これ1本で6つの機能！プロも大満足のアイデア文房具「ベスト定規」〜あのビジネスプランは今〜

この地域で20年以上の歴史を誇る東三河ビジネスプランコンテスト。毎年たくさんの応募プランの中からさまざまなビジネスプランが受賞し、また事業化されています。

この記事では、過去に東三河ビジネスプランコンテストを受賞した商品サービスの”その後”を独自に調査し、”あのビジネスプランは今どうなっているのか？”をご紹介！

今回は第20回東三河ビジネスプランコンテストで特別賞を受賞したUHOLABO（うほらぼ）のベスト定規について。

コンパクトなのに6つの機能を持つアイデア文房具とは？ メディアでの紹介情報や気になる新商品についても紹介します！

ベスト定規とは？ 6つの機能と使い方

ベスト定規は工業高校の先生だった中村孝典さんが30年以上前からあたためていたアイディア文房具。

（https://uholabo.com/best_ruler/ より引用）

1. 直線を引く
2. 平行線を引く
3. 三角定規
4. 分度器
5. ノギス
6. コンパス

の６つの機能が約17センチというコンパクトな大きさで1つになった定規です。たった一つの定規で多機能なだけでなく、授業で図面を作図するのに十分な精度。用途は製図はもちろんのこと、イラストや医療現場でサッと角度を計りたい時にも活用されているそうです。

コラボやメディアでも話題！3分に1本売れたヒット作

超音波応用商品を専門に扱う豊橋市のエコーテック株式会社による「もけ部」とのコラボなどでホビー業界でも話題になったベスト定規。
静岡ホビーショーで販売された際には3分で1本が売れ、なんと午前中には完売してしまったそうです。
2022年には“未来の大ヒット商品を探せ”というテーマでテレビでも紹介されて話題となりました。

角なしでグニャッと曲がる！安全なベスト定規７７０

折れにくく角を無くし安全＆携帯性をさらに向上させたベスト定規770が販売されました。
材料を変更して厚さが４分の１になり、手帳やノートに挟んで持ち運べるのも嬉しいポイント。
写真のように、グニャッと曲げても大丈夫！小学生のお子さんを持つ保護者の意見から生まれたバージョンです。

(https://uhouho.base.shop/items/71264394 より引用)

老舗製図用具メーカーとコラボ！ベスト定規ライト

1916年創業の製図用具メーカーであるドラパス株式会社ブランドで2023年2月から販売されたのがベスト定規ライト。
ドラパスから販売されている製図用のテンプレートと同じ0.8mmにし、直線・角度線・コンパス機能・簡易ノギス機能が採用されています。
通常版よりも厚みを抑えつつも割れにくくなっており、製図のプロはもちろん一般の方にも使いやすいモデルです。

(https://echotech.co.jp/blog/67814/ より引用)

今度は黒板やホワイトボード用！ アシスト定規 マンボウⅢ

ベスト定規を開発したUHOLABOの新商品が第22回東三河ビジネスプランコンテストでも特別賞を受賞しました。
その名も「マンボウⅢ」。黒板やホワイトボードの板書きで図形を描く際のアシスト定規です。全国の学校や塾で活躍が期待されますね。
気になる詳細や開発秘話などは東三河ビジネスプランコンテストの授賞式でチェックしましょう！

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専門性×好き×ワクワクで愛されビジネスが誕生！

ご自身が工業高校出身であり長い工業高校教師の経験もある株式会社UHOLABO代表の中村さん。中村さんは文房具が好きでもあるそうで、製図する・製図を教えるという専門性と組み合わさって生まれたのがベスト定規というヒットアイデアでした。
しかし、ただ良い製品があるだけで売れるわけではないというのがビジネスの難しいところ。まだ新しい会社が製品を広めていくにあたり、地元企業から販路開拓の協力やユーザーから使い方の紹介などの協力を得られているのがベスト定規の素晴らしいポイントと言えるでしょう。
関わる人々、またもちろん販売するご自身が”ワクワク”しているからこそ生まれた広がりなのではないでしょうか。これからの躍進が楽しみですね！

企業情報

株式会社UHOLABO（うほらぼ）

自身が工業高校出身であること、また工業高校での教員経験をもとに「ウホウホ・ワクワク」を求めた新製品を開発。