドネシアからの留学生チームによる提案。電波の届かない山岳部でのトレーニングにおいて、選手の安全確保と楽しさの向上を目指すインソール型のIoTデバイスを開発します。

プラン名: いろはの ~三河特産品×竹害×有松絞り~ “自然”と“伝統”を未来に繋ぐベビー服

受賞者: 山村 柚衣 ほか(中京大学)

プラン概要: 東三河の厄介者である「竹」を染料として活用し、愛知県の伝統技術「有松絞り」を施したベビー服。地域資源と伝統技術を掛け合わせ、未来へつなぐプランです。

第25回東三河ビジネスプランコンテスト

まとめ

授賞式では地域特有の課題解決や伝統文化の保存、最新技術の活用といった多彩なプランが発表され、東三河という地域のポテンシャルを感じる時間となりました。

これらの独創的なアイデアが地域一体となって育まれることで、未来を拓く新産業の創出が今後さらに加速していくことが期待されます。

そして、この記事をご覧になり、次回は応募してみたいなと思った方はぜひ、表彰式の会場ともなったサイエンスコア内にある創業支援窓口スタートアップガレージをご利用ください!

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