企業によってはエントリー時に「あなたを表す写真」の提出が求められる場合があります。
「どんな写真を提出すればいいの?」と悩みを抱えている方も多いかと思いますが、企業が写真を求める理由を把握すれば、写真を選びやすくなりますよ。
そこで本記事では「あなたを表す写真」の提出を求める企業側の意図と、写真の選び方を解説します。
また本記事後半では写真がない場合の対処法も解説しているので「学生時代はコロナ禍で外に出られなかったので、そもそも自分を表す写真がない」とお悩みの方もぜひご覧ください。
就活で「あなたを表す写真」の提出が求められる理由とは?
就活で「あなたを表す写真」が求められる理由としては、以下の2つが挙げられます。
- 候補者の人柄や人間性を知りたいから
- 自己PRやガクチカとの一貫性を確かめたいから
「あなたを表す写真」という言葉の意味をそのまま受け取ってしまうと、私生活でただ楽しんでいるだけの写真や自分の写りが良い写真を選んでしまうかもしれません。
しかし企業は就活生の人柄や自己PRとの一貫性を把握するために提出を求めているので、その意図に即した写真を選ぶようにしましょう。
「あなたを表す写真」を選ぶ際のポイントは次章で解説します。
「あなたを表す写真」を選ぶ際のポイント
「あなたを表す写真」を選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- 一目で自分を認識できるか
- マイナスな印象を持たれないか(パチンコやタバコなど)
- 異常に加工されていないか
- ピンボケしていないか(画質は荒くないか)
- 自己PRやガクチカと一貫性があるか(企業に伝えたい自分の魅力が伝わるか)
上記5点目に記載した通り、自己PRやガクチカと一貫性を写真でアピールできればより担当者に好印象を与えられます。
ガクチカや自己PRを言葉だけで説明してもうまく伝わらない他、信憑性にかける場合があります。しかしそこで実際に活動している写真を提示できれば、アピールポイントが採用担当者に伝わりやすくなり、信憑性も担保されるはずです。
リーダシップを自己PRにしているのであれば、部活でキャプテンとしてミーティングを主導している写真などを提示できれば伝わりやすいでしょう。またあなたが海外ボランティアをガクチカにしているのであれば、現地の方たちと撮った写真を選べば担当者も「本当に海外で頑張っていたんだな」と信用してくれるでしょう。
「あなたを表す写真」がない時の対処法
就活生の中には「学生時代はコロナ禍であまり外に出られなかったので、自分を表現できる写真がない」とお悩みの方もいるはずです。こういった場合は、以下の2つの対処法を実践しましょう。
- 友人や家族、勤め先に写真を持っていないか確認する
- 友達や家族に協力してもらって今から写真を撮る
案外自分が写真を持っていなくても友人や家族であれば、持っている可能性があります。またアルバイト先などの勤め先に相談するのも1つの有効な手段です。実際私は写真がなく、用意するのに困っていたのですが長期インターンシップ先の企業に聞いてみたところ自分が仕事をしている写真を提供してくれました。
企業側の採用サイトに載せる写真として、以前に仕事風景を撮っていたようです。このようにアルバイトや長期インターンシップ、ボランティア先が写真を持っている場合もあるため、問い合わせてみることをおすすめします。
まとめ
「あなたを表す写真」の提出を企業が求める意図の1つに「自己PRやガクチカとの一貫性を確かめたいから」という理由が挙げられます。
そうとなれば、この企業の意図に即して自己PRやガクチカを補填するような写真を提出するのがベストでしょう。ただ提出できるような写真を持っていない方もいるはずです。
案外、勤め先や友達に聞いてみれば写真を持っていることもあるので、まずは諦めずに相談してみましょう。また企業は撮影した時期を把握できないため、写真がないのであれば今から撮るのも1つの有効な手段です。