朝夕もめっきり涼しくなって、秋らしくなってきましたね。
『○○の秋』はたくさんありますが、今回は芸術の秋にスポットを当ててみましょう。
この記事では『豊橋市美術博物館』と、豊橋駅直結の『穂の国豊橋芸術劇場PLAT』を詳しくご紹介します。
豊橋市美術博物館
老朽化による大規模改修工事のため2024年2月まで長期休館していた美術博物館が、3月1日にリニューアルオープンしました。
豊橋市出身・在住で、自然を主題とした美術やグラフィックを領域とする、味岡伸太郎氏がデザインした新しいロゴは、3つの球体を結ぶ形で、「つなぐミュージアム」を表現しています。
「人と時をつなぐ」 ・・・・・・ 地域文化を守り、活かし、継承する活動を行います
「人と文化をつなぐ」・・・・・・ 文化・教育活動を推進し、豊かな社会の創造に努めます
「人と人をつなぐ」 ・・・・・・ 文化の魅力を発信し、市民が誇れるまちづくりに参画します
3つの展覧会
豊橋市美術博物館の展覧会には「企画展示」「コレクション展示」「市民ギャラリー」の3つがあります。
1階では主に美術系の企画展や公募展を、2階では主に歴史系の企画展を開催しています。コレクション展示では、美術資料だけでも1000点を超える作品を収蔵する豊橋市美術博物館が、テーマを決めて展示しています。美術資料だけではなく、歴史資料、陶磁器資料、考古資料、民俗資料と、たくさんのコレクションがあります。
市民ギャラリーでは、展示室をグループや個人の活動成果発表の場として、会場を1週間単位で貸し出していただけるので、地域のサークルなどが作成した作品を観ることができます。私も知人が展示に参加したのを見に行ったことがあるのですが、このように発表の場があると、趣味もより一層楽しいと言っていました。市民に寄り添った展示室ですね。
イベント・講座
美術とより触れ合えるイベントや講座も開催しています。ギャラリートークやワークショップも楽しそうですね。
ただ絵を眺めるのではなく、その絵に隠されたストーリーを知ったり、使われている顔料や技法を知ってから観たほうがより一層、その絵の世界に没入できます。豊橋市美術博物館のイベントや講座は、そのお手伝いをしてくれそうですね。
直近の企画展『全国公募 第9回トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞展ー明日の日本画を求めてー』
地元で活躍された日本画家、星野眞吾・高畑郁子夫妻の美術振興基金により、3年に一度開催される日本画の全国公募展です。創造的な制作活動を行う新進作家の発掘と顕彰を目的としており、「従来の概念にはとらわれない日本画」を募集し、豊橋から新しい美術文化を発信しています。
開催期間 | 2024年10月26日(土)〜 11月24日(日) |
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場所 | 豊橋市美術博物館 1階展示室 |
観覧料 | 一般・大学生 500円 小中高校生 200円 |
直近の企画展『銅鐸の国ー伊奈銅鐸出土100年ー』
1924年、旧小坂井村伊奈から3点の銅鐸が出土し、地元は狂騒に沸き立ちました。出土から100年の節目を迎えるにあたり、伊奈銅鐸の里帰りを実現させ、国内有数の銅鐸集中地帯である三河・遠江地方を「銅鐸の国」と見なして、出土した銅鐸30点を一堂に会して、銅鐸の果たした意義と弥生時代の社会を考えます。
開催期間 | 2024年11月30日(土)~ 2025年2月2日(日) |
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場所 | 豊橋美術博物館 2階展示室 7~9展示コーナー |
観覧料 | 一般・大学生 800円 小中高校生 400円 |
https://toyohashi-bihaku.jp/ より引用
豊橋市美術博物館へ行って芸術の秋を満喫し、併設のカフェ「ネオこすたりかミュージアムカフェ」のウッドデッキの席で食欲の秋を満喫した後は、豊橋市美術博物館オリジナルグッズをお土産に市電に乗って帰路につく……そんなゆったりとした休日はいかがですか?
