月に１度のチャンス！弁理士・地銀が起業家を無料でサポートStartupGarageの出張相談会

起業の先輩でもあるコーディネーターへ個別相談ができるStartupGarage（スタートアップガレージ）では、月に1度ずつ弁理士や豊橋信用金庫へ相談できるチャンスがあります。
こちらの専門家への相談も費用はなんと無料！
今回は「弁理士」ってどんな専門家？ 豊橋信用金庫への相談ってどんな感じ？ など詳しくご紹介します。

StartupGarageとは？

起業を目指す人や起業まもない人へ向けての個別相談やコワーキングスペース運営を通して「新しい一歩」を踏み出す人たちを応援をしています。

ここまで無料でいいの！？起業相談できるコワーキングスペース Startup Garage（スタートアップガレージ）

知的財産のプロ！弁理士に相談しよう

日常生活だとなかなか聞く機会の少ない「弁理士」という職業。弁理士は〝知的財産に関する専門家〟で、特許や商標などの知的財産に関わる手続きを代理で行うことのできる国家資格です。
代理作業だけでなく、知的財産の専門家として各種相談や他社の権利を侵害していないかといった調査、知的財産全般についてのコンサルティングも行っています。
StartupGarageの月1相談会では30分まで無料で弁理士へ相談できます。

相談前におさえておきたいポイント

【特許と実用新案】
技術的思想の創作である「発明」を保護の対象とし生産や使用、販売などを独占できるもの。対して実用新案は物品の形状、構造又は組み合わせに係る「考案」が保護の対象です。いずれも出願や登録に費用がかかり、審査を通ったものが認められます。権利侵害者に対しては差し止めや損害賠償の請求が可能です。

【意匠権と著作権】
意匠権とは画像や物、建築物などのデザインに対して与えられる権利です。対象物全体のデザインだけでなく、部分的に特徴のあるデザイン等も意匠権として保護されます。また登録された意匠と類似するものにも権利が生じるため、第三者による類似品販売やデザインの模倣を防ぐことができます。著作権と似ていますが、著作権が原則として純粋美術が保護されるのに対し、意匠権は工業デザインが保護の対象となります。

【商標】
商標とは事業者が、自社の商品・サービスを他社のものと区別するために使用するマークのこと。商品やサービスに付ける「マーク」や「ネーミング」を財産として守られます。

これから始めるビジネスのために

• 特許や商標などを取得したい
• 知的財産権の守り方について知りたい
• 知的財産権を侵害していないか心配

といったお悩みのある方はぜひご活用ください！

融資以外の相談も歓迎！とよしん

「とよしん」でおなじみの豊橋信用金庫。StartupGarageの月1相談会では事業支援部のスタッフが融資についてはもちろん経営全般や補助金、クラウドファンディングなど幅広く無料で1時間の相談ができます。
とよしんの事業支援部には「新事業支援課」「経営相談課」「海外事業支援課」「地域創生課」が設置されており、また「とよしん女性起業塾」の開催や小学生・中学生向けの「こども向け金融教育」講座など幅広く展開しています。
令和3年度は地域密着型金融として経営支援に関する融資取組み 180 件 3,584 百万円、事業再構築補助金 採択件数 111 件、ものづくり補助金 採択件数 15 件、小規模事業者持続化補助金 採択件数 27 件といった実績があります。

また「三遠南信しんきん地域応援プロジェクト」としてクラウドファンディングの仕組みを使った新商品のデビューサイト「Makuake」を活用して三遠南信地域で新商品開発に取組む事業者を応援するプロジェクトも行われました。

出張相談会ではまだアイディア段階だけど…というものでも、地域でさまざまな企業と関わってきた視点から親身なアドバイスがもらえますよ。

• 地元密着のビジネスを始めたい
• 資金調達について相談したい
• 多角的な視点からアドバイスが欲しい

という方におすすめです！

月に１度のチャンス！専門家の無料相談を活用しよう

専門家への個別相談ってなんだかハードルが高いようですが、StartupGarageの出張相談会なら見慣れた空間でリラックスして相談することができます。
筆者も以前この出張相談会で相談した経験がありますが、「あまりガチガチに内容が決まっているビジネスプランよりも考える余地のある方が相談を受ける側としても楽しい」と言っていただいたことがあります。
せっかく無料で相談できる貴重な機会ですから、気兼ねなく申し込んでみましょう！

本記事を通して想像していたより気軽に相談できるなと思っていただければ幸いです。