一般社団法人日本看護学校協議会の調査によると、看護学校生の全学年総数のうち15%~49.6%は社会人経験者。厚生労働省では2015年に社会人経験者の受け入れのための指針を作成し、社会人経験のある看護師の養成に力を入れています。
一方で、社会人が看護師を目指そうとすると学習から離れていたことによる戸惑いや習熟度のバラつきなど看護学校へ入学する前から多くの課題があるのが現状です。
そんな数々の課題を解決すべくできたのが、サブスク型オーダーメイドのオンライン家庭教師「つじ塾」。自らも看護師の経験があり、家庭教師・個別指導塾講師として1000人以上を指導してきた代表の「つじゆか」さんにインタビューでお話を伺いました。
https://tsujijyuku.hp.peraichi.com/より引用
サービスを立ち上げたきっかけ
自分が看護師になって思ったのは、現場の圧倒的な人手不足によって「ゆっくり患者さんのお話を聞く」など “やりたいと思う看護” ができないということです。また、せっかく看護師になったのに離職してしまう人も見てきました。
「目の前の患者さんのため」になることも確かにやりがいはありますが、「現役の看護師さんやこれから看護師になりたい方のため」になることするのが医療の現場全体をより良くすると考え、このサービスを立ち上げました。
つじ塾は合格だけすればよいとは考えていません。看護学校を無事卒業し、さらに看護師として生き生きとその人らしく活躍できる未来まで見届けたいと考えています。
つじ塾はどんなサービス?
看護学校の受験に必要な科目や苦手科目をオーダーメイドの学習計画を個別指導します。やりとりはLINEで行うのでパソコンが苦手な方でも大丈夫。看護予備校のように一斉授業だと時間が固定されますが、オンラインで働きながらや家事をしながらでも隙間時間に学習を進められます。
料金面でも看護予備校では時間ごとやコースごとに設定されていますが、一式でのサブスク型サービスなので「今日は数学、明日は小論文」といった進め方ができて料金も変わりません。希望があれば学校の難易度や必要な書類などのリサーチも行います。
看護予備校との違い
例えば予備校の先生は小論文の基本的な書き方の指導はできますが、看護の現場では「どういう風に書くか」ではなく「看護をどのように考えているか」という看護観が大切です。また、プライベートな悩みがあると集中できないことから人生相談も可能としています。
看護師になるにはお金も時間もかかりすごく労力が必要です。看護師に実際になってみたら思っていたのと違うなということのないように、お話を聞いてそもそも「その人が看護師になって幸せになるのか?」という点もしっかり伝えています。
誰しもが必ず看護師になった方がいいというわけではないので…その人の全体を見て、一緒に考えられるようになった方がいいと考えています。
看護大学への進学だけではなく、在学中や就職後もサポート
つじ塾では、看護学生向けに実習サポートや国家試験対策サポートを行っています。現役の看護師向けには学習サポートや悩み相談の他にもカンファレンスサポートや看護研究支援、接遇、クレーム対応、転職サポートも行っています。
無事看護学生になれても、看護師になるには実習や看護師国家試験を乗り越えていく必要があります。
実習は実際の患者さんや看護師さんと深く関わる機会です。事前学習や記録も大変ですが、
- 教員と看護師で指導内容が違う
- 看護師にどう話しかけたらいいか分からない
- 患者さんに病気のことをどこまで聞いていいか分からない
など、机上の勉強だけでは対応できない問題も出てきます。
国家試験の範囲はかなり広く、効率よく理解しながら勉強していく必要があります。
看護師になってからも医療はアップデートされていったり、自分自身の役割が変化していったりで日々勉強が必要です。自分が学んだことをカンファレンスで共有したり、勉強会を開催しパワーポイントで発表するなどといった機会があります。
しかし、実際には資料づくりや発表に慣れておらず、困っている現役看護師が多いんです。
また、看護師になってからも患者さんとのコミュニケーションやスタッフ間のコミュニケーションで悩む方が多い印象です。
看護学校や看護系大学に進学後のも上記のような悩みを抱えることが多いため、同じ道を通ってきた私だから伝えられること、助けになれることがあるのではないかと思い、進学以降のサポートも行っています。
個別指導に至った原体験
「教える」という事業になったのは、自分の学生時代に原体験があります。
私は高校時代から勉強を頑張っていましたが、部活を引退してこれからだというタイミングで原因不明の体調不良に悩まされて授業を受けられず、学校へ行っても保健室ばかりという日々が続きました。
第一志望の大学に落ちてしまい、浪人や海外留学も考えましたが当時の恩師が後期受験のために尽力してくれたんです。小論文を書いて、すぐに先生から添削してもらえることで身についたという体験が今のサービスのスピード感に繋がっています。
大学へ入学してからは家庭教師や個別指導で1000人以上の子ども達を指導しました。その中で適切なカリキュラム作成や指導のタイミング次第で成績を上げられるということがわかりました。
こうした原体験と看護師として勤務した経験から、自分が将来の患者さん・社会に役に立てることは「教える」ということでは? と考えました。
これから看護師を目指す方へのメッセージ
これまで家庭教師、看護師を経験した「つじゆか」でしか提供できないサービスであなたを全力サポートさせて頂きます。
月額一定でいつでも何度でも質問OKです。
夢はいつから始めても遅くありません。頑張るあなたをお待ちしております。
看護師であり続けることを、いつからでも全力サポート
インタビューを通じて、つじゆかさんから筆者の知らない看護を目指す方々や現役の看護師として働く方々の情熱や苦労を伺うことができました。
社会人になってから看護の道を目指す方が増えている中で、日々忙しかったり勉強にブランクがあると思ったように勉強が進まずに看護学校の受験で困っている方が多いそうです。
つじ塾では今後、新しく看護学生に対して国家試験対策用の教材についても販売予定。看護師になりたい、と決意したところから進学し、就職し、現場で理想の看護を実施し続けるまで全力でサポートしてくれる頼もしいサービスです。
つじ塾 公式サイトはこちらから▽
https://tsujijyuku.hp.peraichi.com/