夏の大掃除オススメ

東三河の壁紙貼り替え専門店・ルームファッションまさきのインテリアコーディネーターが住まいに関するお役立ち情報をお届けします。
今回は、腰が重くなりがちな大掃除についてのお話です。

大掃除といえば年末ですが、毎年寒い中大掃除をするのは本当に大変!!
毎日少しずつでもできたらいいのですが、仕事に家事・育児など忙しいとそうも言ってられないのが現実です。

そこで、暑い時期だからこそ今やっておくと良いお掃除をまとめました!

1年の半分が過ぎたところで、1ヶ所でもやっておくと「夏にやったから!」と、年末を迎えた時の気持ちが少し軽くなるはずです。
今できそうなことから少しずつ始めていきましょう!

ルームファッションまさき
ルームファッションまさき
東三河エリアで、壁紙貼り替え専門店をしてるルームファッションまさきです。
壁紙のやぶれ、壁穴、ペットによる傷、模様替えなど様々な壁紙のお悩みを、経験豊かな職人が施工。個人店だからこそできる、細やかな気配りと丁寧な施工を提供しております。

1)キッチンの換気扇掃除

キッチンの換気扇掃除ポイント

大掃除といえば!定番とも言える換気扇。
油がギトギトでなかなかキレイにならない厄介な場所ですよね。
そんな換気扇掃除が夏場におすすめな理由は「気温」。
皆さんも経験があると思いますが、冷蔵庫に入れておいた昨夜のおかずを翌日取り出すと、脂が固まっていることってありますよね?そのように、温度が低くなると油は固まっていく性質を持っています。
夏場であれば室温が高いため、換気扇に溜まっている油もゆるくなりお掃除がしやすいというわけです。

油掃除にとっても便利なのが「重曹」
重曹は、弱アルカリ性で肌にも優しいので小さなお子さまのいる家庭でも安心して使えます。
市販の油汚れ用洗剤を使わなくても自然由来の重曹でキレイに落とすことができますのでお試しあれ!

用意するもの

  • 重曹
  • ビニール袋(やぶれないように、2枚あると◎)
  • ゴム手袋(油汚れ防止)
  • ブラシやスポンジ

手順

  1. 換気扇のパーツを取り外します
  2. ビニール袋につけ置きしたいパーツを入れ、50度前後のお湯を注ぎます。
    10Lに対してカップ1杯の重曹を溶かし、約1時間つけて置きます。
  3. 1時間後、パーツを取り出してブラシやスポンジで擦り汚れを落とします。

漬けて、擦るだけでとっても簡単!ギトギト油をいきなり落とそうとすると大変ですが、こうしてつけ置きしておくだけで汚れが簡単に落ちるようになりますので労力をかけずに嫌な換気扇掃除が完了しますよ!!

2)窓掃除

窓掃除ポイント

普段掃除のしづらい手の届かない窓、サッシのほこり、大掃除だからこそしっかりやっておきたいのが窓掃除です。
冬場の窓掃除、想像してみてください……。とにかく寒そう!!なイメージしかありませんね。だからこそ、この時期にやっておくのがオススメ。
あまり開け閉めをしない窓には蜘蛛の巣が張られていることも多いですが、蜘蛛の巣は春から初夏にかけて張られることが多いそうなので、このタイミングでとっておくと良さそうです。

窓掃除のポイントについてご紹介します!

1.汚いところから順番に!

効率的な窓掃除の順序は、①網戸、②サッシ、③窓です。

外側についている網戸には砂やほこりがびっしり。窓を先にキレイにすると網戸からの汚れが付着してしまうこともあるので、まずは網戸から始めましょう。
そして、サッシ。こちらも砂やほこりが溜まっている場所。窓を拭きながらサッシの汚れを拾ってしまうこともあります。ちょっとめんどくさい部分でもあるので先にキレイにしておくと楽ですね!
最後は窓ガラスです。まずは汚れの多い外側の窓から拭きあげていきましょう。外側からキレイにすることで内側の汚れも見やすくなりますよ!

2.洗剤拭きの後の水拭きはスピーディーに!

頑固な窓汚れにガラス用洗剤を使う方も多いと思います。

ポイントは、洗剤が乾いてしまわないうちに水拭きをすること!夏の窓掃除のメリットでもありデメリットでもあるのが乾きの速さです。

洗剤が乾いてしまうとせっかく浮き上がってきた汚れが跡になってしまうので、ここは目指せ腕痩せ!とばかりに、スピーディーに拭きあげていきましょう!

3.窓拭きのタイミングは曇りか夕方がベスト

夏の強い太陽の光がさす時間帯は、ガラスに光が反射して汚れが見にくくなってしまいます。昼間ピカピカにしたのに、夕方になってみたらまだ汚れていた!なんて残念なお掃除にしないためにも、窓掃除にオススメのタイミングは曇り、もしくは夕方です。

網戸、サッシと時間帯や日を分けても大丈夫ですから、タイミングを計りながらピカピカの窓を目指しましょう!

