もうすぐ節分ですね。節分と聞いてみなさんは何を思い浮かべますか?まずはなんと言っても「豆まき」ですよね!
関連記事▼
【2023年 節分】豊橋鬼祭ってどんな祭り?歴史や由来、開催する神社について解説!
また、最近では「恵方巻き」を食べる家庭も多くなってきましたよね。今年の節分、みなさんは恵方巻きを食べますか?
筆者も今でこそ毎年食べる習慣になってきましたが、子どもの頃は恵方巻きを食べる習慣などありませんでした。
そこで今回は節分に恵方巻きを食べるようになった起源やおすすめの店舗を紹介していきます!
節分とは?
もともと節分とは、季節を分けるという意味があり、本来は、季節の始まりの日である二十四節気の「立春、立夏、立秋、立冬」の前日を指していました。
旧暦では、春から新しい年が始まったため、立春の前日の節分は、大晦日に相当する大事な日だったそうです。
そこで、立春の前日の節分が重要視され、今では節分といえばこの日を指すようになったそうですよ。
ちなみに、「節分=2月3日」というイメージが強いですが、稀に 2月2日や2月4日になる年もあるそうです!
近年では、2021年は124年ぶりに2月2日が節分でした!そして次回は2025年に2月2日が節分になります。
古来より、季節の分かれ目や年の分かれ目には邪気が入りやすいと考えられており、節分には豆まきを始めとした邪気払い行事が行われてきました。
節分には豆まきをするより恵方巻きを食べる人の方が多い?!
縁起を担ぐ、厄を落とすという意味合いで節分に食べると良いとされる縁起物がいくつかあります。
豆まきに使われる大豆や恵方巻きや鰯から、くじらやこんにゃくといったものを食べる地域もあるそうです。
昨年、日本トレンドリサーチ(運営会社:株式会社NEXER)によって行われた節分に関するアンケートによると、節分の豆まきについては「毎年している」「することが多い」と回答した人は、33.0%でした。
一方で、恵方巻きについては、「毎年食べている」「食べることが多い」と回答した人は50.3%と、節分には豆まきをする人よりも、恵方巻きを食べる人の方が多いということがわかりました。
現在では節分に恵方巻きを食べる習慣が一般化してきているということですね!
恵方巻きの起源は?
そもそも、節分に恵方巻きを食べるようになったのは、いつ頃からか知っていますか?
恵方巻きが誕生したのは、江戸時代から明治時代だと言われています。
起源は諸説ありますが、大阪の商人や芸子が商売繁盛を祈願し、節分に巻き寿司を食べたのが始まりという説が有力だそうです。
この頃はまだ恵方巻きとは呼ばれておらず、「太巻き寿司」「丸かぶり寿司」と呼ばれていました。
この風習はその後、一度廃れますが、
- 1970年代後半 大阪海苔問屋協同組合が道頓堀で行ったPRイベントによって復活し、関西地方では一般的な風習となる。
- 1983年 大阪と兵庫で、日本で初めてコンビニで節分の巻き寿司が売り出される。
- 1989年 広島のコンビニで「恵方巻き」という名の巻き寿司が売り出され、これが名前の由来に。
- 1990年代 コンビニが販売エリアを拡大していき、全国展開をしたことで知名度が上がる。大手スーパーや百貨店も参入。
- 2000年代以降 全国のコンビニ、地方のスーパーなども販促に力を入れるようになる。
という流れを経て、節分に恵方巻きを食べる習慣が急速に全国へと広まっていきました。
恵方巻きの意味は?
「恵方」とは、その年の福徳を司る年神様がいる方向を示し、恵方に向かって事を行えば「何事も吉」とされていました。
そこで、節分にはその年の恵方を向いて巻き寿司を丸かぶりすることで、願いが叶い、福を招くとされています。
なお、今年の恵方は「南南東」です!食べる前にはチェックしてくださいね。
恵方巻きの具材は?
七福神にちなんで、7種類の具材を入れることで、「福を巻き込む」との願いが込められているそうです。
具材は海鮮や卵焼き、きゅうりやかんぴょうが一般的ですが特に決まりはないため、自分の好みの具材を入れることができるので、家庭で手作りの恵方巻きを手軽に楽しみたい方にもおすすめです。
最近では恵方巻きの種類も豊富になり、蟹やうなぎ、ローストビーフなどちょっと贅沢な具材を使ったものも増えてきましたよね。
また、甘いもの好きの方におすすめなのは、恵方巻きのスイーツ版である「恵方ロール」。
恵方巻きをイメージしたロールケーキで、中には竹炭を使って黒くした生地のものもあるそうですよ。
ロールケーキを丸かぶりできるなんて、こんな時しかないですよね?!筆者もいつか挑戦してみたいです!
恵方巻きの正しい食べ方は?
恵方巻きとはその名の通り、恵方を向いて食べますが、いくつか食べ方のルールがあります。
- その年の恵方を向いて食べる!
- 切らずにそのまま丸かぶりする!
- 願い事をしながら1本食べ切るまで黙って食べる!