スポット情報
開館時間 | 9:00~17:00 |
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休館日 | 月曜日(有料企画展開催中の月曜日が祝日の場合は開館し、翌日の火曜日が休館) 年末年始(12月29日~1月3日) |
観覧料 |
一般ギャラリー=無料 コレクション展示=無料(1階展示室4、2階展示室全室) 企画展=催しごとにそれぞれ異なりますので、くわしくは「展覧会案内」をご覧ください。 |
穂の国とよはし芸術劇場 PLAT
平成25年4月30日に開館した穂の国とよはし芸術劇場PLAT。
豊橋市が東三河市民のための演劇・舞踊・音楽等の芸術文化の振興と、芸術文化を活用した市民の交流と創造活動の活性化を図るため、そして芸術文化交流施設として、開館しました。
豊橋駅から連絡通路で直結という、遠方からのお客様にも優しい立地でありながら、有料駐車場も近くにあるので、車社会の東三河の方にも便利です。
https://www.honokuni.or.jp/toyohashi/spot/000300.html# より引用
演劇から展示会まで幅広くカバー
舞台芸術の創造と上演に対して良質な劇場環境を実現し、出演者の熱気や緊張感、生の台詞が客席に自然に伝わることに配慮した親密感のある主ホールをはじめ、ブラックボックス形式の空間を採用したアートスペース、それぞれ特徴のある創造活動室が7室、研修室が2室と、芸術ならなんでもござれな劇場。
舞台芸術から音楽芸術、講演会、演劇、ダンスの練習から発表、研修、展示会、ワークショップまで可能なPLATは、市民の皆様が交流・活動する文化の「プラット」ホームとして、幅広く活用できます。
若い方こそ、芸術に親しんでほしい
若い世代の人にこそ生の舞台を楽しんでもらえるよう、豊橋文化振興財団主催公演のほぼすべてに割引料金「U25(アンダーニジュウゴ)」「高校生以下」が設定されています。
一般発売日から購入できる当日引換券を入手し、当日、ご本人の確認ができる生徒手帳と当日引換券を持参しましょう。アートスペース公演など一部例外があり。各公演のチラシ・ホームページ等で購入条件や方法はご確認下さい。
どなたにも優しいサービス・設備
館内はスロープなどバリアフリー設備があり、各劇場に車いすのままご鑑賞いただけるスペースがあります。(数に限りがありますので、事前に予約が必要です)
車椅子やオストメイト対応のトイレも施設各階、各劇場の多目的トイレにあります。また難聴の方が講演会やトークショーなど、マイクを使って話をする催物を観覧する際の難聴者支援システムも用意されています。(要予約)
小さいこと抱えるママだって、観劇や講演会を観覧したいですよね。そんな時には生後6か月から未就学の子まで開演時間から終焉時間までを500円で預かってくれる託児室があります。ご来場予定日の8日前までに電話予約が必要です。(各公演の一般発売日から受付開始)
詳しくはこちらから▽
https://www.toyohashi-at.jp/appreciation/index.php
注目の公演情報 舞台『のうぜい合戦』
「ふるさと納税」の功罪に迫る!? ドタバタブラックコメディ作品。豪華俳優陣による舞台で社会問題をわかりやすいエンタメとして楽しめます。
公演日程 | 2024年11月12日(火)・2024年11月13日(水) |
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詳細 | https://toyohashi-at.jp/event/performance.php?id=1725 |
注目の公演情報 ワークショップ『グロトリアンを弾いてみよう』
はるばるドイツからPLATへやってきたグロトリアンピアノの最上位機種である「コンサートロイヤル」。その響きを体験してみませんか?
開催期間 | 2024年11月11日(月)~2024年11月22日(金) |
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詳細 | https://toyohashi-at.jp/event/workshop.php?id=591 |
https://www.toyohashi-at.jp/facilities/ より引用
昔はよく母に連れられて人形劇を見に行っていました。学芸会が大好きで、自分で演じることも、演劇を見るのも好きでした。
しかし、最近は忙しいのを言い訳に劇場に足を運ぶことは少なくなったと感じます。
プラットはたくさんの演劇やコンサートなどを開催していますので、その中から自分の気になる催し物を見つけやすいのが魅力ですね。
スポット情報
休館日 | 第3月曜日(第3月曜日が国民の祝日に当たる時は、その翌日が休館)、12月29日〜翌年1月1日 ※施設設備の保守点検等を行うための休館日を臨時に設けることがあります。 |
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電話番号 | 0532-39-8810(9:00〜20:00休館日除く) |
ホームページ | https://www.toyohashi-at.jp/ |
まとめ
日々忙しいとは思いますが、たまには芸術に触れ、心をゆったり落ち着ける時間を作ってはいかがでしょうか。
きっと明日への活力となる、有意義な時間になりますよ。