
2025年7月21日、emCAMPUSにてサーラ不動産株式会社と三遠ネオフェニックスが共同開発した東三河のご当地レトルトカレー「PHOENIX HIGASHI MIKAWA CURRY」の発売を記念したイベントが開催されました。
PHOENIX HIGASHI MIKAWA CURRYの魅力と地方創生に関するトークイベントのほか、カレーの試食や記念撮影会も!
地域の“食”と“スポーツ”の魅力を語り尽くすイベントの様子と、どんなカレーが誕生したのかをご紹介します。
地域の食の達人とSAN-EN アンバサダーによるトークイベント
午前中に行われた第一部のトークイベントには、SAN-ENアンバサダーの鹿毛誠一郎さん、岡田慎吾さん、ホテルアークリッシュ豊橋 総料理長の今里武さん、有限会社鳥市精肉店 代表取締役の市川勝丸さんが登壇。
会場には三遠ネオフェニックスのファンや親子連れも多数来場し、地域とスポーツのつながりを実感できる場となりました。
カレーの開発秘話とこだわりの食材
今里総料理長は、「このお話が来た時に、すぐに“使う食材”が決まりました」と語ります。
チームカラーの“フェニックスレッド”を表現するため、トマトをふんだんに使ったトマトチキンキーマカレー。トッピングに黄身を落とせば、“フェニックスイエロー”にもなる…そんな遊び心と色彩の工夫も。「辛すぎず、家族で楽しめる味」に仕上げられており、幅広い世代に愛されるカレーを目指して開発されました。
市川さんからは、使用されている「厳選三河鶏」について解説。
「東三河の自然で育ち、良質な餌を食べ、鮮度が保たれたものだけを“厳選三河鶏”として出荷しています。肉質はきめ細やかで、煮込むことで鶏本来の旨みがしっかり感じられる」と語り、地元畜産業の誇りが込められた食材であることが伝わりました。
フェニックスのような「バランスの良さ」
SAN-ENアンバサダーの鹿毛さんと岡田さんからは実際に食べた感想について。
鹿毛さんは「食べた瞬間、肉の味がガツンとくる。でもそれだけじゃなく、トマトの旨みもあってバランスがとてもいい。まるでフェニックスのチーム構成みたい」と、チーム愛あふれる表現で観客を沸かせました。
岡田さんは「ひと口食べて、『これは本当にレトルトカレー!?』と驚いた」と述べ、アスリートとして鶏肉の栄養価に触れつつ、「チーズや温泉卵をのせてもおいしいですよ」とアレンジの提案も。会場ではマスコットキャラクター・ダンカーとの掛け合いも見られ、和やかな雰囲気に包まれました。
地方創生への想いも
トークでは「単なる食品開発ではなく、地方創生の一環としてこのカレーが誕生した」という想いも共有されました。
今里総料理長から東三河フードバレー構想の紹介があり、今回の商品開発もまた「フードクリエイターの聖地」として東三河を発展させる活動の一環であることがわかりました。
鳥市精肉店の市川さんは今回の商品を『消費者と生産者を繋げる架け橋』と表現。美味しいという評判が生産者に伝わることで、生産者はさらに努力して美味しい食材が生まれ、もっと美味しい食材を消費者は楽しめるようになる……フェニックスとのコラボをきっかけに東三河の農業全体が活性化させたいという想いが語られました。
「地域に根差したサーラグループと鳥市精肉店とコラボできたことが本当に幸せ」と語る鹿毛さん。「フェニックスはバスケだけでなく、地域を笑顔と活力で満たすためにあります」とメッセージを残しました。
また『選手引退後の活動は地域への恩返し』と語る岡田さんからは、その第一歩として、食を通じて地域へ還元したい」とコメント。ファンへの感謝と、食にまつわる共同開発という新しい取り組みへの意欲が会場を盛り上げました。
いよいよ試食!集まったファンとの交流も
続く第二部では、emCAMPUS FOODに会場を移し、限定200食のカレー試食会と購入者向けのファンイベントが開催されました。
トマトの爽やかな口あたりとコクのある旨み、さらに厳選三河鶏の力強い旨みが“ガツン”と押し寄せてきます。
辛さは控えめながら、決して“子ども向けの甘口”というわけではありません。スパイスの香りとトマトのコクがバランスよく調和し、幅広い年代に「ちょうどいい」と感じられる絶妙な仕上がり。
カレーを口にした参加者からは、「最初は甘口かなと思ったけど、スパイスがしっかり効いていて肉の食べ応えもある。ごはんとの相性も抜群!」「するする食べられるけど、とても本格的な味で満足」といった感想が寄せられました。
レトルトカレーとは思えないホテルクオリティの味に驚く声が相次ぎ、もともとカレーファンだという方からも太鼓判の味わいでした。惜しみなく入れられた厳選三河鶏のミンチは味だけでなく食べ応えも大満足です。
購入者限定イベントでは、岡田さん&ダンカーとの記念撮影会や、サイングッズが当たる抽選会も実施。当初は第一部のみ参加予定だった鹿毛さんも移動時間ギリギリまでファンとの記念撮影に応じていました。
商品紹介:PHOENIX HIGASHI MIKAWA CURRYとは?
ホテルアークリッシュ豊橋の今里総料理長が監修し、トマトのさわやかな酸味と厳選三河鶏の肉感が融合した、見た目にも鮮やかなトマトチキンキーマカレーです。
何度も試食を行い、パッケージ後のレトルト殺菌工程での味の変化もチェックして調整を重ね、約1年の開発期間を経て誕生しました。
内容量:200g
価格:税込 800円
現在はemCAMPUS FOODにて店頭販売と、オンラインショップでも販売されています。
オンラインショップはこちら⇒https://www.em-campus-food-onlinestore.jp/view/item/000000000017
常温保存可能でサイズもコンパクトなので、お土産や通販にもぴったりですね。
お土産やお中元・お歳暮などの贈答品としての展開も視野に入れており、「全国へ、そして世界へ」と羽ばたいていくことが期待されています。
まとめ
ホテルの総料理長が監修したレトルトカレーという珍しい今回の商品は、三遠ネオフェニックスにとっても食品の共同開発という珍しい取り組みです。
今回トークイベントに登壇された皆さんから語られていたのは、「商品開発をする”だけ”ではない」「食材を生産する”だけ”ではない」「バスケをプレイする”だけ”ではない」というそれぞれのカレー開発の先を見据えた地域への愛と活性化の意欲でした。
そういった背景を抜きにしても、美味しくて”推せる” PHOENIX HIGASHI MIKAWA CURRY をぜひ皆さんもご賞味ください!