会社情報
大麦製品を豊橋から全国へ
豊橋糧食工業は、豊橋市入船町にある、大麦の精麦、卸、加工品販売を手掛ける企業です。
大麦畑から収穫された大麦は、異物を除去する原料精選に始まり、外皮を磨いて取り除く搗精(とうせい)工程、大麦独特の黒いスジ(黒条線)にそって2つに切断する工程や平たい形に加工する圧ぺんなど、用途に合った加工がそれぞれ行われます。
70年以上に渡って培った高い精麦技術によって、自社製品やOEM製品など、様々な種類の大麦加工品を全国にお届けしています。
発芽押麦の麦ごはん
高度な精麦技術
大麦加工技術と大麦の知識に精通していることが当社の強みです。
たとえば、通常の大麦に比較して加工が難しい発芽大麦について、製造特許を取得して製品化に成功するなど、独自性を生み出す努力を重ねて今に至ります。
また、経済産業省の新連携事業認定や農商工等連携事業認定を受けるなど、新製品開発の意欲と取り組みは高い評価を頂いております。
GABA(γ-アミノ酪酸)を多く含む「発芽押麦」、通常の3倍の時間をかけ、真っ白になるまで磨きをかけた「むぎ姫」、そのまま食べられる大麦「Orge大麦シリアル」シリーズなど、個性の際立つ大麦製品を開発し続けています。
精麦工場と直列に並んだ精麦機
大麦をより身近な食材に
日本人の食生活が多様化する中で、大麦が豊富に含む食物繊維やその働きが着目されるようになり、大麦の製品が見直されるようになりました。その栄養価にも着目し、美容と健康に貢献するシリアル製品や、もち麦入りうどんなど、もっと身近に、手軽に大麦を食生活に取り入れることのできる商品を、この世に生み出していきたいと考えています。
会社概要
会社名 | 豊橋糧食 工業株式会社 |
---|---|
会社住所 | 愛知県豊橋市入船町33番地 |
電話番号 | 0532-45-2155 |
Webサイト | http://www.t-ryoshoku.co.jp/ |
設立年月 | 1946/3 |
従業員数 | 20名 |
事業内容 | 大麦の精麦加工 大麦製品の開発及び販売 飼料用大麦の加工及び販売 |
代表者 | 伴野 乙彦 |
働くひとの声
伴野 公彦 さん
専務取締役(2007年入社)
私は自動車メーカーの勤務を経て、当社に入社しました。
大麦という穀物を知れば知るほど、そのすばらしさに驚き、もっと多くの方に知っていただこうと日夜取り組んでいます。
最近は、大麦シリアルバーやもち麦うどんなど、協力会社と力を合わせながらオリジナル製品の開発・販売にも力を入れております。
現在意識していることは、「大麦のブランド価値」です。
戦後の米不足による代替品というイメージが長く残っていたものの、現在では本物志向のスーパーでも取扱って頂いたり、豊橋産のもち麦粉を麺に練りこんだラーメン店が、日本国内ではラーメン店として4軒目、東京以外では初となるミシュラン一つ星を獲得するなど、大麦の評価が高まっています。
「身体に良い食材」として評価されるだけでなく、大麦が組み合わさることで新たな付加価値を提供し、いつもの食事に大麦がプラスされる場面をより多くの方に広めて行きたいです。
大麦という穀物を知れば知るほど、そのすばらしさに驚き、もっと多くの方に知っていただこうと日夜取り組んでいます。
最近は、大麦シリアルバーやもち麦うどんなど、協力会社と力を合わせながらオリジナル製品の開発・販売にも力を入れております。
現在意識していることは、「大麦のブランド価値」です。
戦後の米不足による代替品というイメージが長く残っていたものの、現在では本物志向のスーパーでも取扱って頂いたり、豊橋産のもち麦粉を麺に練りこんだラーメン店が、日本国内ではラーメン店として4軒目、東京以外では初となるミシュラン一つ星を獲得するなど、大麦の評価が高まっています。
「身体に良い食材」として評価されるだけでなく、大麦が組み合わさることで新たな付加価値を提供し、いつもの食事に大麦がプラスされる場面をより多くの方に広めて行きたいです。
大武 早苗 さん
(2010年入社)
私は総務として受注業務全般に携わっています。
電話の受注応対や、ネット販売の注文受付、出荷手配、お客さまとのメールのやりとりが主な業務です。
ECサイトでの販売イベントの時期は注文が立て込みますが、多くの方々が当社の製品に興味を持っていてくれてるのだと感じる瞬間です。
自社で手掛ける製品を自ら届け、お客さまからの声を聞ける立ち位置なので、販売後に良いレビューをいただけた時にやりがいを感じています。
当社は海外販売にも力を入れている所なので、世界に大麦商品を広めるお手伝いができたらいいなと思っています。
電話の受注応対や、ネット販売の注文受付、出荷手配、お客さまとのメールのやりとりが主な業務です。
ECサイトでの販売イベントの時期は注文が立て込みますが、多くの方々が当社の製品に興味を持っていてくれてるのだと感じる瞬間です。
自社で手掛ける製品を自ら届け、お客さまからの声を聞ける立ち位置なので、販売後に良いレビューをいただけた時にやりがいを感じています。
当社は海外販売にも力を入れている所なので、世界に大麦商品を広めるお手伝いができたらいいなと思っています。
取材担当者より
取材して感じたこと
伝統とチャレンジを感じる企業
戦後の米不足の中で、食生活の支えとなった大麦は時代の発展とともに「米の代用食」としての役割は徐々に低下し、飼料用の大麦需要も年々減少してきた。精麦工場の数は9割近く減少し、今では全国で10か所ほどであると伺った。市場の環境が移り変わる中でも、数少ない精麦工場として「精麦技術」を磨きつづけ、高度な技術の取得に努めたことが製品特許や製品となって表れていることが印象に残った。
取材して感じたこと
美容と健康のお供
充実した食物繊維、発芽押麦に含まれるGABA(γ-アミノ酪酸)など、大麦のもつ栄養素に最近は注目があつまり、美容と健康を助ける商品開発に取り組んでいる。
また、独自の商品開発に取り組むだけでなく、ネットを活用した販路拡大や、香港を中心としてアジア諸国、アメリカといった海外への市場の開拓も手掛けるなど、大麦需要の拡大に向けて積極的に活動している様子が伺えた。
国産の良質な大麦が美容と健康を助ける食材としてこれからも様々な形で広まる可能性を感じられた。
また、独自の商品開発に取り組むだけでなく、ネットを活用した販路拡大や、香港を中心としてアジア諸国、アメリカといった海外への市場の開拓も手掛けるなど、大麦需要の拡大に向けて積極的に活動している様子が伺えた。
国産の良質な大麦が美容と健康を助ける食材としてこれからも様々な形で広まる可能性を感じられた。