
8月11日(月)、第107回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)で行われた「豊橋中央 vs 日大三」の一戦を観戦してきました。
愛知予選から追いかけてきた豊橋中央。初出場を決めた瞬間から、この日を心待ちにしていました。
豊橋出身の筆者はいてもたってもいられず、お昼過ぎに愛知を出発。雨の心配もありましたが、予定より遅れながらも無事に試合開始のプレーボールがかかりました。
▼愛知予選での快進撃はこちらの記事で紹介しています。是非併せてご覧ください。
強豪・日大三を相手に互角の戦い
大応援団を背に、素晴らしい雰囲気の中で繰り広げられた一戦。結果は2対3で惜敗しましたが、ヒット数は相手の倍。優勝経験2回を誇る西東京の強豪校に、初出場ながら堂々と渡り合いました。
あと一本が出れば…という場面もあり、「勝てそうな試合だっただけに悔しい」という思いと、「最後までよく戦った」という感動が入り混じる試合でした。
圧巻の応援と友情の力
スタンドには豊橋から十数台の応援バスが駆けつけ、地元の方々や在校生が大きな声援を送ります。グッズ売り場も大盛況で、試合後には完売している品も多数ありました。
さらに胸を熱くしたのは、東邦高校マーチングバンド部による友情応援。短期間で中央高校の応援を覚え、あの「アントニオ猪木顔」で話題になった高橋くんの応援曲には、猪木のテーマ「炎のファイター」が使用され、【1、2、3、ダー!】から始まる演奏に愛と熱意を感じました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a14e0152b98913a14137e0b3f6170560ea508bf7 より引用
そして迎えた9回の攻撃。東邦高校出身で、現在は中日ドラゴンズの藤島投手(豊橋市出身)が、甲子園でピンチから逆転を果たした際に流れた「戦闘開始~SHOWTIME」を演奏してくれました。勝負をひっくり返そうという気迫に満ちた音色に、スタンド全体がさらにヒートアップ。選手たちの背中を力強く押していました。
応援団の熱量を実感
帰り道、立ち寄ったサービスエリアで偶然、豊橋の街でおなじみの豊鉄バスをはじめ、地域のバス会社の車両を見かけました。次々と降りてくる制服姿の在校生や、手にグッズを持った応援団の姿に、その台数と人の多さを改めて実感。甲子園という特別な舞台で、地域全体がひとつになって選手たちを後押ししていたことを、強く感じた瞬間でした。


今後の豊橋中央に幸あれ!!
感動をありがとう!
3年生はこれで引退となりますが、この夏に見せてくれた全力プレーと笑顔、そして感動は、豊橋や東三河地域の人々の記憶に深く刻まれました。
その中で、豊橋中央の松井蓮太朗捕手(3年)は「プロ一本の意思は変わっていません」と、プロ志望届を提出する意向をあらためて表明。甲子園の大舞台で得た経験を胸に、次のステージへと歩みを進めます。
松井捕手も、甲子園で共に戦った仲間たちも、皆さんの次のステージでの活躍を心から願っています。
豊橋中央高校、マイハート!