防災の日

こんにちは!主婦ライターの荻野です。8月も残りわずかですね。
今年のお盆休みは東海だけでなく、全国各地で梅雨並み?いやそれ以上の大雨ばかりでした。洗濯物を干せないどころか、警報や避難指示も出て、雨雲レーダにハラハラした方や、「大雨の中どうやって避難すればいいの?」と考えた方も多いのではないのでしょうか。

9月1日は『防災の日』です。

防災の日を前に、家庭の備蓄品や自治体のハザードマップを確認してみましょう。
「何をどう確認すればいいのかわからない!」そんな方も大丈夫!確認ポイント5つをご紹介いたします。

なぜ9月1日が防災の日なの?

9月1日が防災の日ということはだいぶ浸透していますが、ところで、なぜ9月1日が防災の日なのでしょうか?
それは、大きな被害をもたらした関東大震災が今から約100年前(1923年)の9月1日に発生したことに由来しています。

また防災の日を含む8月30日~9月5日は防災週間とされています。
一日だけではなく、週間にすることで防災の知識を高めたり普及させたりすることを目的としています。

参照:9月1日が「防災の日」になった理由と制定されることが決まったきっかけ

防災の日に確認したいポイント5つ

では早速、この防災の日・防災週間に是非確認していただきたい、チェックポイントを5つご紹介します。

①備蓄品の確認準備

電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合に備えて、人数分の飲料水・保存の効く食料、生活必需品を3日分 備蓄しておきましょう。
また、賞味期限も必ず確認しましょう。
※大規模災害に備えるには「1週間分」の備蓄が望ましいとされています。
※飲料水のほかにも、トイレを流したりするための水も必要です。日頃から、お風呂に水を溜めておくなど万一に備えましょう。

②非常用持ち出し袋

非常用持ち出し袋

非常時に持ち出すべきものをリストアップし人数分用意しましょう。避難時に両手が空くように背負えるリュックサックなどにいれ、できるだけコンパクトにまとめましょう。乳幼児や高齢者のいる家庭ではオムツなど必要なものも忘れないようにしましょう。
具体的な持ち物は非常用持ち出し品チェックシート(消防庁)を参考にしてみてください。

③家具の置き方

転倒防止のため、家具は壁や天井に固定しましょう。
寝室や子ども部屋に置く家具は必要最小限にしましょう。家具は倒れた際にドアや玄関をふさがないような配置にします。

④避難場所や避難経路

避難経路

お住まいの地域の防災マップやハザードマップを確認して避難場所、避難経路を事前に確認しておきましょう。実際に歩いてみることで「この塀は地震の時に倒れてくるかも…。」と新たな気づきが見つかるでしょう。
※豪雨、土砂災害など、災害の種類によって安全な避難場所が異なります。

⑤安否確認方法

災害発生時に家族みんなが一緒にいるとは限りません。別々の場所にいるときに被災した場合でもお互いの安否を確認できるよう、安否確認方法や集合場所を事前に話し合っておきましょう。
※災害時には携帯電話の回線がつながりにくくなり、連絡がとれないことも。「災害用伝言ダイヤル(171)」や各携帯電話会社で提供している「災害用伝言板」を家族みんなが利用できるようにしておきましょう。ちなみに、災害用伝言ダイヤル(171)には、体験利用できる日があり、この防災週間も利用提供日です。是非、活用してみましょう。

くわしくはこちら

参照)災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~

また、①備蓄品の確認準備について、とても参考になる動画をみつけましたので、是非ご覧ください。

東三河のハザードマップ一覧

自宅や職場、学校、よく行くお店や施設のある地区のハザードマップを確認しましょう。
自宅から避難所へより安全に行ける経路も知っておくと安心です!!

【東三河8市町村のハザードマップ】

まとめ・おわりに

災害はいつ起こるのかわかりません。だからこそ、備えが大切になります。この防災の日や防災週間をきっかけに、備蓄を確認したり、家族で家具の配置を見直したりして、定期的な防災・減災行動を習慣づけましょう。

ちなみに我が家では、過去に市の広報と一緒に投函されていた洪水ハザードマップを寝室の壁に貼っています。でも、貼って満足して家族の避難先など防災メモは空欄なので、これを機に家族で話し合いたいです。

洪水ハザードマップ