どーも、 ニトリ での買い物が好きなちゃんらいです。
お引っ越し
実はちゃんらい、最近すっかり東三河に魅せられ、東京から豊橋に引っ越しをしました!
東京⇔豊橋を行ったり来たりの生活はまだ続くので、東三河の魅力を東京に広める任務はしっかり続けます!
ところでこの時期は、年末の忘年会に始まり、年を明けたら親戚の子供たちにお年玉を渡し、新年会へのお誘いが毎週末のように来たりと、何かと出費が多くかさむ時期ですよね。。。
そんなこんながあって、「引越し業者は使わず自力で頑張ろう」と自分の車を頼りに必要最低限の荷物で移動してきました。
ところが、、、
「予算の制約は工夫次第で何とかなる」と得意げに新居に来たまでは良かったのですが、
「あ、家具足りないじゃん、、、」
必要最低限以上に持ち物を絞った結果、必要な家具が足りていないことに気がつきました。。。
そんなちゃんらいの強いミカタとなるのが、「お、ねだん以上」のキャッチフレーズでおなじみニトリです。
今日は、有価証券報告書に記載されている情報を中心に、酉年にふさわしい!?企業であるニトリについて見てみることにします。
ニトリ の由来
会社名となっている「ニトリ」という社名ですが、
創業者である似鳥昭雄さんの苗字が由来になっています。
また、創業当初の社名は「似鳥家具卸センター株式会社」と、漢字で表記されていたのですね。
(写真はイメージです)
なお、現在は株式会社ニトリホールディングスという社名に変わり、持株会社体制に移行しています。
「ホールディングス」という名前がついた会社を良く耳にすると思いますが、ニトリのように持株会社体制の会社が「○○ホールディングス」という名称を使うことが多いです。
持株会社とは、その会社自体は事業を行わずに子会社の株式を持つのみで、事業は子会社が行っているような会社の事を言います。
例えば、実際に店舗を運営し、販売をおこなっているのは株式会社ニトリという子会社、物流を担当するのはホームロジスティクスという子会社です。
そして、グループの頂点に立つ株式会社ニトリホールディングスという会社はグループ会社全体の管理・運営を行っています。
このような体制で子会社22社をもつグループ会社ということが有報からわかります。
商品の製造
商品の製造は、そのほとんどが国外で行われています。
お手頃な価格で家具を販売していることから予想がつくかと思いますが、商品の90%を海外から調達しているようです。
しかし、有価証券報告書をみると、ある製品は国内で製造されていることがわかります。
「22の子会社」といいましたが、有価証券報告書の「関係会社の状況」に記載されている情報です。主な子会社の紹介を見てみると、それぞれの子会社がどのような事業を展開しているのかが見えてきます。
様々な商品の中で、カーテンは、国内で製造されているということがわかります。
報告書には、ホーム・デコという会社がカーテンの製造を行っていると記載されています。
いや、ちょっとまてよ、、、
「MADE IN CHINA」って書いてあるじゃないか!!!!!!!!
ふとこの前購入したカーテンの裏地を見て、とっさにツッコミを入れてしまいました。
私は予算の制約から、価格の手頃な既製品のカーテンを選びました。おそらく、既製品とオーダーメイド製品の違いではないかと推測します。
株式会社ニトリホールディングスの子会社企業で「株式会社ホーム・デコ」を調べてみると、既製カーテンの輸入・販売を行い、また、オーダーカーテンの縫製加工を行っています。
加えて、中国にある子会社似鳥(中国)采購有限公司と明応商貿(上海)有限公司については、グループで販売する商品の輸入代行を行っているとありますので、恐らくこういったグループ会社を通じて中国産のカーテンを輸入し取り揃えていると考えられます。
ちなみに、オーダーカーテンのコーナーを覗いてみるとやはり私が購入をためらったカーテンは、裏地に「日本製」と書かれていました。
店舗数と売上高
店舗数は、直近の決算日である平成28年2月現在で国内383店舗、海外37店舗になります。
ニトリの売上高が4,581億円なので、単純に割り算をすると1店舗10.9億円にですね。
お店によって規模は異なりますが、郊外の大型店舗を多数有し、そこでの売上高と想像すると納得行く数字なのではないでしょうか。
有報から粗利率を見てみる
ニトリの家具の利益率はどのくらいなのでしょうか。
まずは、売上高と売上原価の差額である売上総利益と、売上高と売上総利益の割合である売上総利益率について見てみます。
売上原価とは、販売した商品の売上高に対し製品を製造するために要した費用、もしくは商品を仕入れるために要した費用をいいます。
また、売上総利益率は粗利率とも呼ばれる数値で、製品や商品に上乗せした付加価値の大きさを表すと言われています。
直近の売上高4,581億円に対して売上原価は2,145億円、差額で求められる売上総利益は2,435億円(億未満の端数の関係で多少誤差があります)です。
原価率は46.8%、粗利率は53.2%になります。
一般的に高級志向の企業は原価率が低く、粗利率が高くなる傾向があり、薄利多売の企業は反対に原価率が高く、粗利率が低くなる傾向があります。
また、業種によっても差が出る数値で、小売業など他から商品を仕入れて販売する企業は原価率が低く、粗利率が高くなる傾向があり、自社で製品を製造し販売する企業は反対に原価率が高く、粗利率が低くなる傾向があります。
同業他社と比べてみると
同じ家具を販売する株式会社大塚家具については、直近の有価証券報告書によると商品の売上高579億円に対して商品の売上原価が271億円、売上総利益が308億円となり、原価率は46.9%、粗利率は53.1%と、ニトリホールディングスと近い数字になりました。
一方はお手頃価格で商品を提供する企業。
他方は最近低価格路線に切り替えたとはいえ高級志向の企業。
似たような数字が出てくるのは面白いですね。
今回はちゃんらいの引っ越しというイベントをきっかけに、ニトリの数字を見てみましたが、今後も身近な場面で気になった企業の数字を記事にて紹介したいと思います!!
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