3)お風呂掃除

お風呂掃除ポイント

頑固なカビ汚れ、水垢、ピンクぬめりなど、様々な汚れが集積しているお風呂場。
毎日使う場所だから、キレイを保っておきたいものです。
水をたくさん使うお風呂掃除は、夏場であれば湯沸かしのガス代や電気代を節約することもできるのでオススメ。
せっかくの大掃除、普段見逃しがちな場所の掃除も積極的に取り組みましょう!

1.シャワーヘッド

実は汚れが溜まっているシャワーヘッド。使っているときには目につきませんが、よく見てみると水垢やカルキ汚れがついているもの。
シャワーヘッドを外せるところまで分解し、つけ置きをして見えない汚れも落としておきましょう。

シャワーヘッドの水垢汚れに有効なのが「クエン酸」
酸性のクエン酸に対し、水垢はアルカリ性のため、中和しあい汚れが取れやすくなります。

【クエン酸のつけ置き方法】

風呂桶にお湯を張り大さじ1杯のクエン酸を溶かし、分解したシャワーヘッドを1時間程漬けておきます。取り出した後は目詰まりしているところがあれば、ブラシや爪楊枝などの先の細いものを使ってかき出しましょう。

2.カルキ汚れ

次に念入りにやっておきたいところは、カルキ汚れ。

カルキ汚れとは、カルキを含んだ水道水の水滴によってつく汚れで、濡れたまま放っておくとできてしまいます。お水道の蛇口や鏡など、白くなっている部分のことです。
この汚れにも、シャワーヘッド同様クエン酸が効果的!

今度はクエン酸パックでカルキ汚れを撃退しましょう。

【クエン酸パックの方法】

まず、スプレーボトルに100mlに対して小さじ1のクエン酸を溶かしたクエン酸スプレーを作ります。
カルキ汚れの気になるところに吹きかけて、ラップで包みます。ぴったりとくっつけて1時間ほど放置した後、水で流し拭きあげましょう。

3.天井

そして最も重要な箇所が天井。

視界に入りにくい天井こそがお風呂掃除で一番鍵となる部分です。

結露しやすい天井は、実は雑菌やカビの宝庫。そのままにしておくと、天井のカビ菌がお風呂中に蔓延してしまいます。手の届かない天井はフローリングワイパーを使って落としましょう!

【天井の掃除の仕方】

フローリングワイパーにウエットシートもしくはウエスを取り付け、そこに除菌スプレーを吹き付けます。
あとは満遍なく拭くだけ。

天井からカビ菌が浴室に降り注ぐと、パッキンなどにカビが生えるスピードが早くなることも。定期的に天井掃除をしておくと、お風呂掃除自体が楽になります!

4) カーテンのお洗濯

カーテンの選択ポイント

お天気がいい日は洗濯日和!!ということで、夏場は大物のお洗濯のチャンス

なかなか洗えないカーテンはこの時期に洗っておくと、とっても楽です。
布製品のカーテンは、空気中のほこりを吸着して実はとっても汚れています。
まずは、カーテンの洗濯表示を確認して、洗濯機OKなのか、手洗いなのかなどをチェックしましょう。高価なものや表示がわからない場合はクリーニングに出すことをおすすめします。

【洗濯機の場合】

カーテンフックを外し、カーテンをひだに合わせて折りたたみます。
※ぐちゃぐちゃに入れてしまうと型崩れや、洗い残しの原因となるので注意です!

洗濯ネットに入れて、「手洗いモード」か「ドライモード」で洗濯します。
生地を傷めないためにも脱水時間は短く30秒ほどにしてください。

【手洗いの場合】

手洗いの時はたっぷり水が溜められる浴槽を使って、踏み洗いがおすすめ。
この時もカーテンのフックを外し、ひだに合わせて折りたたんでください。
洗濯洗剤を溶かし優しく踏んで汚れを浮かせます。
最後は泡がなくなるまでしっかりすすぐこともポイント!洗剤が残っていると、後々シミになることもあるので要注意!あとは軽く絞るか、洗濯機で脱水をかけます。
※脱水機を使う場合は、こちらも30秒ほどにしてくださいね。

【カーテンの干し方】

洗濯を終えたカーテンは、フックをつけてカーテンレールに再度設置し、形を整えます。
重さによりシワがつきづらく、新たに干す場所を考えなくてもいいので楽ちんです。
窓を開けてたくさん風を通し、乾かしましょう。
この時、水が垂れる場合があるので、あらかじめタオルなどを敷いておくと部屋が濡れずにすみますよ!

まとめ

夏にぴったりの大掃除をご紹介してきましたが、どれか一つでもできそうなものはありましたか?
年末になって「あ〜、大掃除めんどくさい。」となる前に、少しずつ始めておくとかなり気持ちが楽になります!
暖かいこの時期を利用すれば、時短になるだけでなく、水道やガス代までもお得に終わらせられて一石二鳥!
よっこらしょっと、と今のうちに腰をあげて大掃除に取り組んでいきましょう!