会社情報
数々のヒット作を陰で支えるブロー成形
本多プラスは新城市に本社を構えるプラスティック成形メーカーです。
ブロー成形と呼ばれる、加熱して溶かしたプラスティック原料を、空気で膨らませながら成形する技術に関して、優れた技術を有しています。
小型プラスティック容器を、デザインから金型製作、製造、販売まで一貫して手掛け、お客様を支えます。
製品の付加価値を高めるデザインの提案力と、それを実現する高度なブロー成形技術によって、ミニ携帯食品ボトルや、目薬ボトル、歯間ブラシなど、皆さんが日常生活で目にする様々な製品の製造に携わっています。
他人のやらないことをやる
本多プラスの理念は、「他人のやらないことをやる」です。
他社が実現出来ないデザインにも積極的にチャレンジし、その実現のために精一杯知恵を出し合って成し遂げていく社風が会社の土台となっています。
当社では、非常に透明性が高く、紫外線(UV)をカットし、ガラスに代わる樹脂として注目されているポリエチレンナフタレート(PEN)のブロー成形技術を世界で初めて確立するなど、そのチャレンジによって生み出された技術力を数多く有しています。
そのため、同業他社に比べ、顧客数や取り扱う製品の種類も大きく上回っているという実績が当社の強みとなり、お客様との信頼をより一層高めています。
常に新しい製品が世に出回り、そのたびにデザインも一新されるプラスティック容器ですが、当社ではそれを上回るスピードで新しい製品を世に生み出します。
技術と感性の融合でさらなる飛躍を
商品をドレスアップさせる本多プラスのプラスティック容器は、そのデザイン性により素材を超えた付加価値をその商品に提供し、消費者にとって一際存在感のある商品へと進化させます。
長年にわたるブロー成形技術の蓄積に加え、研究開発拠点「ブローラボ」においては最先端技術の研究、戦略商品の開発、試作品の制作などを行い、世界中にその高い技術力とブロー成形の持つ可能性について情報発信をしております。
また、東京の南青山にクリエイティブオフィスを構え、ブロー成形をベースとしたパッケージ及びプロダクトデザインの活動を行っており、世の中に新しい価値や形の提案を自ら行うことの出来るクリエイター型メーカーへと進化していきたいと考えております。
会社概要
会社名 | 本多プラス株式会社 |
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会社住所 | 〒441-1306 愛知県新城市川路字夜燈23-2 |
電話番号 | 0536-23-1351 |
Webサイト | https://www.hondaplus.co.jp/ |
設立年月 | 1982/05/01 |
事業内容 | プラスティックブロー成形品のクリエイティブ デザイン&開発・製造 |
代表者 | 代表取締役 社長 本多孝充 |
働くひとの声
私たちは独自のブロー成形技術をコアに、その可能性と価値を高め、広く世界に『新しいカタチや価値』を提案できる『クリエーター型企業(メーカー)』を目指しております。また『自ら考え、自らつくり、自ら売る!』を経営モットーに、ユニークなプロダクトと夢のある事業ストーリーで、新しい価値を創造して行きたいと考えております。
製造現場において様々な仕様の製品に携わる機会があり、納期がタイトな製品でも期日に提供出来るよう、全体の状況を把握し、部署間の連携をスムーズに進められるように努めています。また、新しい形状の製品にチャレンジする機会もあり、過去の経験を次の製品に活かせるように仕事を進めています。
技術を高めて、特殊な材料や形状の製品成形に携わる事が可能になるように、日々技術を磨いています。
日常生活の中でふとテレビを見ていると自社製品が映り、コンビニエンスストアに子供と足を運ぶと「これはパパが作った商品なんだよ。」と子供に伝えることが出来ます。自分の製造した製品が社会に出回っているのが目に見えるという点にやりがいを感じています。
また、製造に当たって苦労した新製品を、有名人がテレビCMで紹介している姿を見ると今までの苦労が報われたように感じますし、次なる製品への原動力となります。
当社は地元新城市で有名な企業である事を親から聞き、実際に製品を見て仕事にやりがいを感じられると思い、会社を選びました。入社後、マシニングセンターやCAD,CAMを扱い、ブロー成形に必要な金型の加工を行っています。鋼材などから、形ある金型を完成させ、実際に使用して思い通りの製品が成形できた時にやりがいを感じています。
私の働くブローラボのみなさんは、優しい方ばかりで、職場の雰囲気はとても良いと感じています。今私が行っている業務は、これまで未経験のものがほとんどでしたが、先輩方に一から教わったお陰で徐々に機械などを扱えるようになりました。
今は「他人のやらないことをやる」を実践するために、基礎作りを行っている時期と考えています。そのため、目の前の仕事を精一杯やり遂げることに注力しています。早く基礎を身につけて、研磨機等のマシニングセンター以外の機械も取り扱うことが出来るようになると、仕事の幅も広がると思うので、これからも機械操作方法を勉強してスキルアップを目指して行きたいと思います。
取材担当者より
新しい形については経験を基に最適な条件設定が必要となり、特に複雑な形を成形するほど難易度が高くなると言う。あくまでも機械を操作するのは人である。その人が培った経験と技術から製品は生み出されているのである。
主体的に製品づくりに携われる環境が整っており、その作品が日常生活の中で出会う瞬間は、ものづくり企業で働く醍醐味を実感できるのではないだろうか。
従業員が日常生活で何気なく手に取るプラスティック製品も、自社が作っているものであるという場面に出ぐわすのである。
自分自身の手で生み出した製品が世の中に出回る実感を持てることが、何よりのやりがいであると言える。
工場の入り口に日常生活でも目にする製品が数多く並んでいて、身近な製品が多種多様にわたって作り出されているのがわかる。
確かな技術によって生み出された魅力的な製品の数々は、消費者のみならず、製造に携わるすべての人々にものづくりの喜びを伝えてくれるのではないだろうか。デザインによって生み出される新しい製品との出会いは、仕事のやりがいとなって心に留まるのであろう。