この【頑張る君にズームイン】は、地元の学生にスポットを当て、頑張っている学生を地域のみなさんに紹介していく企画です。

 
 
成人式直後の東三河地域の新聞紙面。
2人の若い女子大生が紹介される、こんな見出しの記事があった。
 
「東愛知新聞 豊橋商業高校卒業生2人が公認会計士2次試験突破(2018年1月11日)」
 
 
二人は豊橋商業高校出身、年末年始の帰省と共に、昨年の公認会計士試験 合格を母校に報告したのである。
 
 
今日は、前回紹介した伴野さん引き続き、石河さんにお話しを伺い、公認会計士試験合格までの道のりと、これからのキャリアについて伺った。
 

石河 はる菜 さん

朝日大学
経営学部4年生
2017年公認会計士試験合格

 
 
 
 

 
◆前回の記事◆

 

 
 
 

会計士を目指すきっかけ


 

石河さんが朝日大学に進学し、公認会計士を目指したきっかけは何ですか?

 
 

 
 

高校時代に所属していた簿記部での活動がきっかけです。
簿記の勉強が好きになり、私の中では得意科目でした。
高校3年生の6月に日商簿記試験1級に挑戦し、無事合格することができたので、よりレベルの高い試験を目指したいと思うようになりました。

志望校選びについてですが、簿記部の顧問である青山先生に進路相談に乗って頂いた中で、朝日大学のすすめがあり、志望しました。
私は、一人暮らしがしたかったので、豊橋からほどよく離れて私に合った大学でした。

 
 
 
高校時代の簿記との出会い、そして彼女の向上心が会計士試験を決めるきっかけになったと言える。
また、伴野さんに引き続き、彼女の進路選択を影ながら支えてくれたのが、豊橋商業高校簿記部の青山先生だったようだ。
 
 
 

親元を離れて

 

会計士試験の受験勉強と、一人暮らしの両立はなかなかたいへんだったでしょうね。
それでも一人暮らしをしたいと考えていた理由は何だったのですか?

 
 

 
 
 

一人暮らしをすることで、身の回りのことを自分でやるようになり、自立した生活を身につけることが出来ると思ったからです。
ですが、勉強漬けの日々のなか、家に帰ってもご飯がなく、洗濯や掃除をすべて自分でやらなければならないのはとても大変でしたね。
どうしても休日にまとめて処理をすることが多かったです。

 
 

 
 

家事をするお母さんの偉大さが身をもって体感できましたね。

 
 

 
 
 

そう思います笑 
月に一度は家まで来てくれて、その時には親のありがたさを感じていました。
一人暮らしをしながら会計士試験の勉強に取り組むのは非常に大変でしたが、親の存在が一人暮らしと勉強の両立を支えてくれました。

 
 

朝日大学での受験環境


集中できる環境が整う朝日大学会計研究部の自習室の様子


 
石河さんの進学した朝日大学では、会計研究部という組織があり、会計のスペシャリストを育成する環境を用意している。
 
公認会計士を目指す学生が所属する組織には珍しく、体育会に属する組織であり、大学をあげて会計資格を志す学生をサポートする様子がうかがえる。
公認会計士の資格を持つ監督を筆頭に、部長やコーチ達が学生達の勉強支援に当たっているとのことである。
 
部員は50名を超え、豊橋商業高校はもちろん、全国各地の商業高校から優秀な部員が集まっている。
 
石河さんは、大学に進学すると会計研究部に所属し、会計士を目指す環境に飛び込んだ。
 
 
 

石河さんは朝日大学の会計研究部に所属して勉強されていたとの事ですが、学習環境はどのような様子だったのですか?

 
 

 

 
 

はい。
教室には部員各自の机が与えられ、集中して自習に取り組む環境が整っていました。
そして何より同じ目標に向かって努力する仲間がいましたから、切磋琢磨しながら勉強していました。

 
 

 
 

ライバルでもあり、仲間でもあるわけですね。

 
 

 
 
 

そうですね。
高校時代の簿記1級の学習は自己流による学習が中心でしたから、大学に進学した当初は本当に理解が進んでいたのかどうか不安でした。
一方で簿記の勉強が盛んな商業高校から進学した学生もいたのですが、彼等はただただ学習した知識を有していたのではなく、その理論的背景もしっかりと学んでいました。
 
電卓を使う計算問題では太刀打ちできましたが、理論になるとレベルの差を感じていました。

 
 
 
 
大学の中でも有数の会計士受験環境が整う朝日大学。そこに集まる学生もレベルは非常に高いようだ。
優秀な学友達に負けず、一生懸命合格に向けて努力する石河さんがいた。
 
 
 

朝日大学での受験生活

 

1日の勉強スケジュールはどのようなものでしたか?