カットすることなく、1本丸ごと食べる理由は、「幸福や商売繁盛を一気にいただく」という意味や、包丁などでカットすると「縁や福が切れてしまうから」といった意味が込められているそうです。
また、途中で話をしてしまうと口から運が逃げてしまうため、食べ終わるまではしゃべらず黙って食べるようにしましょう!
東三河で恵方巻きのおすすめ店舗
恵方巻きを楽しみたいけど、家庭で作るのはちょっと・・・という方は、お店で予約するのがおすすめです!東三河にも、恵方巻きを取り扱っているお店が多くあります。
今回はその中から、おすすめのお店を紹介します!
豊橋 さの屋
こちらのお店は素材にこだわったおにぎりと餃子を販売しているお店です。
地元豊川産の海苔を使い、お米の炊き方や握り方にもこだわって作っているお店の恵方巻き、美味しいに決まっていますよね!
住所 | 豊橋市曙町字測点220番地5 |
---|---|
申し込み | 電話(0532-75-1576)または店頭にて |
予約締切日 | 2023年1月29日(日) |
お渡し | 2023年2月3日(金)店頭にて |
お問い合わせ | 0532-75-1576 |
HP | https://xn--48j7b149q.com/ |
emCAMPUS FOOD
東三河を中心とした豊かな食の素材を「買って・食べて・楽しむ」が詰まった食の発信拠点であるemCAMPUS FOOD。
そんなemCAMPUSからは、七福食材と河合果樹園さんのレモンを使ったさわやかな味わいの「笑方巻」と、鬼が苦手な食材である鰯やきびを入れ魔除け・厄除けの効果があると言われている「鬼除巻」の2種類の恵方巻きが登場します。
住所 | 豊橋市駅前大通二丁目81番地 |
---|---|
申し込み | 店頭、お電話(0532-26-5520) または予約サイト https://www.tablecheck.com/shops/emcampus/reserve ※ご予約優先 |
お渡し | 2023年2月2日(木)、2月3日(金) emCAMPUS FOOD フードホール |
お問い合わせ | emCAMPUS FOOD TEL:0532-26-5520(11:00~20:00) 定休日 月曜日(月曜が祝日の場合は翌日定休) |
HP | https://www.em-campus.jp/ |
フードオアシスあつみ/ビオ・あつみ・エピスリー(渥美フーズ)
東三河でスーパーマーケットや飲食店を展開しているこちらのお店。旬の野菜や安心・安全な食材を数多く取り扱っており、味や製法にこだわった体に優しい商品も種類豊富に取り揃えています。
こちらでは海鮮系の恵方巻きの他に、お肉好きな方向けの「国産牛ステーキ巻」や「牛ビビンバ巻」、健康を意識した方向けの「大豆ミートのベジロール」、スイーツ好きの方向けの「恵方ロール」と、お好みに合わせて選べる恵方巻きが揃っていますよ!
住所 | 福江店:田原市古田町エゲノ前125 宿店:豊川市宿町佐平山56 山田店:豊橋市山田町字西山11-1 田原店:田原市田原町萱町1番地 セントファーレ内 浜松店:浜松市中区砂山町1168番地 豊橋店:豊橋市三ノ輪町本興寺2-12 |
---|---|
申し込み | 各店舗のサービスカウンターまで |
予約締切日 | 2023年1月31日(火) |
お渡し | 2023年2月3日(金)各店舗にて |
お問い合わせ | 福江店:0531-33-0757 宿店:0533-78-4541 山田店:0532-37-5281 田原店:0531-24-0711 浜松店:053-456-5550 豊橋店:0532-69-5544 |
豊橋 平松食品
(出典:平松食品HP)
豊橋で長年つくだ煮作りを営んでいる「平松食品」。豊橋の実店舗の他、豊川に工場、蒲郡のラグーナにも直営店があります。今回の恵方巻きは、豊橋実店舗でのみの開催となっています。
こだわりのつくだ煮を使った「つくだ煮屋さんの恵方巻き」が2種類用意されていますよ。
住所 | 豊橋市梅藪町字折地2-1 |
---|---|
申し込み | 店舗にて |
予約締切日 | 2023年1月31日(火)17:00まで |
お渡し | 2023年2月3日(金)12:00~18:00 店頭にて |
お問い合わせ | TEL:0532-31-0301、フリーダイヤル:0120-104741 |
HP | https://www.bisyoku.com/hiramatsu-info.html#hp20230117 |
蒲郡クラシックホテル
こちらでは、渥美田原ラスサーモンやずわいがにをはじめとする、ホテルならではの高級恵方巻きを堪能することができます。限定240本なので、ご予約はお早めに!
住所 | 蒲郡市竹島町15-1 |
---|---|
申し込み | WEB予約専用ページより |
予約締切日 | 2023年1月29日(日) |
お渡し | 2023年2月3日(金)15:00~18:00 蒲郡クラシックホテルバンケットホール |
お問い合わせ | TEL:0533-68-1111 |
HP | https://gamagori-classic-hotel.com/event/ehomaki/ |
まとめ
すっかり定着してきた恵方巻きにも、興味深い歴史や意味があったのですね。
具材の種類も豊富で、楽しみ方も色々!
みなさんもぜひお好みの恵方巻きを手に、今年の福を招いてくださいね。