会社情報
種麹の伝統を、未来へ
創業600年、麹一筋
600年の歴史と伝統を誇る種麹メーカー「糀屋三左衛門」は、昭和40年に京都本家から分離独立し、豊橋で誕生しました。その後本家より営業権の譲渡を受け、さらに平成4年には研究開発型企業である株式会社ビオックを設立しました。
現在は、「ビオック」にて種麹メーカーとしての製造、研究、営業を担い、「糀屋三左衛門」はあま酒等の一般向け商品の販売を行う会社として役割を分担しています。
業界をリードし、発展させる
味噌、醤油、清酒、焼酎、みりんなど、醸造食品と呼ばれる食品の製造には必ず「麹」が使用されます。この麹を造るときに“たね”として蒸した原料(主に米)に加えるのが「種麹」です。
種麹は用途別はもちろん、めざしている商品、外気温や使用原料の品質の違いなどを考慮し、オリジナルで調製した種麹も多数扱い、全国の醸造メーカーにお取り引きいただいています。
また、種麹のシェア40%を占める業界有数の会社として、麹菌をはじめとする微生物の可能性を開拓していくため、様々な分野の研究開発にも力を入れています。
日本の食文化と健康に貢献する
これまで、600年という長き伝統をもとに代々研究を積み、高品質の種麹を安定供給して参りました。近年では、あま酒や塩麹などの一般向け商品・販売も行っています。おいしく、安全で、確かな商品をお届けし、これからも種麹を通じて日本食文化の発展と人々の健康に貢献して参ります。
会社概要
会社名 | 株式会社 ビオック |
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会社住所 | 愛知県豊橋市牟呂町内田111-1 |
電話番号 | 0532-31-0311 |
Webサイト | http://www.bioc.co.jp/ |
設立年月 | 【ビオック】設立:1992/4 【糀屋三左衛門】設立:1965/4(創業 室町時代) |
従業員数 | 24名 |
事業内容 | 【ビオック】 ・種麹、酵母、乳酸菌の製造、販売 ・健康食品の製造販売 ・その他微生物を利用した製品の製造、販売 【糀屋三左衛門】 ・種麹・麹、あま酒、各種発酵食品、醸造関係資材当の販売 |
代表者 | 村井裕一郎 |
働くひとの声
山口 昌宏 さん
テクノサービス(営業)係長
営業職として全国の醸造メーカーさまへ企画提案を行っています。
月の半分ほどは出張で各地のお客さまを訪問し、ご要望をお聞きしたり、新しい商品のご提案を行っています。「味をこうしたい」「香りをこうしたい」などのご相談を頂戴した際は、ただの仕入れ業者としてではなく、共に商品を創るパートナーとして、新しい種麹などをご提案させていただいています。その結果、「美味しくなった」と味の違いが出たときは、とてもやりがいを感じます。
月の半分ほどは出張で各地のお客さまを訪問し、ご要望をお聞きしたり、新しい商品のご提案を行っています。「味をこうしたい」「香りをこうしたい」などのご相談を頂戴した際は、ただの仕入れ業者としてではなく、共に商品を創るパートナーとして、新しい種麹などをご提案させていただいています。その結果、「美味しくなった」と味の違いが出たときは、とてもやりがいを感じます。
竹浦 澪 さん
研究職
研究職として、品質管理・商品開発・基礎研究の3分野を担当しています。
商品開発の仕事では、一般消費者向け商品のリニューアルに取り組んでいます。お子さまからお年を召した方まで、みんなが安心して食べることのできる麹商品にするため、日々奮闘しています。
弊社は社長含めて24名の中小企業ですが、だからこそ社員全員の顔と名前が一致し、人柄まで分かるようなアットホームな雰囲気で仕事ができています。
商品開発の仕事では、一般消費者向け商品のリニューアルに取り組んでいます。お子さまからお年を召した方まで、みんなが安心して食べることのできる麹商品にするため、日々奮闘しています。
弊社は社長含めて24名の中小企業ですが、だからこそ社員全員の顔と名前が一致し、人柄まで分かるようなアットホームな雰囲気で仕事ができています。
取材担当者より
取材して感じたこと
『コトづくり』企業
糀屋三左衛門が取り扱う一般消費者向けの商品は、麹やあま酒など、女性向けの商品である。味の良さや品質などはもちろんだが、パッケージやHPのデザイン、案内などすべてに、女性が購入したくなるような上質な体験や伝統・ブランドストーリーが描かれており、『コトづくり』企業として新しい価値を生み出す企業であることが伝わってきた。