 
 

 
 
 

朝は6時45分に朝礼があるので、毎日朝早くから大学に登校していました。

 
 

 
 

6時45分ですか!?それは早起きしないと間に合わないですね。

 
 

 

 
 

はい。
大学から近くに住んでいましたが、6時には起床して、それから準備を整えて大学に通っていました。
それでも、早起きは大変でしたね。

朝礼では心構えを暗唱します。
それから、早朝答練と呼ばれる朝練に取り組んでいました。
大変でしたが、朝からやる気が出ましたし、得点は貼り出されていたので、みんなと点数を競う事で自分の立ち位置を知る事が出来ました。

 
 

朝日大学会計研究部の心構え


 

 
 

とてもハイレベルな受験環境だったのですね。それでも頑張れたのはなぜですか?

 
 
 

負けず嫌いの性格だったので、上位に入りたい一心で頑張っていましたね。
逆に試験が近づくと成績は見ないようにしていました。どうしても得点に波があるので、あまり順位が高くない時には気分が落ち込んでしまうといけないので。

大学1年生の12月に受験した短答式試験では、残念な結果になってしまったのですが、大学2年生の5月にもう一度短答式試験を受けるチャンスはありました。
もし、5月に合格できない場合には部活を辞める覚悟で臨んでいました。

 
 

 
 

石河さんの相当な覚悟が伺えます。
こうして頑張れたのもご家族の支えがあったのではないでしょうか。

 
 
 
 
 
 

そうですね。
合格発表当日、合格番号を確認してすぐに母親に電話をしました。
実は母親は私の受験番号を見つけられていなくて「番号がないよ」と言われて慌てて自分の受験番号があったことを説明しました。
そうしたら母親が涙を浮かべて喜んでくれて、つられて私も涙がでてきました。

 
 

 

お母さまも合格発表の時はドキドキだったでしょうね。
合格を聞いたときにはホッとしたのではないでしょうか。

 
 

 

自分の事はしっかりと頑張れますが、何より見ている方もつらかったと思います。
両親たちを安心させたいという想いで合格に向けて頑張っていました。

 

後輩へのメッセージ


 
 

石河さんの母校である豊橋商業高校の後輩たちの中には、朝日大学に進学する学生もいるようですね。

 
 

 
 
 

簿記部の後輩たちが、簿記を好きになってくれたり、会計士を目指して大学に進んでくれると聞いてとても嬉しく思っています。
今年は3人が私の通う朝日大学を志望してくれたと聞きました。

 
 

 
 

それは嬉しいですね。
石河さんの背中を追いかけて会計士試験に合格する後輩が増えるといいですね!
 
現役の高校生達に向けて、高校生活を過ごす上でのアドバイスはありますか?

 
 

 
 
 

そうですね。
私は簿記が好きだったからこそ、勉強を突き詰めて、いつかは職業として目指す目標にたどりつきました。
ですから、現役の高校生達にも、高校時代は好きなことに一生懸命取り組んでほしいと思います。

 
 
 
 

生まれ育った豊橋に

 

これから会計士としてのキャリアを歩む一方、ゆくゆくはまた豊橋に戻りたい気持ちもあると伺っています。
石河さんからみた豊橋の良い所ってどんな所ですか?

 
 

 
 
 

豊橋はなんだかわからないけど「何か良い」と感じられ、とても愛着を持っています。
 
だからこそ、経験をしっかり積んでいつかは豊橋に戻れたら嬉しいと考えています。
 
これからはスタートラインに立った気持ちで色々と知識を吸収していきたいです。そして、いつかは生まれ育った豊橋に会計で還元できるように頑張りたいです。

 
 
 
 

 
 

心に残る故郷

豊橋を飛び出してひたむきに努力を重ねる彼女たち。
生まれ育った街を飛び出すと聞くと、一見寂しく聞こえてしまうが、心に故郷の思い出を残して飛び出た二人ははいつしか大きく育って戻ってくる。
 
そんな期待がふと浮かぶインタビューであった。
 
 

 
 
 
【大学概要】
朝日大学
住所:岐阜県瑞穂市穂積1851
TEL:058-329-1111(代表)
HP:http://www.asahi-u.ac.jp/
 
【高校概要】
愛知県立豊橋商業高校
住所:愛知県豊橋市向山町官有地
TEL:0532-52-2256(代表)
HP:http://www.toyohashi-ch.aichi-c.ed.jp/
 
 

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