豊橋創造大学インターン

この記事では豊橋創造大学の学生が株式会社サイエンス・クリエイトにてインターンシップを行った様子をご紹介します。

起業支援施設StartupGarageの運営も行う株式会社サイエンス・クリエイトのインターンシップでは学生それぞれが専門家の指導の元で自分でビジネスプランを考えます。

最終的に一体どんなアイデアが出たのか? 具体的な内容を中心にご紹介していきます!

豊橋創造大学はこんなところ

豊橋創造大学のロゴ

https://www.sozo.ac.jp/news/1より引用

自ら考えて判断し行動することのできる創造性豊かな人材の養成を目指す豊橋創造大学。各学科の教育で共通するのは「実践的教育」という考え方です。座学だけでなく、自ら行うことでより深い学びを得ることを重要視しインターンシップなどさまざまな形で実習の機会を設けています。

経営学科のインターンシップでは春学期からインターンシップへの参加目的や目標を明確にしながら、実習先企業の事業概要などの企業研究に取り組みます。さらに、事前のビジネスマナー研修を受けつつ20の企業・事業所にて24名(3年生:15名、2年生9名)の学生がそれぞれのプログラムに従ってインターンシップを行いました。

株式会社サイエンス・クリエイトはこんなところ

豊橋地域での新産業創出を目指して設立された背景があり、愛知県東三河地域の「産・学・官・金」が連携する産業支援機関として、様々な支援サービスの提供を通して地域経済の活性化に貢献することを使命としています。

同社が運営する起業支援Startup Garageでは無料の個別相談や各種セミナーなどが開催されています。

実践的!ビジネスプランを考えるインターンシップ

豊橋創造大学サイエンスクリエイトでのインターン

今回のインターンシップでは「WEBアプリを開発して起業する」という想定で自分なりのビジネスプランを考えます。自分で考えると言っても、思いつきをまとめるだけではありません。まずは「何かで困っている人」をいつ・どこで・どんな風に困っているのか詳しく考え、そこから解決するためのアイデアを生み出します。

さらに、ただ解決するだけでなくビジネスとして成立する収支計画も考えなくてはいけません。実際に起業をした人からも話を聞きつつ、1週間をかけて自分で頭を悩ませながらビジネスプランとしてまとめていきます。

インターンシップの最後にはビジネスプランの発表が行われ、社員からフィードバックを受けることができます。

【アイデア①】睡眠不足によるミス増加を防ぐ!生活サポートシステム

睡眠不足が原因で集中力や注意力が散漫になり、忘れ物やミスをしてしまった自身の経験から生まれたアイデア。数ある睡眠不足の原因の中でも「報復型夜ふかし(日中に充実感や満足を得られなかったために、睡眠時間を削ってでも何かをして満足感を得ようとしてしまう行為)」と言われるに注目し、同じような境遇のユーザーを想定して悩みを深掘りし、「常にミスや忘れ物を意識させるアプリ」という解決方法に至りました。

「写真や口頭で登録可能なスケジュール機能」や「リマインド機能や予定がブッキングした際の通知」「事前作成したチェックリストを自動で送信するミスアラート機能」などが案が得られました。

ミスアラート機能については詳細なユーザーストーリーを描いてのプレゼンテーションが行われました。どのような画面でユーザーが具体的にどのように困り、ミスアラート機能が役立つかをよくシミュレーションしたかが伝わりました。

価格は月額500円のサブスクリプション。発表の最後にはMVP(Minimum Viable Product:必要最低限の機能を備えたプロダクト)として「学内で実際に忘れ物をよくして困っている人に対して月額700円で事前にもらった情報を参考にしながら電話をかける」というミスアラート機能の検証方法が発表されました。

【アイデア②】個人経営のラーメン店の駐車場不足を解消!駐車場シェアサービス

チェーン店と異なり立地の都合などで駐車場が不足しがちな個人経営のラーメン店に注目したアイデア。自身も行きたかったラーメン屋の駐車場が狭いことで困った経験から着想を得ました。

アプリは周辺にある提携した利用可能な駐車場を案内するというもの。駐車場ごとに異なる利用可能な時間帯などを表示します。利用料は1台につき110円。収益の70%を駐車場所有者、30%をアプリ側が受け取るビジネスモデルを考え収支計画が発表されました。

MVPは駐車場の狭い個人経営のラーメン店の近くに駐車場を借り、電話予約でどれぐらいの人が利用するかを検証するというもの。フィードバックではラーメン店に限らず様々な小規模事業者への展開可能性が示されました。

まとめ

インターンシップ

アントレプレナーシップ教育の重要性が増している昨今、インターンシップでも”学生のやりたいことをカタチにしていく”という内容が増えつつあります。

今回のインターンシップではビジネスプランをまとめるだけでなく、MVPの作成も行なっていたのが印象的でした。これによって、アプリを実際に開発する前段階で課題の検証を行うことができ、より実践に近い学びを得られたのではないでしょうか。

学生たち自身も発表の中で初めてビジネスモデルを考える大変さや「大学で学んでいた経営学の実践にもなったが、いざやってみると難しく時間がかかった。でも事業を構想し、形にする具体的なイメージがわかって勉強になった」といった感想を述べていました。