
急速に進化し続ける生成AIやロボティクス。
仕事のあり方や産業構造、地域の暮らしまで大きく変わりつつある今、AIは「技術」以上の存在になりつつあります。
そんな中、AI研究の第一線で日本をリードする坂本真樹氏(電気通信大学 副学長)をお招きし、社会人キャリアアップ連携協議会の人材育成講演会が豊橋で開催されます。
テーマは 「未来が加速する時代!AIが創る新しい社会とは!」。
AIがどこまで進化し、私たちの生活や働き方がどう変わるのか。そして、人とAIがどのように共存・協働していくのか。その最前線の視点を、直接聞くことができる貴重な機会です。
講演の魅力と目的

坂本氏は、人工知能学会理事や、内閣府AI関連委員会の委員などを歴任し、人工知能を社会に活かす研究と実践を進めてきた研究者です。
今回の講演では、「AI時代の到来と加速する未来」についてわかりやすくひもとき、これから私たちの暮らしがどのように変わっていくのかに目を向けます。
注目すべきポイントは、AIが単なる効率化ツールではなく、“人の心に寄り添う存在”へと進化しつつあるという点です。
人間の感情や気持ちに寄り添う「感性に寄り添うAI」は、機械的な利便性の提供だけに留まらず、安心や癒しといった価値をもたらす可能性があります。
こうしたAIの進化は、日常生活はもちろん、地域社会における課題解決にも大きな影響を与えると考えられています。
特に東三河地域では、農業・工業・観光に加えて、介護や福祉の分野でもAIの活用が期待されており、地域の強みを引き出し、人々の感情と調和した社会づくりに寄与していく未来像が描かれています。
また、人間固有の創造性や共感力は、AIとの協働によってより一層発揮されると言われています。
AIを“共創のパートナー”として位置づけることで、新たな社会モデルを生み出す可能性が広がり、地域から未来を切り開くヒントが得られる講演内容となっています。
講師プロフィール
坂本 真樹 氏(電気通信大学 副学長)
【略歴】
- 1998年 東京大学大学院 総合文化研究科 言語情報科学専攻博士後期課程修了(2000年博士号取得)
- 1998年 東京大学助手
- 2000年 電気通信大学電気通信学部講師、准教授を経て
- 2015年 電気通信大学大学院情報理工学研究科教授
- 2016年 電気通信大学人工知能先端研究センター教授を兼務
- 2018年 感性AI株式会社 起業
- 2020年 電気通信大学 副学長
- 2024年 ソフトバンク株式会社 社外取締役就任
こんな方におすすめ
今回の講演は、AIや未来の社会に関心がある幅広い層に向けた内容で、次のような人に特におすすめです。
- AIや生成AIの最新動向を知りたい人
- 働き方の変化やキャリア形成に関心のある社会人
- 企業や組織でDX・業務改善・技術導入を検討している担当者
- 地域の産業振興、まちづくり、福祉・介護分野に携わる人
- 「人とAIがどのように共創していくのか」を学びたい人
開催概要
| 開催日時 | 2025年12月20日(土)15時~17時(14時30分開場) |
|---|---|
| 講師 | 電気通信大学副学長 坂本 真樹 氏 |
| 会場 | emCAMPUS STUDIO セミナールームABC (豊橋市駅前大通二丁目81番地emCAMPUS EAST5階) |
| 参加費 | 無料 |
| 定員 | 会場100名(オンライン視聴あり) |
| 詳細 | https://careerup.sharen.tut.ac.jp/news/2025/3073.html ※本ページは2025.11.19時点の情報になります |
| 申込み方法 | 下記申込みフォームよりお願いいたします。(申込締切:2025年12月18日(木)) https://ws.formzu.net/fgen/S15104400/ |
| 問合せ | 社会人キャリアアップ連携協議会 TEL :0532-44-1111(担当:古川) |
▽詳しくはこちら・イベントチラシ
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まとめ
未来をどう捉え、どう向き合うのか。
そのヒントを、AI研究の最前線から受け取ることができる今回の講演は、地域で働く人にとっても、大きな学びの機会となりそうです。
現地参加はもちろん、オンライン視聴も可能なため、興味がある方は早めにお申し込みください。

