毎年9月は「防災月間」です。
特に今年は先月に「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されたことから、例年よりも対策に力を入れている方も多いのではないでしょうか。
この記事では手軽に日々の防災対策になる「防災ボトル」の作り方や、東三河地域ならではの防災グッズや防災グッズを買えるスポットをご紹介します!
防災ボトルを作ろう!
皆さんは、防災ボトルをご存知ですか?
プラスティックのボトルに、災害などの緊急時に必要なグッズを入れておいて、災害に備える、今、ネットなどでも話題になっているボトルです。
警視庁災害対策課がホームページで紹介していたり、通販サイトでも取り扱いがあるほどなんですよ。
中身は100円ショップでも買えるものが多いんです。皆さんもぜひ作ってみましょう!
防災ボトルは0次の備え
避難グッズは0〜3次の4段階で考えます。
0次の備え:普段から携帯する
1次の備え:災害発生直後〜1日を乗り切る
2次の備え:災害発生後数日を自力で備える
3次の備え:長期化した避難生活を快適に過ごす備蓄
0次の備えは、外出先での被災を想定し、エレベーターや電車に閉じ込められた時にも使えるようにしたいですよね。
被災地から自宅や避難所までの移動にかかる数時間を乗り切るために何が必要か考えるのも、中身を決めるのに役立ちます。
なぜプラスティックボトルなの?
それは、水に強いからなんです。水害にあっても中身が濡れないので安心ですし、潰れず避難所などで水筒として使えるというメリットもあります。
デメリットとしては、形が変わらないので、中身が入れにくかったり、思ったよりも入らないこともあります。
500mlのボトルで作られる方が多いようですが、入れたいものが入らないのは本末転倒なので、あえてポーチに防災グッズを入れて備える方もいます。
何を入れよう?
「防災ボトルに何を入れたらいいんだろう?」と悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。結論、自分が必要だと思う物!色々みてみると、中身は十人十色。
誰に対して備えるかによっても、中身は変わってきますよね。あれも入れたい、これも入れたいと思ってみても、ボトルの容量は決まっているし……。
私が入れたいと思ったものをご紹介するので、こちらを参考にご自分で取捨選択してみてください。
- ホイッスル
- ミニライト
- アルコール消毒綿・ウェットティッシュ
- 圧縮タオル
- エチケエット袋(簡易トイレ)
- ビニール袋
- 常備薬
- 現金(職場などから自宅まで帰れる金額・数千円&公衆電話用の小銭)
- 非常食(アメ・チョコ・羊羹など)
- 絆創膏
- 乾電池
- 生理用品
- 連絡先を書いたメモ・家族写真
- 油性ペン・ボールペン・耐水メモ
- マスク
- アルミブランケット
- カイロ
- 風呂敷
詰める時のポイントは?
最初にマスクやビニール袋など、薄いシート状のものを、ボトルの壁に沿わせるように入れて、真ん中にスペースを作っていくイメージで詰めていきましょう。
ライトとホイッスルは、1番取り出しやすい場所に入れてください。真っ先に必要になる可能性が高いものですからね。ボトルの首にゴムをかけて、ホイッスルをそこにつければ、いざという時にすぐ吹くことができます。
中身はどこで買うのがおすすめ?
私はほぼ100円ショップで十分揃えることができましたが、圧縮タオルが廃盤になっていたり、アルミブランケットが大きくて入れづらかったりと、痒いところまで十分手が届くかと言ったらそうでもありませんでした。
まずは、ご自分が入れたものを考え、それに合う調達方法を探してみましょう。
東三河の防災グッズ情報
ここでは防災ボトルに限らず、東三河地域ならではの防災グッズや防災グッズを買えるスポットをご紹介します。
【豊橋】魔法のポケット
普段はウォールポケットとして、災害時にはリュックにして生活に必要なものをそのまま持ち運んだり、ポンチョにも変身する便利な多機能防災グッズです。
詳しくはこちらから▽
https://www.nippon-clever.co.jp/item/original/post-24296
豊橋 備蓄促進キャンペーン
豊橋市の趣旨賛同のお店にて2024年9月1日から10月31日まで、もしもの時に備える 備蓄促進キャンペーンが行われます。市が作成した備えておくべき備蓄品チェックリストが配布されるので、これはぜひチェックしたいですね。
詳しくはこちらから▽
https://www.city.toyohashi.lg.jp/61049.htm
豊川 おしゃれ防災
ネガティブなイメージを覆す取り組み。日常に溶け込む防災ライフをデザインするなんて、目から鱗ですね。ぜひチェックしてみてください!
詳しくはこちらから▽
https://magocorobase.com/
田原 防災アプリ
防災アプリは数あれど、やっぱり地元密着型が嬉しいですよね。防災情報はもちろん、防犯情報も教えてくれますよ。
詳しくはこちらから▽
https://www.city.tahara.aichi.jp/kurashi/saigai/1000658/1011084.html
まとめ
私の場合は1000円かからず、防災ボトルを1本作りました。
子ども達の分も作って、ランドセルに入れておこうかなと思っています。
備えあれば憂いなし。この記事をきっかけに、防災への興味を広げていただけたら幸いです。